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週刊中野非公式ニュース

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ツイッターやブログやまとめでお伝えしている東京都中野区政情報のダイジェスト。中野サンプラザなどJR中野駅周辺再開発、平和の森公園など樹木伐採や公園の問題、旧中野刑務所正門の現地保… もっと読む
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記事一覧

週刊中野非公式ニュースお休みのお知らせ

週刊中野非公式ニュースはお休みします。今後必要あれば再開します。 2022/1/17

vol. 103(2021/12/20)中野東図書館の超高層書架は「宝仙寺三重塔メタファ」/中野サンプラザ跡地タワマンは1000戸程度想定/区役所新庁舎契約額が4億円も増額/区長選と区議補選は5/22

▽中野東図書館の超高層書架は「宝仙寺三重塔メタファ」 中野区立中野東図書館(東京都中野区中央、2022年2月開館予定)の吹き抜け超高層書架について、中野区と設計業者との打ち合わせ記録が情報開示された。  中野東図書館の超高層書架は、設計会社の提案では「宝仙寺三重塔のメタファ」で、図書館に入ると最初にどーんと目の前にそびえているという趣向だったが、中野区が書架でトイレを隠すことを要望したため、結局トイレ前の狭い吹き抜けに作られたことがわかった。  詳細下記記事参照。  関連し

vol. 102(2021/12/14)児童館廃止議案否決/中野区議会図書室の蔵書目録開示、区政資料センターの一覧はHPに掲載/中野サンプラザ再開発は都庁超える高さのタワマン/中野東図書館超高層書架の回文に曲をつけてみた

▽児童館廃止議案否決 中野区議会は12月10日、区立児童館4館を廃止する区提出議案を1票差で否決した。立憲民主党と共産党(区議会与党)が賛成、自民党と公明党(野党)が反対、という謎の投票行動の背景には、児童館が当面直営のままか民間委託か、という綱引きがあったようだ。​​詳細下記記事参照。 ▽中野区議会図書室の蔵書目録開示、区政資料センターの一覧はHPに掲載 中野区議会が図書室の蔵書目録を情報公開請求を受け開示した。また中野区は、区役所4階の「区政資料センター」の資料一覧を作

vol. 101(2021/12/6)平和の森公園発泡スチロール訴訟上告/中野東図書館の超高層書架「区で協議」した文書がありません/都ファ荒木が酒井区長擁護に参戦/桃園橋の保存を提案/児童館廃止議案

▽平和の森公園発泡スチロール訴訟上告 中野区民が酒井区長に対し、広域避難場所である中野区立平和の森公園(東京都中野区新井)に埋設された、指定可燃物の発泡スチロールの代金、約1億180万円を区に賠償するよう求めた住民訴訟の控訴審判決が、12月1日、東京高裁で言い渡された。高裁は住民側敗訴の一審を維持し、控訴を棄却した。  住民側は3日、最高裁への上告及び上告受理の申立てをした。​​  一審の東京地裁は4月9日、指定可燃物の埋設設置を禁止する明文規定が東京都震災対策条例にないと

vol. 100(2021/11/22)中野東図書館は階段書架も超高層/本町図書館と東中野図書館でリサイクル図書提供会

▽中野東図書館は階段書架も超高層 3階分の超高層吹き抜け書架で11月7日に公式ツイッターが炎上した中野区立中野東図書館。  11月17日に中野区議会の一部無所属議員が撮影した写真によって、階段周囲の書架も各階ぶち抜きの超高層吹き抜け書架であることがわかった。何を考えてるのか。おまけに階段は災害時の避難路なのに、こっちの超高層書架にも指定可燃物である発泡スチロールのダミー本を置くのだろうか。  下記ブログに追記した。  なお、炎上以来初の中野区教育委員会定例会が11月19日

vol. 99(2021/11/15)中野東図書館の超高層書架に発泡スチロールのダミー本配架方針/旧中野刑務所正門の半円窓はいつできたか/桜の刻印煉瓦

▽中野東図書館の超高層書架に発泡スチロールのダミー本配架方針 中野区立図書館ツイッター「100日後に開館する中野東図書館」が11月7日、超高層書架の写真を投稿して炎上した。炎上を事前に予想して情報公開請求していた文書が開示されたので、問題の書架の経緯とともに10日に下記の記事にした。11日に中野区は紙と発泡スチロール製のダミー本と展示物を配架する方針を公表した。  15日にビジネスジャーナルが詳しい記事を配信した。 ▽旧中野刑務所正門の半円窓はいつできたか 旧中野刑務所正

vol. 98(2021/11/8)中野区文化財保護審議会傍聴訴訟が結審/旧中野刑務所正門で見学会/中野東図書館が謎の超高層書架でツイッター炎上/オンライン図書館利用者アンケート

▽中野区文化財保護審議会傍聴訴訟が結審​​ 東京都中野区が文化財保護審議会の傍聴を不許可にしたのに対し住民が損害賠償を求めた訴訟は、11月4日東京地裁で第5回口頭弁論が開かれ、結審した。判決言い渡しは12/23(木)13:30東京地裁613号法廷。  下記記事に追記した。  中野区文化財保護審議会傍聴訴訟のまとめも作った。  この審議会は旧中野刑務所正門の取り扱いを審議していた。旧中野刑務所正門と文化財保護審議会の記事とまとめは下記参照。 ▽旧中野刑務所正門で見学会​​

vol. 97(2021/11/2)平和の森公園発泡スチロール訴訟控訴審結審/本町、東中野図書館閉館と図書館ツイッター/衆院選/中野区文化財保護審議会傍聴拒否訴訟/生活保護部署問題決着/桃園広場

