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vol. 2(2019/8/13)平和の森公園工事は防災補助金/平和の森公園と体育館に指定管理者

▽平和の森公園工事(発泡スチロール埋設含む)は地震防災補助金

 平和の森公園(東京都中野区新井3丁目)をスポーツ公園化する”再整備”工事への補助金は、地震防災名目の社会資本整備総合交付金だったことが、このほど国土交通省と中野区からの情報公開で分かった。
https://gist.github.com/orangkucing/bea41b4b0141fa586ac4a8190caba434
 この工事では、300メートル陸上トラック工事に必要な土地のかさ上げのため、約1億円分の発泡スチロールを4月から元草地広場に埋めているが、難燃性に疑問があり、中野区は東京消防庁野方消防署から性能を証明する書類の提出を求められている。
https://gist.github.com/orangkucing/635cf31fa5c6fbb92fe0ded0d297c377
https://togetter.com/li/1383008
 つまり中野区は国の地震防災補助金で、広域避難場所(地震で地域が火災に見舞われたとき避難する場所)の平和の森公園に、難燃性に問題のある発泡スチロールを大量に埋めた疑いがある。 https://togetter.com/li/1383008

(中野区の平和の森公園を訪れた消防関係者。画面右と奥に野積みの巨大な発泡スチロール。2019/4/3区民撮影)

▽平和の森公園と体育館の指定管理者募集

 平和の森公園と同公園未開園区域に建設中の中野区立総合体育館(オリパラ卓球公式練習場)を管理する指定管理者の募集を、中野区は8月8日区のウェブサイトに掲載した。来年4月から指定管理者の管理に。
https://web.archive.org/web/20190810033813/https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/403200/d027447.html
 中野区は建設中の広町みらい公園(弥生町6丁目)で、同区としては初の公園全体の指定管理者制度を導入、2月に"中野にぎわいプロジェクト"=日比谷花壇(港区)ヴィアックス(中野区)協栄(中央区)の3社で構成=を選定した。平和の森公園は2例目となる。
 いながきじゅん子区議(無所属)によると、区は平和の森公園と体育館の指定管理者についても"異業種がグループを組んで応募することを想定している模様"。

 なお中野区立総合体育館の移転前の現在の施設である中野体育館(中野4丁目)は、東京アスレティッククラブ(TAC、中野区)グループが指定管理者。

していかんりしゃせいど【指定管理者制度】
地方公共団体が設置した公共施設を、民間企業や団体を指定して管理・運営を委託する制度。利用者の利便性の向上、地方公共団体の負担の削減などを目的として導入された。
大辞林 第三版

▽平和の森公園第2工区工事現況

8/10-18盆休みで前号( https://note.mu/nakanononoffl/n/n88b89768c1a4 )から変わらず。

▽今週の予定

盆休みのため特になし。

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