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ラクと痛みのあいだ2

痛みが突如として現れる。それはどうしてか。これまでなんともなかったのに。昨日も何事もなく生活できていた。健康診断や人間ドックでも問題なかったというのに。どうしてだろう。おかしいじゃないか。

木造建築物の柱が少しずつシロアリにやられて最終的に倒壊に至る。倒壊するまでは見つけない限りは気が付けない。一方で、人の体はどうだろう。壊れてきて、少しずつ調子の変化に気づく。動きにくい、重い、眠れない、、そしてなかなか回復しない。

でもそうなったときはちょっと手遅れだったりする。ではどうすればいいか。どのような指標によりどうやって気づくことができるのか。それは、運動です。もう一度言います。運動すれば不調や衰えに気づくことができます。

たぶんもう分かりましたね。そうです。運動しない生活の中にいると体の性能や限界と無関係になります、、。納屋のバイクはエンジンをかけないと動くかわかりません。自転車も使っていないと動くからわかりません。関節を動かさないとどれくらい動けるのかを計り知れないのです。

「ラジオ体操ってきついよね」とよく耳にします。いえいえ、あれは子供さんでも楽にできますから。簡単な動きに悲鳴をあげているだけ。衰えて耐えられなくなっているのです。運動は強くもなりますが、衰えに気づく、一番簡単なわかりやすい物差しにもなるということです。

だから、まったく運動しないのは大変だと思ってます。

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