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vol. 91(2021/7/20)旧中野刑務所正門曳家工事の基本計画は建文/中野区文化財保護審議会傍聴拒否訴訟第2回口頭弁論/中野区税金投入の赤チャリが乱雑/じゃぶじゃぶ池ことしは開設/中野区契約関係

▽旧中野刑務所正門曳家工事の基本計画は建文

 中野区は4月8日、旧中野刑務所正門基本計画・保存活用計画策定業務委託を随意契約で株式会社建文(中野区中央)に発注した。契約価格2902万円9000円。
 2019年に建文が作成した『旧中野刑務所正門学術調査報告書』(下記参照) は、中野区が正門の「曳家(移築)」が技術的に可能とする唯一の根拠である。同じ会社に基本計画を作らせるのはどうなのか。お手盛りではないのか。

 中野区文化財保護審議会は5月24日に旧豊多摩監獄表門(=旧中野刑務所正門)の文化財指定を答申した際、付帯意見として「今後行われる曳家保存に係る基本計画・保存活用計画等の策定に際しては、真正性を重視し、建築史等専門の学識者の意見を採り入れるとともに、基本計画・保存活用計画・基本設計・実施設計・施工に際しては、文化財建造物の専門業者に委ねる必要がある」としている。
 ところがこの時とっくに中野区は基本計画策定を建文に発注したあとだったというわけだ。いつものことながらとんだ茶番である。下記記事の関係箇所参照。

▽中野区文化財保護審議会傍聴拒否訴訟第2回口頭弁論

 7月13日、中野区文化財保護審議会傍聴拒否訴訟第2回口頭弁論が東京地裁で開かれた。前回の裁判官の指示により、原告(中野区民)が訴えの骨子3枚(第1準備書面)を提出した。
 被告の中野区が9/3までに答弁書を提出する。岡田裁判官は中野区に、提出された骨子を踏まえ法令上の問題などを具体的に反論するよう指示した。
 次回第3回口頭弁論は9/16(木)13:30東京地裁第613号法廷。下記ブログに追記した。

 旧中野刑務所と文化財保護審議会の記事やまとめは下記参照。

▽中野区税金投入の赤チャリが乱雑

 中野区が税金で電動アシスト付き自転車を買ってやって、公園など区有地をタダで提供してやっている中野区シェアサイクルのドコモ赤チャリが、相変わらず乱雑に放置されていて、なかのEYEアプリで区に知らせても業者は整理にすらこない。

 すみれ公園はお散歩で園児を遊ばせている近所の保育園からの苦情で、赤チャリを停める場所がネットで仕切られている。下記記事参照。

 しかし仕切りの外に構わず放置されていて無意味なので、中野区は放置自転車として撤去して、一般区民と同様にドコモからも1台5000円徴収すべきだと思う。

▽じゃぶじゃぶ池ことしは開設

 昨年コロナで休止だった中野区のじゃぶじゃぶ池と、平和の森公園と四季の森公園の水遊び施設は今年は開設される。平和の森公園の施設は昨年実施できなかったので初の開業。下記記事の追記参照。

▽中野区契約関係

 オリパラ関連。

 コロナ関連。下記ツイートからのツリー参照。

 パソナ。

 日本電子計算。

 その他。

▽今週の予定

7/21(水)13:30中野区議会情報政策等調査特別委員会
18:00西武新宿線沿線まちづくり整備方針(野方駅周辺地区編)素案意見交換会。野方区民活動センター
19:00中野区男女共同参画・多文化共生推進審議会。中野区役所

7/5-30なかの区報読者アンケート
7/17-31西武新宿線沿線まちづくり整備方針(野方駅周辺地区編)素案意見募集

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