ナカムラコウ

バセドウ病と子どものアレルギーと闘うフリーランスかあさん。娘はバイオリン弾き。 好きな…

ナカムラコウ

バセドウ病と子どものアレルギーと闘うフリーランスかあさん。娘はバイオリン弾き。 好きなものは、ちっちゃいもの。ねこ。ものがたり。おんがく。使用画像は娘画伯の描いたネコが多め。

最近の記事

猫友と読みたい猫絵本(7)『チョコレート屋のねこ』

バレンタインのおかげで、大好きなチョコレートが街に溢れています。 甘い匂いが漂っています。 そういうわけで、スー・ステイントン文 アン・モーティマー絵 中川千尋訳 『チョコレート屋のねこ』(ほるぷ出版) この絵本を読むと、不思議なことに、チョコレートの甘い匂いがしてくるんです。 めったにお客さまの来ない、チョコレート屋さん。 さて、チョコレート屋さんのねこは、売れないチョコレート屋さんをどうやって助けるのでしょうか。 チョコレートをかじりながら、一緒に読みませんか?

    • 美味しい絵本1『うどんのうーやん』

      お腹が空いたので、おいしい絵本を投下しておきます。 岡田よしたかさんの『うどんのうーやん』(ブロンズ新社) 表紙を見ると分かる(?)ように、うどんが走っています。 うどんがひたすら走る話です。 最後は、さあ、うどん食べに行こ、となります。 がっつり行きたいあなたには、岡田よしたかさんの『ぼくらはうまいもんフライヤーズ』(ブロンズ新社)をどうぞ。。 こちら、フライたちがひたすら野球する話です。 もう、どっちも大好き。

      • 猫友と読みたい猫絵本(6)『にゃーご』

        ネズミとネコと言えば、「トムとジェリー」。と言えば、年齢はバレます。 宮西達也さん『にゃーご』すずき出版。 宮西さんと言えば、『おまえうまそうだな』(ポプラ社)の衝撃は忘れられません。 今回は『にゃーご』。ネズミとネコが出逢えば、トムジェリのようになるわけですが、宮西さんの絵本では、そうはなりません。 優しい世界、大好きです。こわやさしい。 絵も大好き。こわかわいい。 絵本の世界とは、こうあるべきだといつもひとりで納得してます。

        • 小学生におすすめ 『先生、しゅくだいわすれました』!

          ウチの子どもがおすすめする、子どものための本。 山本悦子 作  佐藤真紀子 絵『先生、しゅくだいわすれました』童心社 宿題、めんどくさくないですか。 親目線で言えば、丸付け。めんどくさくないですか。 しかし、「先生、しゅくだいわすれました」と言おうもんなら、・・・・(汗) ところが、この本では、みんな「しゅくだいわすれました!」と張り切るのです。なぜでしょう・・・、秘密はこの本の中で! どなたか先生、一度、この本を実践していただけませんか?

        猫友と読みたい猫絵本(7)『チョコレート屋のねこ』

          小さな音楽家たちへ贈りたい絵本

          コンクール・シーズン。うちも毎日喧嘩しながら、コンクールに向けて練習を続けている。出る当人が一番大変なのだが、家族も大変だ。 年々、曲のレベルが上がっていく。こんな小さい子がこの曲を弾くのかと、ボーッとなる。You Tube等が普及し、この傾向は加速している。この曲をこの歳で解釈できるのかーー。それでも小さな小さな音楽家たちは、挑み続けている。 今日は、小さな小さな音楽家たちへこの絵本を贈りたい。 スージー・モーゲンスタン文 マリー・ドゥ・サール絵 高田万由子訳 『ド・レ・

          小さな音楽家たちへ贈りたい絵本

          猫友と読みたい猫絵本(5)『ギュスターヴくん』

          今日8月8日は、「世界猫の日」ですが、「タコの日」だそうです。 そういうわけで、ヒグチユウコさんの『ギュスターヴくん』白泉社、を今日は絶対に読むべきです! 衝撃的な表紙に、心を動かされない人はいないです。釘付けです。

          猫友と読みたい猫絵本(5)『ギュスターヴくん』

          大好きな作家さん!安野光雅『はじめてであう すうがくの絵本』

          タイトル通り、安野光雅さんの絵本が大好きです。 絵が物語るというのは、こういう絵なんだなあと、いつもウットリします。 今日は、『はじめてであう すうがくの絵本』福音館書店。 こびとさんたちと、楽しく「すうがく」を学ぶことができます。漢字は使用されていないので、こどもがちゃんと読むことができます。 しかし、大人でも読みごたえのある絵本です。最後に解説も載っています。 ちなみに、私が好きな章は、1巻の「ふしぎなのり」です。

