見出し画像

vol. 1(2019/8/12)平和の森公園工事説明会告知されず/哲学堂公園野球場工事で説明会

▽『なかの区報』に平和の森公園工事説明会告知なし

 8月5日付『なかの区報』に、中野区が8月中に開催するとしていた平和の森公園(東京都中野区新井)第2工区工事説明会の告知は掲載されなかった。区は7月初めの中野区議会建設委員会で、8/5付区報での告知と8月開催を予告していた。
 酒井直人区長が「平和の森公園の緑と広場を守る」との昨年6月の区長選での公約を今年7月に撤回し、今年7月までだった工事期間を来年1月まで延長したことを受けた説明会。
 区は第2工区工事説明会を3月にいったん設定したが、中止。その際「地域住民の皆さまへの工事説明会の開催を予定しており、日程につきましては改めてお知らせします」としていた。
 浦野さとみ区議(共産)によると区は「日程調整中のため、確定次第、区報に案内を掲載する」という。​

▽哲学堂公園野球場工事説明会区民参加5人

 哲学堂公園野球場(中野区松が丘)改修工事の3社JV(飛鳥、大澤造園土木、創研ガーデン)がこのほど説明会を開き、工事で高木35本と低木113本を伐採する計画を明らかにした。工事期間は来年2月まで、人工芝の敷設や防球ネットのかさ上げをする。
 12億円の高額工事にもかかわらず、参加者によると一般区民の参加は5人だけで、説明会の周知が不十分だった可能性が指摘されている。
 区は野球場とは別に、哲学堂公園本体の”再整備”計画の再検討を進めている。

▽平和の森公園第2工区工事現況

 元草地広場の300メートル陸上トラックは、走路敷設前に内周にぐるりとU字溝を設置する工事(雨水排水設備工)が進行中。築山跡のコンクリート滑り台は一部、下地のコンクリートを打った状態。バーベキュー場は仮囲いと杭打ちまで。園内灯は配線と土台済み。
 地下下水道処理施設のトップライト(天窓)閉塞は作業が止まっている。
 主に300メートルトラック工事の支障木であった樹木1万2000本の伐採は3月に完了。トラック工事で土地のかさ上げをするための元草地広場への1億円の発泡スチロール埋設もほぼ済み。
 8/10-18盆休み。

(2019/8/10に区民が撮影した中野区の平和の森公園元草地広場)

▽今週の予定

お盆のため特になし。

**********

週刊中野非公式ニュースは月曜朝ごろ更新。
twitter→ https://twitter.com/nakanocitizens
非公式ポータル→ https://nakanocitizens.hatenablog.com/entry/top

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?