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コーヒー豆の焙煎度


コーヒー豆の生豆を火力で煎ることを焙煎といいます。

火力の煎れ具合によって香りや風味がかわってきます。

時々コーヒーのパッケージに記載されているのを

みたことがありませんか?


神戸クラフトコーヒー焙煎所NAKAMURACoffee

のパッケージには記載されているものあります。



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画像左下。「CITY」と書いてあります。

シティーとは焙煎度を表す言葉です。シティーローストと言いいます。

深煎りの中でも一番浅い焙煎度合いを表しています。


この焙煎度合いによって煎り上がる豆の特徴を

これから説明していきたいと思います。


浅煎り


ライトロースト (Light Roast)


一番浅煎りです。明るい小麦色です。

珈琲の香りは弱く、青臭い香りがします。

コクは薄く、酸味が特徴です。



シナモンロースト(Cinnamon Roast)


ライトローストより少し深めの煎り具合。

豆は明るいシナモン色をしています。

香りとコクはライトローストよりも強くなります。


神戸クラフトコーヒー焙煎所NAKAMURACoffeeの

キューバTLはシナモンローストに煎っています。


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中煎り


ミディアムロースト(Medium Roast)


豆の色は茶褐色。香りとコクは軽い。


神戸クラフトコーヒー焙煎所NAKAMURACoffeeの

ブラジルはミディアムローストです。


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ハイロースト(High Roast)


豆は栗色からこげ茶の中間色。

香りとコクはメディアムローストより強くなります。



深煎り


シティーロースト(City Roast)


豆はこげ茶色をしています。

cityはNew York Cityからきています。

一般的な焙煎度合いです。酸味よりもコクや苦味が強いのが特徴。

日本人好みの焙煎度。


神戸クラフトコーヒー焙煎所NAKAMURACoffeeの

キリマンジャロはシティーローストです。


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フルシティーロースト(Full City Roast)


豆の色は黒に近い茶色です。

酸味は弱く苦味、コクが強くなってきます。

アイスコーヒーとして使われことが多いようです。



フレンチロースト(French Roast)


豆の色はフルシティーローストよりさらに黒くなります。

表面にコーヒーの油がにじみ出てきます。

ほとんど酸味もなく強い苦味とコクを感じるのが

特徴です。



イタリアンロースト(Italian Roast)


豆の色は真っ黒。焦げた香りがします。

コクの深い苦味のあるのが特徴です。


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風味については産地ごとに違った風味がでてきます。

またお店ごとに若干焙煎度が違います。

ご参考までに。

以上焙煎度合いについての説明でした。