          大好きな作家さん!安野光雅『はじめてであう すうがくの絵本』

          猫友と読みたい猫絵本(4)『こねこがいっぱい にゃん にゃん にゃん!』

          猫絵本はなんでも可愛くて良本が多いですが、この絵本はタイトルそのもの。 文 スーザン・メイヤーズ 絵 デイヴィッド・ウォーカー 訳 福本友美子 『こねこがいっぱい にゃんにゃんにゃん!』岩崎書店 この日本語タイトルを付けた方、最高。 ふわふわの猫の毛並みも最高。

          猫友と読みたい猫絵本(4)『こねこがいっぱい にゃん にゃん にゃん!』

          おばけはスキ?せなけいこさんのおばけ絵本

          昨日は幽霊の日だったんですね。おばけの絵本はスキですか? 私、せなけいこさんのおばけが大好きです。 せなけいこ『ねないこだれだ』福音館書店 この絵本のすごいところは、オチ。これは大人が読んでも、ゾクッときます。 せなけいこ『おばけのてんぷら』ポプラ社 この絵本は、とにかく楽しい!そして美味しい! 今日は、天ぷらにしよ。

          おばけはスキ?せなけいこさんのおばけ絵本

          猫友と読みたい猫絵本(3)『こねこのプーフー』

          『こねこのプーフー』は、読めば子どもや猫たちをぎゅううううと抱きしめたくなる可愛らしさです。 アン&ゲオルグ・ハレンスレーベン作 ふしみみさを訳『こねこのプーフー たからさがし』小学館は、冒険好きな子どもや猫たちにピッタリ。 さて、うちのコは、どんな宝物を見つけたのかな? ちなみに、絵本のタイトルの「プーフー」をよく見ると・・・。

          猫友と読みたい猫絵本(3)『こねこのプーフー』

          夏の絵本『セミくん いよいよ こんやです』

          夏といえば!工藤ノリコさんの『セミくん いよいよ こんやです』教育画劇、です。 工藤ノリコさんの絵本は、とにかく何を読んでも楽しいので、また取り上げると思いますが、夏といえば、このセミくんです。 セミくんのデビュー前夜からデビューする様子を描く、とてもドラマティックなお話。読み応え、あります。

          夏の絵本『セミくん いよいよ こんやです』

          夏野菜が迫力の絵本『トマトさん』

          子どもはピーマンを育てていますが、今日はあえて、 田中清代さく『トマトさん』福音館書店、です。 この絵本を読めば、トマトさんに会いたくなること間違いなし。とにかく、忘れられないトマトさん。 トマトさんの絵力はすごいです。 子どもが小さい頃、読み聞かせると喜んでいたなあ。 ちなみに、他の子どもさんがミニトマトや枝豆など人気食材を行くところ、うちのコはあえてのピーマン。このピーマン、めちゃうまでした!!! 家では、小さなイチゴしか育てたことないですが、子が育てるものはなんでも

          夏野菜が迫力の絵本『トマトさん』

          ボードゲームはスキですか?1「私の世界の見方」

          子どもの成長に合わせて、ボードゲームをやるようになりました。 連休に遊んだのが、「私の世界の見方」。 ザックリ言うと、大喜利のような「お題」が出ますので、「答え」カードを出して、「一番相応しい」答えが選ばれます。 大人の方にも人気のようですね。 まだ子どもの知らない語彙があるので、特別ルールを作って、子どもでも楽しめるように遊んでいます。

          ボードゲームはスキですか?1「私の世界の見方」

          雨も暑さも吹き飛ばす画力絵本『おえかきしりとり』

          新井洋行・鈴木のりたけ・高畠那生・よしながこうたく『おえかきしりとり』講談社、です。 お一人お一人の作家さんの画力が素晴らしいのに、4人が集まるとどうなるのか、ということです。すごいことになっています。 大人が読んでもものすごく面白い、おえかきしりとりです。 ちなみに、トップ画像の娘画伯の描いた絵は、『おえかきしりとり』にも出てくるアレなんですが、何だか分かりますか・・・?

          雨も暑さも吹き飛ばす画力絵本『おえかきしりとり』

          猫友と読みたい猫絵本(2)『こねこのぴっち』

          ハンス・フィッシャー おはなしとえ 石井桃子 やく 『こねこのぴっち』(岩波の子どもの本) 哲学する猫。そして、行動する猫。 子どもはみんなそうなんだと教えてくれる。 なにより、こねこがひたすら可愛い。 子猫目線で読むか? それとも、見守る目線で読むか? 読み比べたい。

          猫友と読みたい猫絵本(2)『こねこのぴっち』

          雨の日に読みたい絵本2『おんなのことあめ』

          スコールみたいな雨と、もう夏だなって日差しがやってきました。 雨の日に読みたい絵本その2です。 ミレナ・ルケショバー ぶん ヤン・クドゥラーチェク え たけだゆうこ やく『おんなのことあめ』ほるぷ出版 です。 おんなのことあめが出会うんですが、その出会いをみたら、もう、ぎゅっと抱きしめたくなります。 子どもって、なんで雨がスキなんでしょうね。

          雨の日に読みたい絵本2『おんなのことあめ』