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1年で賃貸50件を内見! 中目エリアの部屋探訪 ~最終回は賃貸サイトの見方

賃貸サイト、多すぎて迷いませんか?

 とにかく物件数を多く掲載している大手サイトから、会員制で地元密着型、またはVRでお部屋内見できるサイトなど、コロナ禍を経て「賃貸サイト」の進化度合いは凄い! その分、お部屋選びを始める際に「どのサイトを見たらいい?」と、迷われたら、一旦こちらを最後まで読んでください。

 私も、1年かけてお部屋探しを続ける中でいろいろなサイトを見倒しました。釣り物件多めサイトの見分け方も、徐々にわかるようなりました(なんと多いことか!)。そのなかで、「内見をお願いするサイト=地元不動産」と「物件を検索しまくるサイト」の使い分けも、分かってきました。

 今回は「賃貸サイトを便利に使い倒す方法」を、独断と偏見からお伝えしようと思います。

1社に絞るより数社を使い分け

 地方から上京するなど、引っ越し先が遠距離でない場合。
 
 とにかく、時間があれば物件を探しをしたい時の「1:物件閲覧用サイト」と、実際に内見の予定を立てる「2:ガチの部屋探しパートナーサイト」は使い分けることを、オススメします。

 「1」のサイト選びで重視したいポイントは4つです。あくまでも、ここでは「1:物件閲覧用サイト」に関しての尊重次項です。

  1. サイトの使いやすさ

  2. 物件数の豊富さ

  3. 情報反映の早さ

  4. 釣り物件の有無

 検索条件の入力や操作性など、検索のしやすさを改善していないサイトは論外です。また、物件数が乏しいのに「地元密着」や「厳選物件はこちら」という煽り文言で巧みに誘導してくるサイトもNG。進化した賃貸サイト情報には、全国版も地方版も、掲載物件にそこまで差異は無いようなきがします。

サイトの更新頻度も参考に

 賃貸物件がすごく動く時期(超繁忙期の12月~4月)なのに、「埋まった」という情報反映が遅いサイトは、避けたいですね。そのサイトを運営する不動産屋さんが決して悪いわけではないですが、下見したくて電話したのに「埋まってました」のガッカリ度は、疲労感倍です。サイトの更新頻度は結構重要です。

 ただ、問い合わせ件数を稼ぎたいために、埋まってるけど人気がある部屋を掲載したままにするサイトも意外と多く見受けました。

「釣り物件」を多く載せる不動産の見分け方

 こちらは肌感なのですが、驚くほど徐々に分かってきます。笑 「え? こんないい条件でまだ空いてるの? 他のサイトにはなかったけど」と感じたら、それは“釣り”の可能性やや高めです。

 見極め策としては、気に入った物件があったら、同時に3か所ぐらいの大手賃貸サイトで一斉検索をしてみてください。他のサイトでは「募集ゼロ」になっていたら、要注意。WEB検索をフル活用して、本当に募集中かどうかが分かってきます。

 あと。そもそも空いてもない架空物件掲載という場合もあります。過去に募集があって、今はモチロン埋まってる&空く予定もない。それにも拘わらず、引っ越しの閑散期で値崩れしている時期の家賃で、釣り物件として募集掲載をし続けるというあざとさ・・・。

 巧みですよね。でも。ままま。悪質ですけど、みんな仕事ですからね。お部屋を探している人から、問合せをもらってナンボの商売です。借りる側がしっかりと情報を収集して、冷静に判断していきましょう。

部屋探しで「Google MAP」をフル活用

 最後に。個人的な、極小なアドバイスですが。気に入ったお部屋があって。でも地方から都内へ引っ越すなど、気軽に内見できる距離ではないときの部屋探しは、Google mapを使い倒す! です。住居の環境を知るには、抜群のツールです。

 めちゃくちゃ好条件の部屋が空いてて、Google mapで観てみたら、裏が墓地だった。もしくは、最寄り駅から辿っていくと坂道がとんでもなかった。こんな大通り沿いだと、粉塵がすごいじゃん! みたいなこと、すぐ分かるので便利でした。

 個人的には墓地だからどーの、こーのとは思いません。ちゃんと供養されてて、檀家さんも多くて「あぁ、ちゃんとお掃除や供養してもらえているんだな」と思えたら、化けて出やしません。笑 ただ。真裏に墓地あることを明記せずに募集するような不動産屋は避けたいですよね。誠意が無い。

マンションノートをご存知ですか?

 あとは、最後の「+1」でオススメサイトとしては、実際に住んだ方が「口コミ投稿」するサイトです。マンションノートというもので、ココの口コミは真偽はどうあれ「読みがいアリ」です。壁の薄さ、ゴミ出し場の清潔度、買い物のしやすさなど、損得無しで書き込んだ『元住人の率直な意見』が読めます。

 線路が近いお部屋の騒音度合いや、共有の「ゴミ捨て場」の清潔度、また近隣の住環境のイメージなど、リアルな口コミが書かれているからこそ、実際に自分が住んでみた時のメリットとデメリットを想像できますよ。

 以上が、賃貸サイトの使い方に関するオススメでした。皆さんが「あぁ、ナカメに引越して良かった♪」と思えるお部屋に出会えることを、めちゃくちゃ祈っております!

中目黒土産店/Koi


 

 


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