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【アルバム】スリランカ🇱🇰

スリランカは、スリランカ民主社会主義共和国(Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)は、インドの南(インド洋)に浮かぶ、まるで雫のような形をしている島国である。

スリランカはヒンドゥー教や仏教の影響を受けていると言われているが、現代では仏教徒が(70.1%)を占め、スリランカ憲法にも地位がその地位が明記されている。よって、立派な仏教国であるといえる。

日本では、スリランカのことを知る人は少ないのではないだろうか。

この国にはいろいろな文化が存在しており、例えばイスラムの伝承ではエデンの園を追放されたアダムとイヴがこの島を訪れたとされているらしい。

実際には仏教色が非常に強い国であるものの、日本では「スリランカ=仏教国」言えばはじめて聞く人もいるしれない。まぁ、いろいろな特色ある国だが、実は、特に仏教においては重要な役割を果たしているのがスリランカという国である。

スリランカでは7歳を過ぎれば誰でも出家ができるが、多くの者は10歳前後に出家し、シュラーマネーラ=見習いの僧侶(日本でいう沙弥とはこのこと)として戒律を受ける。

ちなみに、日本では「僧」と呼ばれるものは、言語学的には「サンガ」といって、修行者の集団や教団を意味する。つまり、自分の家を捨て、俗世での生活を捨ててサンガに入ることを出家という。

ここでの修行体系は、南伝仏教とも呼ばれるものであり、パーリ三蔵をはじめとするパーリ語の経典を奉じるテーラヴァーダ仏教(日本では上座部仏教と称する仏教)である。

パーリ経典は、論・経・律といわれる三蔵(Tipiṭaka(ティピタカ))から構成されているが、その他にも素晴らしい経典が現存しており、この国には現在でも高名な修行者や、あるいは素晴らしい瞑想家がいらっしゃる。

アビタンマ:論蔵(Abhidhamma Piṭaka
スッタ:経蔵(Sutta Piṭaka
ヴィナヤ:律蔵(Vinaya Piṭaka

しかし、実は僕の知る限り、30年以上前からテーラヴァーダは崩壊の危機に瀕していると言われていた。知り合い伝いでいろいろ聞いたが、高僧たちも危惧していた。

現在では日本からの金銭的なサポートが多く「仏教の保護」に努めている、という側面もあるが、あえて悪く聞こえるように言っておくが、日本の大乗仏教が逆輸入のような形で入り込んでいる。が、しかし、スリランカはスリランカとしてテーラヴァーダ仏教を守らなければならない。


・・・まぁ、今回は、ここまでの導入とは全く関係なく、アルバム整理のために、スリランカの写真を少しだけ投稿しておく。

自己満足のアルバムみたいなものだ。
ただ、人が写っていた写真は極力省いて投稿した。いずれ機会があればスリランカの役割や、パーリ三蔵や、テーラヴァーダについてお話しできたらと思う。




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