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書評

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記事一覧

【書評】橋本徹 - 異端のすすめ 強みを武器にする生き方 (SB新書) -

おすすめ度:★★★★☆ 橋本徹氏の新刊。自身の半生を振り返りながらの人生指南書といった感…

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4年前
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【書評】ユニクロ帝国の光と影 - 横田増生著 -

出版当時、UNIQLO側から提訴されたことでも有名な書籍。 当時は日本企業の労働環境への風当た…

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4年前
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最近読んだ本メモ

全く更新していなかったので、ここ数週間で読んだ本をまとめて。ほとんど備忘録メモ。 勤め先…

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4年前
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【書評】黒文字棗 - シケイサツ -

おすすめ度:★☆☆☆☆ いじめを題材にした作品。様々な登場人物が登場し、一人称が切り替わ…

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5年前
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【書評】宇多丸, 高橋 芳朗, DJ YANATAKE, 渡辺志保 - ライムスター宇多丸の「ラップ…

おすすめ度:★★★★☆ 読んでほしい層:ヒップホップファン NHKで 10時間に渡り放送された…

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5年前
5

【書評】檀 廬影 - 僕という容れ物(立東舎) -

おすすめ度:★★★★☆ 読んでほしい層:10代後半~20代前半 Simi Labのメンバーとして活動…

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5年前
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【書評】Logic - Supermarket - 2/2(感想)*ネタバレ注意

おすすめ度:★★★★★ 読んでほしい層:全てのヒップホップ・Logicファンの皆様 小説の解釈はもちろん受け手に委ねられるモノだと思うので、Logicが何を考えてこの小説を書いたのかを自分の感想を考えて書いてみました。 ラッパーが書いた小説として、史上初ニューヨークタイムズで1位を取るという快挙を成し遂げた本作。ミステリー仕立ててハラハラドキドキしながらも、どこかLogic本人の私小説のようなニュアンスも入っていて。ちょっと切なくなったり、共感しながら読めると思います。ラ

【書評】Logic - Super Market - 1/2(あらすじ)*ネタバ…

ラッパーのLogicが本名のBobby Hall名義でリリースしたデビュー作についてのただの感想文です…

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5年前
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【書評】田中修治著- 破天荒フェニックス(News Picks) -

今年の1月、KindleUnlimitedでNewsPicksフェア開催されており、その中の一冊に入っていたため…

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5年前
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【書評】落合陽一 - 日本再興戦略(News Picks Book) -

おすすめ度:★★★☆☆ 読んでほしい層:10代 本書の主命題として、氏は日本が今後国際社会…

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5年前
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【書評】中野信子著『サイコパス』

おすすめ度:★★★☆☆ 読んでほしい層:20代 サイコパスとは何かを徹底的に論じた本。サイ…

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5年前
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【思い出作文】般若『何者でもない』を読んで pt.2

そんな僕もずっと般若のことがずっと好きだったわけじゃない。むしろ嫌いな時期も結構あったよ…

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5年前
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【思い出作文】般若『何者でもない』を読んで pt.1

 僕が般若に出会ったのは、ZEEBRAのTokyo's Finestにボーナストラックとして収録されていたGo…

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5年前
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【書評】そしてドイツは理想を見失った(角川新書)川口マーン恵美著

おすすめ度:★★★☆☆ 読んでほしい層:20台半ば~30代 *自分が31歳なので、Maxで30台としています。 戦後ドイツ史について。主に政策を中心に過去から現在までを紐解いていく。戦後ドイツ人がなぜ理想を追い求め、そしてそれを辞してしまったか。メルケル政権に特にフォーカスしながら解き明かしていくと言った内容。 「虐殺の歴史というのは、無視するものといつでも相場が決まっている。ただ、それを告白した国がただ一つある。ドイツだ」 これが本書の根幹となっている。ドイツは過去を