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ヴィヴラートの原理と導入

バイオリンを弾く人の憧れ、ヴィヴラート。
実際にはヴィヴラートをかけなくても名演奏にはなり得ますが、人の歌声や、会場に合う響きを作り出すためには必要なものでしょう。

今回は、そのヴィヴラートの原理と導入方法をご紹介したいと思います。
ブログが流行り始めた頃、100の質問というリレーのようなものがあり、「ヴァイオリニストに100の質問」も存在しました。
その中でこんな質問が…「ヴィヴラートは手首からかける?腕からかける?」

正解はどちらでもなく、心からかけるものだと思いますが(苦笑)、そういう禅問答ではなく書いていきたいと思います。

まず、ヴィヴラートはもともと細かいトリルだったと言われています。
トリルは二つの音程を行き来することでアクセントのように、その音を強調します。
つまり、ヴィヴラートももともと二つの音程を行き来する方法で「音を強調する手段の一つ」でした。

これが一変したのは多くの人がご存知の通りクライスラーの登場です。短い音もトリルの時もチャーミングなヴィヴラートをかけている演奏がレコードの復刻から聴くことができます。

話を戻して、音程の変化をどうつけるか、を説明しましょう。

<この記事の内容はメモ画像、限定公開の動画付きです。レッスン以外では一切公開していないものです。理由を問わず転載やリンクの共有をお断りします。ご了承の上ご購入お願いいたします。>

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