黎明進学会 代表

静岡市の個人塾「黎明進学会」を運営しています。人呼んで「代表」です。数学や英語や国語や…

黎明進学会 代表

静岡市の個人塾「黎明進学会」を運営しています。人呼んで「代表」です。数学や英語や国語や社会を担当しています。専門人よりも教養人を育てたい。

最近の記事

良い思い出と大切な思い出

なぜだか分からないけれど、なぜだか覚えている記憶があり、ある時に思いがけずその記憶によって心が揺さぶられることがある。 「なぜだか覚えている記憶」の理由を考えてみたときに、ポジティブにしろネガティブにしろ、感情が伴っていることに気付く場合もある。 例えば、小学生や中学生の時に、「●●先生がやたら厳しく注意をしてきた」という苦い記憶がある。当時は「大人が言うことだから」と自分を納得させていたが、30歳を超えてみると、それは「実は●●先生の未熟さゆえだったのだろう」と気が付く

    • 【生徒のつぶやき】2023年7月9日

      「真面目な話、3日に1回くらいは、勉強がうまくいかない悔しさで、袖を濡らします。」 〔代表より〕 「勉強がうまくいかない」という状態は人によって状況が異なります。想定していた学習計画がこなせなかったという状況。想定していたよりも試験で点数が取れなかったという状況。勉強しようと思っていたけれど誘惑に負けて思うように取り組めなかったという状況。様々な「うまくいかない」事例が想定されます。 一方で、今あげたような悩みは、身の回りを工夫すれば十分に解決できるものばかりです。 学

      • 【生徒のつぶやき】2022年6月12日

        「先日、『ショーシャンクの空に』を見ました。30年ほど前の映画とは思えない面白さでした。先生のおすすめの映画は何ですか。」 〔代表より〕 私はドラマや映画を見るのが苦手だという話はよくしますが、そんな私でもいくつかおすすめの映画があります。 最初は『ベートーベン』(1992)・『ベートーベン2』(1993)です。迷い犬だったセント・バーナードがひょんなことからアメリカの平凡な家庭に拾われ、家族として受け入れられるまでのエピソードが描かれています。ほのぼのと、でもハラハラも

        • 【生徒のつぶやき】2022年5月25日

          「先生は高校時代の文化祭の思い出はありますか?」 〔代表より〕 静岡高校吹奏楽部は文化祭を1年生のデビュー戦と位置づけていました。したがって楽譜通りの譜面割ではなく、いくつかの曲のメロディー部分を1年生のソロに変えていました。 当時は静岡市民文化会館の大ホールで文化祭をしていました。1年生のソロはステージの前方に出て演奏します。ステージの前方にはソロの演奏をホール中に拡散させるために、マイクが2本、上手側と下手側にありました。 私は平井堅の「瞳を閉じて」の一節を、トロン

        良い思い出と大切な思い出

          【生徒のつぶやき】2022年5月7日

          「自分のマイペースな性格がいやです。周りの人に迷惑をかけてしまっている自覚がありますし、自分でも困ってしまうことがあります。」 〔代表より〕 確かに、特にテストや入試を考えたときに、マイペースであることは弊害が多く感じるかもしれません。マイペースだといつまでも宿題や自分の課題が終わらなかったり、勉強以外の作業に時間がかかったりすることが多いかもしれません。勉強に関しては、例えば計算や漢字などの学習は、時間を計って取り組むと反応も早くなりますし、それとともに正確さが増します。

          【生徒のつぶやき】2022年5月7日

          【生徒のつぶやき】2022年5月4日

          「参考書や問題集は1冊を完璧にするべきですか?何冊か用意して取り組むべきですか?」 〔代表より〕 これは一概にどちらがいいとは言えないと思います。究極的にはなるべくたくさんの参考書・問題集の内容を完璧にする、ということに違いないからです。ただ、高校生が3年間で大学に合格するということを目指すならば、時間にも費用にも限りがあります。この限界を考慮するならば、私が出せる結論は「人による」・「教科による」ということです。 私自身の経験では、国語や社会などの深い理解が必要な科目は

          【生徒のつぶやき】2022年5月4日

          【生徒のつぶやき】2022年5月2日

          「東京大学の入学式の祝辞で、ある人が『ロシアを悪者にするのは簡単だ』と発言されたそうです。真意はどこにあるのでしょうか?」 〔代表より〕 この祝辞を文字でではありますが、私も読みました。極めて東京大学らしい、良い祝辞だったと思います。 ご質問にお答えする前に、大学入試の国語の話題を一つ。現代文では昔から「正常と異常」についての評論がよく出題されます。頻出文集などで読んだことがある人もいることでしょう。多くの人が、「正常という状態があって、そこからはみ出たものが異常だ」と考

          【生徒のつぶやき】2022年5月2日

          【生徒のつぶやき】2022年5月1日

          「YouTubeで最近オススメで『ハリガネムシの脱出』や『ハチの毒針を抜く』などの動画が出てきます。不思議です。先生はどんな動画が出てきますか?」 〔代表より〕 最近の私は化学や地学系の動画が出てきます。私は高校時代は文系にいたため、理科系の教養が薄いのがコンプレックスです。大学時代も文科生向けの理科系の授業は積極的に受講しましたが、まだまだ気になることがたくさんあります。そこで、元素の紹介動画や、地球のしくみなどを解説している動画をよく見ています。 細菌ではプロの研究員

