昨日、Twitterを眺めていると、驚きのニュースが・・・！

なんと長きにわたり中目黒のレンタルビデオの覇者として君臨していたTSUTAYAさんが閉店とのこと。（蔦屋書店さんではないですよ）

そのニュースをお届けしてくれたのは目黒区民ニュースさん。

目黒区民ニュースさん、いつも情報早いですよね。すごい。目黒区の方、フォロー推奨です☆

目黒区民ニュースTwitter:@megurokuminnews

このTSUTAYAさんは18年間も営業されていたとのこと。上京してまもなくの頃から相当お世話になりました。

当時このTSUTAYAさんは2フロアで営業されていて相当なラインナップでした。

5枚で1,000円とかだったかな？毎月もしくは毎週のようにCDを借りてはMacに取り込み、邦楽・洋楽にかかわらず、豊富なラインナップで楽しませていただきました。結構ダンスミュージックも豊富で、当時趣味だったDJのネタ探しに、視聴カウンターで多くの時間を過ごしました。

余談ですが、本屋での立ち読みや、レンタルの視聴などの長く居たい時に限って、トイレに行きたくなるのは何故なんでしょう？「人は選択を迫られた時に便意をもよおす生き物だ」的な論文どこかに転がってないですかね。

月額1,000円の旧作借り放題のプランにも入っていました。もちろんプライムビデオやNetflixもありますが、日本の昔のテレビドラマを一気に見たい時、とにかく重宝しました。

一番借りた中で覚えているドラマは『すてきな片想い』。

中山美穂と柳葉敏郎の演じる月9ドラマです。みぽりんとぎばちゃんのキュンキュンするやつです。ちなみに私はなちゃんは中山美穂の大ファンでした。

こういう系の古いドラマが見たくなった時、昔の朝ドラを一気見したくなった時、あらゆるネットの定額サービスより秀でていたのがTSUTAYAさんでした。本当になくなってしまうの悲しい。

そして、さらにお世話になったのが漫画ですね。

漫画ってめちゃくちゃ集めたくなるけど、スペースに限界を感じ泣く泣く大量にブックオフに手放すということを何回も繰り返してきた人生でした。

あのコミックのサイズも秀逸ですよね、スマホで見るよりも圧倒的に好きです。色や質感含めてなんか馴染む感覚が好きなんです。

ということでスペースを取らず、本で楽しめ、ネットカフェなどのアウェーな雰囲気ではなく自宅で読めるTSUTAYAさんのコミックレンタルは最強のコンテンツでした。

その後、TSUTAYAさんはデジタル機器の販売などを経て薬局に１階を提供、現在に到るという感じです。最近ではゲームなども売っていました。ゲーマーにはありがたかったですけど、最近ダウンロード派だったのが悔やまれます。

デジタル化の波、サブスク音楽・動画サービスの圧倒的な力でしょうか。寂しいですね。あのあたりで住んでいて、飲み屋街を「TSUTAYA裏」とか「サンクス裏」と言っていたのですが、そのどちらもがなくなってしまうという寂しさがあります。

ちなみにこのエリア、今では「GT裏」と呼ぶことにしています。
関連記事：中目黒の名前のないエリアの名前を決めます！

最終のレンタル利用・販売は2020年11月15日(日)。記念になんか借りてみようかなと思います。やっぱり日本の昔のテレビドラマかなー。

これからも中目黒の街は時代に合わせて様々な形に変わっていき、お店ができ、閉店しを繰り返していくことでしょう。寂しいですけど、仕方ないことですね。

そんな「変わりゆく中目黒で、変わらない中目黒の価値をつくっていきたい」というのが中目黒土産店の思いです。

本当にTSUTAYAさん、いままでありがとうございました。

それではまた。

中目黒土産店／はなちゃん

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