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こないだ、馴れ馴れしい2人組に声かけられたのさ


※今回の出来事があったお店ですが、お店に迷惑かけるわけにいかないので、店名や場所は伏せます。
お店に対して今のところ特に悪い感情は持っておらず、今後も通いたいなと思ってます。


◆ことの始まり


2022年5月中旬、都内の某外国料理屋で
私ナ力二シはベリーダンスショーと料理を楽しんでいた。

料理はおいしく、店主はウザく(褒め)、ダンサーさんは綺麗だった。
お客さんたちはダンサーさんのご家族や知り合い、同じ教室の生徒さんたちが中心で、
終始、なごやかな雰囲気だった。

ベリーダンスショー終盤ではダンサーさんとお客さんが一緒にワチャワチャと踊るシーンもあり、
私は誰よりも堂々とクネクネナヨナヨと奇妙な踊りを披露した。

ダンサーさんにおひねりも渡したし、店主にも挨拶したし、
さて帰るか…というところで、女性二人組から声をかけられた。

◆怪しい2人組😒


仮にK子(50代前半位)さんとM子(40代前半位)さんとする。


K子さん「すみません、今日はおひとりなんですか?」

私「ええ、まぁ、そうです」

M子さん「刈り上げの髪型かっこいいですねー!」

私「えっ、あ、ありがとうございます…」 
(私は刈り上げが入ったボブヘアにしている)

M子さん「ここにはいつも来るんですか?」

私「えぇ、まあ、そこそこ来てますね・・・」

店主「ナカニシさんはねぇ、常連中の常連だよッ!友達たくさん店に連れてきてくれるんだよ!」

店主、やめろ。話を盛るな。

K子・M子「そーなんですかーー!!キャピキャピ」

K子さん「ベリーダンスやってるんですか?」

私「え…やってないですが…」

K子さん「ウソー!」

M子さん「さっきみんなで踊ってる時、超踊ってたのに!?スゴーイ!!」

K子さん「ねー!超うまかったよねー!!キャピキャピ」

私はここで訝しく思った。

上にも書いたが、他のお客さんの中にはベリーダンススクールの生徒さんと思しき方が数名居た。
なぜわかったかというと、ベリーダンスにおいて髪の毛は重要な小道具になるため、
ベリーダンスをやってる人はだいたい髪を伸ばすのだ。

ダンサーさんやスクールの生徒さんたちはだいたい、ロングヘア、それもワンレンでストレートに近い髪型にしてる方が多い。
私は短めのボブにくるんくるんのパーマ、部分的にツーブロックの刈り上げが入っている。
その時は刈り上げが見える髪型にしていた。
おおよそベリーダンスをやってるとは思えない髪型だ。

それにショー終盤にみんなが踊るところでも、筋肉の動きや姿勢の保ち方以前に、私は左右盲気味で振り付けの左右がめちゃくちゃだったりと明らかに素人丸出しだった。
あと私は正真正銘掛け値なしの肥満体型だ(BMI 32)

あの場にいたら、一目見て私がベリーダンスをやっていないことは分かるだろう。
白々しいまでの褒めは不快ですらあった。
なんなんだコイツらは、ヤバいのでは?と内なる自分が警戒し始めた。

2人組はここから矢継ぎ早に私の年齢や住所を聞き出し始めた。

K子「どこ住んでるんですか〜?」

私「〇〇市のドコソコ駅近くです」

M子「えっ、私〇〇市に住んでるの!最寄り駅も2駅しか離れてない!超近所!!」

私「そーなんですかー(棒)」

K子「歳いくつなの?20代?学生さん?」

私「(さすがにそれはねーよ)今36歳で、今年37歳です…」

髪型が歳相応とは言い難いが、それでもどう見ても20代の見た目じゃねえよ。

M子「えっ!?何年生まれ?!私昭和〇〇年の〇月なんだけど…それじゃ私の方が学年1つ上なんだー!私37歳!!」

どうやらK子が情報を引き出し、M子が親しさを演出する役回りみたいだ。
多分これは相手の年齢や雰囲気に合わせてよりマッチする方が親しみ役になるんだろう。

あと、ここだけの話、M子さんは同い年よりももう少し年上っぽく見えた(個人の感想)

M子さん「ねえ、せっかくだから友達になりませんか?!連絡先教えて!」

私「えぇ…(困惑)」

困惑が顔に出てたと思う。

私「Twitterとかフェイスブックなr…」

K子さん「LINE見せてーー」

キタキタキタキターーーーーッ!!!!