          【生徒のつぶやき】2022年5月1日

          【生徒のつぶやき】2022年4月30日

          「落ち込んだときの改善方法は何かありますか?」 【代表より】 受験生になると悩みは尽きないものです。「あのとき、もっとああしていれば」という後悔に始まり、「自分は何で何もできないんだろう」と極論めいたことまで思ってしまう人もいるかもしれません。悩むな、落ち込むな、とは言いません。悩む、落ち込むというのは、人間、とりわけ若者の特権です。 とは言え、悩んでばかりいては先に進めませんし、何とか歩みを進めなければ人間的に成長もできません。そこで、落ち込んだときの改善法をいくつか紹

          【生徒のつぶやき】2022年4月30日

          【生徒のつぶやき】2022年4月29日

          「ホッチキスを持ち歩く人って、マメですよね。私はのりだけ持ち歩く派ですが、先生はどうですか?」 〔代表より〕 私は中学時代から、ペンケースの中に、のり・はさみ・ホッチキスを入れていました。ホッチキスに関しては、替え芯ときれいに外すためのリムーバーもいれていました。普通ならそんなにたくさん入らないペンケースでも、入れ方を工夫すればたくさん入るので、「ドラえもんのポケットみたい」と言われていました。 その他にも5色の蛍光ペン、5色のボールペン、油性ペン(黒・赤)、クリップ、付

          【生徒のつぶやき】2022年4月29日

          【生徒のつぶやき】2022年4月28日

          「『精神疾患を理由に刑事責任能力を問えない』という規定について、なんか納得できません。どういう意図のある規定なのでしょうか。」 〔代表より〕 最近のことですが、4人の方を殺害した人物が、精神疾患により責任能力を問えないとして、無罪判決が出された裁判がありました。刑法39条による規定を適用した形です。私は法学を専攻したことはありませんが、刑法39条に「心神喪失者の行為は、罰しない。」という規定があることを知っていました。同時に、この規定に疑問を抱く有権者が多数いることも知って

          【生徒のつぶやき】2022年4月28日

          【生徒のつぶやき】2022年4月25日

          「漫才師を始め、お笑い芸人は設定によって役を演じるので、役者のようにも思います。先生は『芸人』と『役者』の違いは何だと思いますか。そして、先生は自分を『芸人』と『役者』のどちらのタイプだと思いますか。」 〔代表より〕 確かにお笑い芸人も設定に入るという意味で、役を演じていますね。私は全お笑い芸人を心から敬愛していますが、中でも漫才ならば「東京ダイナマイト」、コントなら「ラバーガール」が好きです。 東京ダイナマイトは設定によってボケ・ツッコミが変わることもありますが、松田さ

          【生徒のつぶやき】2022年4月25日

          【生徒のつぶやき】2022年4月5日

          本日の生徒からのコメント。 「日向坂46のべみほ(渡辺美穂さん)が卒業するのがショックです。これから日向坂46はどうなってしまうのでしょうか。」 【代表より】 ファンの間にいろいろな感情があるのも分かりますし、急な発表のように思う人も多かったかもしれません。ただ、私は渡邉美穂さんはそろそろ卒業するような気がしていました。それは「日向坂46の渡邉美穂」ではなく、「渡邉美穂」としての仕事と思われる案件に対して、悩みながらも楽しんで仕事をされているように見えることが多くなったから

          【生徒のつぶやき】2022年4月5日

          2021年の向こうに

          2021年、日本中のアラサーを動揺させるような訃報が届いた。9月に新型コロナウイルスによって、スリランカのポディマハッタヤさんが亡くなったのだ。ポディマハッタヤさんは日本で有名なスリランカ人ベスト3にランクインする人物であり、我々アラサーにとっては英雄である。 我々とポディマハッタヤさんとの出会いは小学4年生のときだ。光村図書出版の国語・下の教科書「一本の鉛筆の向こうに」に登場したのだ。この説明文はボクらが使う鉛筆1本が手元に届くまでに、多くの人たちの力添えがあることを紹介

          2021年の向こうに

          本日のお便り(2020年12月4日)

          黎明進学会では毎授業ごとに生徒の皆さんから感想やコメント・小ネタを書いてもらっています。それに対して私からもメッセージを返しています。 本日のお便り。 「先生はアンジャッシュの渡部さんの会見見ましたか?」 「先生はアンジャッシュ渡部さんについてどう思いますか?」 ※「お便り」およびメッセージは、生徒からのコメントを参考にしながら編集しています。

          本日のお便り(2020年12月4日)

          本日のお便り(12月2日)

          黎明進学会では毎授業ごとに生徒の皆さんから感想やコメント・小ネタを書いてもらっています。それに対して私からもメッセージを返しています。 本日のお便り。 「先生は6年に一度しか怒らないって本当ですか?」 ※「お便り」およびメッセージは、生徒からのコメントを参考にしながら編集しています。

          本日のお便り(12月2日)