見出し画像

「娘たちとの思い出がよみがえる」

夜中、ベビーベッドでグズった息子、23日で1歳になる颯馬(ふうま)と夫婦の間で添い寝した。アタマと足が逆さになって寝て、思いっきり俺の腹に「ドスン!」と足を乗せてきた。

それで思い出した。「娘たちも寝相が悪くて、挟まれて寝ていた俺は、よく足を乗せられたなって。」すると、成人した娘たちとの愛しい思い出時間がよみがえってきた。

Facebookの「思い出」機能が好きだ。
今の関係性って、日々の積み重ねなんだとわかるからだ。娘たちとは幼少期から、今に至るまで、ずっと仲良しだ。
世間の父親が良く言う「中学生になったら娘が口を聞かなくなった」なんてことは経験したことがない。

画像4

2013年10月の「思い出」

パワーランチ!
お弁当箱に中三の娘、未空(みく)から手紙が入っていた・・・

 パパへ
 お仕事おつかれさま!
 さぁさぁLunchの時間ですよー
 ママの手作りお弁当を食べて午後のお仕事もがんばってね!
 あたしも今度作れたらパパにお弁当つくるね
 卵焼きくらいしかつくれないと思うけど、ごめんね。
 高校生になったらパンもつくれるようになってるかもしれないし・・・。
 楽しみだなぁー。パパも楽しみにしててね~。
 それじゃぁ バイバイ
 みくより

娘の言葉にパワー全開!


2011年、「父の日」のプレゼント。
当時、2人でパパをイメージする漢字を書いたという。
中一の長女からは「楽生」、小5の次女からは「夢」だった。

画像3

   「パパへ
   今日は父の日だね。♪
   「楽生」っていう漢字を書いたよ!
   「楽生」っていう読み方はないよ。
   だって、私がかんがえた読み方だからね。
   意味は楽しく生きるっていう意味だよ。
   じゃおやすみ~
   みく

   「今日は父の日だから 私が書いた「夢」をプレゼントするよ。
   パパのイメージが「夢」って感じだったからそうしたんだ。
   これね、ふでで書いたんじゃなくて 
   いらないかみをぐちゃぐちゃにし
   先をちょっと太くして すみをつけて書いたんだよ。
   だから、ちょっときたなくなっちゃったけど・・・。
   それじゃ おやすみなさい」
   なつみ

やっぱり子供は、親を見ている。

もうすぐ22歳になる長女、未空(みく)と20歳の次女、七海(なつみ)。
かつて、小学生だった娘たちとの電話を耳にしたスタッフが、
「隊長、そんな大人に話すみたいに話して娘さんたち、わかるんですか?」

小さな頃から、子ども扱いしないで、ずっと対話してきた。

息子から手紙をもらうというのは、ちょっと想像つかないけど、言葉にして気持ちを伝えていこうと思っている。

画像1


   人っていうのはやっぱり、
   言葉にして伝えないと
   相手には気持ちを理解されないんです。

   だけど、言葉にするのを省いて、
   うまくコミュニケーションが取れないと、
   「どうして分かってくれないのか」と腹が立ったり、
   「きっと相手は自分をこう思ってるのだ」と勝手に先回りをして、
   怒ったりして、結局、雪だるま式に
   関係は悪くなっていくんです。
   「SOSの猿」伊坂幸太郎


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?