これはアレだ、怪しい商売の勧誘だ!!!

彼らは他人の目が届かない直接の連絡先を求めてくる。
LINEを教えるのは一瞬迷ったが、この後のことが気になったので教えることにした。

私のLINEの名前は訳あってニックネーム調にしてある。
仮に『なかぽん』とする。

M子さん「なかぽんって名前なんなの??」

私「〇〇子といいます。ナ力二シって呼んでくだs…」

M子さん「そうなんだー、なかぽんって呼ぶね!」

K子さん「なかぽんよろしく!」

いきなりあだ名呼びかよ…!
距離なしにもほどがあるだろ

M子さん「そしたら、お茶とか誘うねっ!ここのお店も時々来るんでしょう?また遊びましょうよ!おしゃべりしたい!!」

私「(うわーー!キターーー!!)アッハイ、そうですね、ぜひ誘ってくださいドゥフフ…」

M子さん「なかぽん、どうしてこの店に来るようになったの?」

私「私、イスラム教とかイスラム文化が好きで、中近東や中央アジアの料理が好きなんです」

K子・M子「えっ…そうなの・・・(スン」

いやいやいやいやいやいや・・・・・・
イスラム文化が好き以上にベリーダンス見たりこういうお店に来る理由ないだろ。
べつに私はムスリマじゃないけどこういう反応腹立つわ。

ひきつった笑みを顔に張り付けて、私は店を後にした。

…………

◆これから何が起きる? 


さてこの「2人組が親しげに声をかけてきて、馴れ馴れしいノリで連絡先を聞く」というのは
昨今のマルチ商法やネットワークビジネスの勧誘の手口である可能性が高い。

とんでもない距離なし2人組の可能性もあるが、それはそれでヤバくて面白い(開き直り)

もしこのふたりが勧誘目的で私に声をかけてきたとするなら…

①仲良くなる担当の人(M子さんの可能性大)から、サシのお茶や食事の誘いがある。
そこで夢や現在の不満などを聞き出される。

②その後、飲み会やパーティ、フットサル、バーベキューなどのイベントに誘われる。
そこで、今後のカモになりうるか、選定が行われる。
マルチのグループリーダー的な人と話す機会があるかもしれない。

③めでたくカモ認定されると、「ビジネスをやらないか、いい師匠がいる」と
マルチのグループリーダー的な人を紹介され、グイグイ勧誘される。

④あれこれ理由をつけて、師匠から投資名目で毎月十数万円分の商品を買わされたり
 儲かる根拠のないサービスを商材に、マルチ商法の営業をさせられたり、
 新たなターゲットを探すために声掛け活動をさせられる。

上記のような流れになる可能性が高いはずだ。

こういう勧誘をするところで有名なのは
モ○ーアや、モ○ーア内の販売チームから派生した
【環境】とか【事業家集団】と呼ばれる人たちだろう。

(ネット検索してみると、勧誘された人の体験談やかつてメンバーだった方の体験談がゴロゴロ出てくるよ。)

※2022年10月14日追記※
この2人は環境ではなく、ナチュラリー〇ラスの勧誘者ということが後に判明する。

ちなみにワタクシ、今から6-7年位前に同じように声かけられて②段階まで行ったことがある。
再びの勧誘である。とほほ。


さてさて、このあと私は勧誘のターゲットにされるのか?!
それとも脈なしで何もないままおわるのか?!?!

いちおう、続く…


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