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練習ってなんでしょう?

練習というのは毎日しなければいけないものですが、具体的には何をもって練習というでしょうか?

音を出していたら練習でしょうか?
曲を弾いていたら練習でしょうか?
音階を弾いてたら練習でしょうか?

仮に「自分が思うように弾ける」ようにするのが練習だとすると、まず、自分の左手そして右手、音程、ヴィヴラート、なにより緊張感も...あれもこれも本番の環境以外全部をコントロールできるように管理する時間、だと思います。

できないテクニックがあるときも、理解できていない、イメージがない、慣れていない、それまでの弾き方の修正が必要、などいろんな原因があるでしょう。

これが自分でピンとこないからこそレッスンをうけるんですが、まったくなにもしないでいるとレッスンもツルツルのものに水をかけるのと同じです。

間違ってもいいから色々自分なりに考えてスポンジのように穴だらけになっていてはじめてレッスンの内容が吸収できます。

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どう弾きたいかイメージがない、まだ考えてない、という人はその手前にもうすこしやることがあると思います。
 
他の人と演奏する機会がある時に「一緒に弾きたい!」と思ってもらえる演奏が一番魅力的です。
間違っても共演者を振り回してはいけません。

共演者が「一緒に弾きたい」と主体的に関わってくれることと、共演者が「弾きにくいなぁ、わがままだなぁ」と受動的に関わってくれることはもう、全然違います。

どのパートが欠けても成り立たないのがその曲です。無伴奏ですら、自分の中に何人かいるんですから。

どう弾くか、自分が何者か?というのが練習の時に一番難しいことかもしれません。
どう弾くべきかは楽譜に書いてありますが、それだけじゃないですよね。
どう読むか、という問題があります。

いま、多くの生徒さんがその精度をあげる必要を感じていると思います。

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“Durch Flei? undAusdauer wirst du es immer h?her bringen.”
「勤勉と根気があれば、きっと上達する」 Robert Schuman

Link→https://cafetalk.com/tutors/profile/?id=19411&lang=ja


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