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なぜ登山をはじめたのか

最近、「なぜ、登山をはじめたのか」と質問されることが多いので書き残しておく。これは、あくまで経緯を整理するために書くものであり、ぼくを知らない誰かが読んでも、たぶんつまらない。

1つ前の投稿から8か月が経過した。新型コロナウイルスは依然として世界中で猛威をふるっている。北半球が夏だった間に多くの国で少しだけウイルスを抑え込んだかのように見えたけど、夏が終わり寒くなって、春より感染者が増えている。

そんな状況でも、昨年の6月から自宅で仕事をするようになったぼくの生活に大きな変化はない。ありがたいことに生活に必要な収入は十分得られているし、家族や友人に感染者は出ていない。ぼくも大きく体調を崩すことなく、無事に毎日を過ごしている。

樽前山を散歩した

緊急事態宣言が出されたころ、新型コロナの影響で仕事が休みになった友人の多くは持て余した時間を散歩についやしていた。

5月のある日、友人数人がぼくを散歩に誘った。その誘いは急だったので断断らざるをえなかったが、後日同行することになり、ある1人の思いつきでそれは登山に変わった。友人たちはそれぞれの近所を散歩することに飽きていて、遠出をして気分を変えて歩きたい様子だったが、登山と聞いてぼくは少し憂鬱になった。行先は樽前山で、初心者でも簡単に登れるらしいが、運動不足で体力のないぼくは、きっと迷惑をかけてしまう。

それから数日後、札幌から車で1時間と少し走って樽前山に到着した。7合目駐車場から歩き始める予定だったけど5合目のゲートが開いておらず、仕方なく林道を1時間余計にあるいて2時間半ほどで山頂についた。山頂は強風と、雲だか霧だかでまったく視界がなかった。頂上の醍醐味を味わうことなく下山したが、帰り道は妙に気分が高揚していた。

それから3日とたたずに、ぼくは1人で近所の里山に登った。

山に登り始めた経緯は以上なのだけど、ついでにこの後の登山の記憶を簡単に書き残しておく。

高所を目指す

1人で登った近所の里山は30分とかからず登れてしまい、下山後の達成感は少なかった。樽前山にくらべてひどく物足りなかったので、その後はさらに少しずつ高い山に挑戦した。登りの時間にして2時間くらいまでは、それほど苦労なく登ることができた。このころになると、少しだけ体力もついてきたように思う。

札幌市民にはおなじみの手稲山(平和の滝コース)を標準タイムの3時間で登ることができて、ようやく少し達成感と自信がもてた。そして、じぶんの限界に挑戦したくなった。この段階で、この夏の目標を羊蹄山に決めた。そうと決まれば今度は持っていた道具だけでは足りない。ザック、靴、ポール、ウェアなど次々と購入した。ぼくが国からもらった10万円は、登山関連で使いきったはずだ。

いざ羊蹄山へ

札幌岳や余市岳に羊蹄山の練習として登ったが、登り5時間はかかる羊蹄山を登りきる自信はついに得られず、途中で引き返す勇気を胸に9月20日に不安を抱えながら羊蹄山の真狩コースのスタート地点に向かった。

日の出とともに登山道に入り、6時間近くかかって登頂。日没ぎりぎりの17時に下山。膝の痛みから下山のスピードがあがらず、あと30分遅ければ遭難した可能性もあったが、なんとか生きてに下山し、この夏最大の達成感を得た。

山行19回

・樽前山
・三角山
・藻岩山(慈啓会病院前コース)
・塩谷丸山
・三角山・大倉山・奥三角山(よこして山)縦走
・オロフレ山
・藻岩山(旭山記念公園コース)
・銭函天狗山
・徳舜瞥山・ホロホロ山縦走
・手稲山(平和の滝コース)
・イワオヌプリ・ニセコアンヌプリ
・藻岩山(小林峠コース)
・札幌岳
・余市岳
・手稲山(平和の滝コース)※途中でUターン
・羊蹄山(真狩コース)
・手稲山(平和の滝コース)
・シャクナゲ岳
・砥石山

2020年のいつもより少し充実した夏の記録。

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