 諸般の事情で更新が滞ってすみませんでした。 ▽平和の森公園発泡スチロール訴訟控訴審結審​​ 東京都中野区が平和の森公園のスポーツ公園化工事で埋めた大量の発泡スチロールが、広域避難場所の不燃化義務違反として、酒井区長に発泡スチロール代金約1億円を区に弁償するよう求めた住民訴訟の控訴審は、東京高裁で10月18日第1回口頭弁論が開かれ、結審した。判決は12月1日(水)13:15東京高等裁判所809号法廷​​。  裁判のまとめが長くなったので控訴審のまとめを別にした。下記参照。

vol. 96(2021/10/6)すみれ公園赤チャリ置場廃止理由は「自転車の溢れ」/都は桃園橋利用計画なし​​/本町、東中野図書館リサイクル資料提供

▽すみれ公園赤チャリ置場廃止理由は「自転車の溢れ」 中野区は2020年7月の中野区シェアサイクル発足時に公園6カ所にサイクルポート(赤チャリ置場)を設置したが、その後は公園には増やさず、2021年8月すみれ公園サイクルポートを廃止した。廃止の理由は「自転車の溢れ」だったことが情報公開請求でわかった。  区は7月30日の区議会建設委員会で今後公園にサイクルポートを設置しない方針を表明した。9/24会議録公開​​。 ▽都は桃園橋活用計画なし 中野通りにあった桃園橋の親柱などを

vol. 95(2021/9/20)中野区シェアサイクルすみれ公園原状回復/中野区文化財保護審議会傍聴拒否訴訟/文化財保護審議会委員留任/コロナ死者数など公表/区議会質問立憲が最初に

▽中野区シェアサイクルすみれ公園原状回復 中野区シェアサイクルのすみれ公園サイクルポート(赤チャリ置場)が8月に撤去された跡は草ぼうぼうでダスト舗装が剥げていたが、9月中旬に原状回復された。下記記事に追記した。 ▽中野区文化財保護審議会傍聴拒否訴訟 中野区の文化財保護審議会傍聴拒否で住民が損害賠償を求めた裁判の第3回口頭弁論が2021/9/16にあり、区側は手続きに問題はなかったとして請求棄却を求めた。裁判官は原告に反論を指示した。次回第4回口頭弁論は10/7(木)14:3

vol. 94(2021/8/30)すみれ公園赤チャリ置場廃止/パラ観戦中止に変更なし/学校夏休み明け態勢も教委議論なし/生活保護ケースワーク外部委託で要望書

▽すみれ公園赤チャリ置場廃止 東京都中野区は8月25日、中野区シェアサイクルでドコモの赤チャリ置場にしていた区立すみれ公園(中野区中野5-5)のサイクルポートを廃止した。1年あまりにわたって赤チャリが乱雑に置かれたり保育園のお散歩の遊びの邪魔になったり作業車がたびたび路上駐車するなどの迷惑を地元にかけていた。下記記事参照。 ▽パラ観戦中止に変更なし​​ コロナ禍のおり中野区教育委員会は、東京都が五輪の学校連携観戦を7月9日に中止するまでなかなか中止決定しなかったものの、その

vol. 93(2021/8/9)(PR)冊子『桃園橋の歴史』リリース/歴史教科書採択替えせず/区内も入院困難に/死亡事故相次ぎ工事安全管理徹底求める/中野区歴史写真3000箱/パブコメ7件

▽(PR)冊子『桃園橋の歴史』リリース 撤去工事が始まった、桃園川暗渠に架かる中野通りの桃園橋の歴史を小冊子にまとめました。『桃園橋の歴史』猫人研究所雑誌 創刊号(2021年8月)、図版多数66ページ400円。下の通販サイトから送料198円でお届けします。地元の人に読んでほしいので、お客さんが読める場所に置いてくださる中野区内の飲食店などには1冊進呈しています。 ▽歴史教科書採択替えせず 東京都中野区教育委員会は8月6日の定例会で2022年度の教科書を議決した。中学校歴史の

vol. 92(2021/8/4)中野区構造改革から図書館削減数値目標なくなる/区発注工事でまた死亡事故/平和の森公園発泡スチロール訴訟/囲町西地区再開発/広町みらい水遊び場/児相/ナカノさん性別

▽中野区構造改革から図書館削減数値目標なくなる 中野区は7月30日、中野区構造改革実行プログラム(修正案)への意見募集を開始した。8月13日まで。  5月に公表された「案」にあった10-20年後に図書館を3-5館に減らすという数字が「修正案」では削除された。中野区は公的文書に記載したら「決まったことですから」と強行することがままあるから削除されてよかったが、油断させておいて最終決定で図書館削減を復活させかねない気もするので、「案」に意見を送った人は念のため「修正案」にも送った

vol. 91(2021/7/20)旧中野刑務所正門曳家工事の基本計画は建文/中野区文化財保護審議会傍聴拒否訴訟第2回口頭弁論/中野区税金投入の赤チャリが乱雑/じゃぶじゃぶ池ことしは開設/中野区契約関係

▽旧中野刑務所正門曳家工事の基本計画は建文 中野区は4月8日、旧中野刑務所正門基本計画・保存活用計画策定業務委託を随意契約で株式会社建文(中野区中央)に発注した。契約価格2902万円9000円。  2019年に建文が作成した『旧中野刑務所正門学術調査報告書』(下記参照) は、中野区が正門の「曳家(移築)」が技術的に可能とする唯一の根拠である。同じ会社に基本計画を作らせるのはどうなのか。お手盛りではないのか。  中野区文化財保護審議会は5月24日に旧豊多摩監獄表門(=旧中野刑