「Fリーグ」の生き残り戦略と、ソーサルが担える役割
さて、久々の更新です!
ソーサルという個人フットサルを主催するWEBサービスを運営しています中島です。
普段はリクルートに勤務しており、WEBマーケティングを中心に仕事してます。ソーサルは週末活動としてエンジョイフットサル環境をより多くの人に届けることを目的に運営しています。現在関東圏を中心に全国10都市ほどで活動しており、会員登録数9000名ほどです。
ソーサルについては日本サッカー協会(JFA)に取材いただいた記事もあるので、もしよろしければ参照ください!
「フットサルがしたい」という気持ちに応えるエンジョイフットサルの新たな取り組み。プレーヤーをマッチングするサービスを提供する『ソーサル』とは。
Fリーグはかなりやばい
まず、みなさん知っての通り「Fリーグはやばい」現状にあります。
何がやばいかというと、そもそも観客いないし、やってることの目的や意義も不明確だなと。。
Fリーグの内部のスタッフ(元Fリーガー)でさえも、疑問をいだく運営体制。運営をディスる訳ではないですが、少なくとも各Fリーグチームと運営元(フットサル協会)は目線をあっているべきだと思います。
例えば、今回の開幕戦に関しては正直謎部分が多かったですが、今まで2000円程度で3試合見れるというのがFリーグの開幕戦でした。しかし、今回は1試合あたり2000円を支払う必要があり、つまり3試合見るには合計6000円もの費用がかかります。
仮にこれが売上向上目的だとすると(おそらくそうだが)
▼今回(チケット代3試合合計6000円)
客単価6000円 × 平均入場者数600名 = 360万
▼前回(チケット代3試合合計2000円)
客単価2000円 × 平均入場者数1500名 = 300万
です。
おそらく今回の平均入場者数はおしなべると、600名もいなかったし、前回までの開幕戦でいうと、おそらく1500名以上いたので、売上観点で見てもあまりインパクトがない結果であったはずです。
プロスポーツ(一応)である以上観客数は増やさないといけない
Fリーグにとって(Jリーグでも同様)は、「観客数」を増やすことが急務です。なぜなら、プロスポーツクラブはスポンサーサイドから見たときには広告配信先の1つです。
Jリーグも同様ですが、Jリーグクラブなどのプロスポーツクラブにスポンサーがお金を払う理由は広告費としてです(本来的にそうなっていないのが現状)
つまり、サポーターやその周辺にいる人に対してクラブを通して販促することで、その企業の商品の売り伸ばしを意図としています。
そう考えたときにFリーグの観客数を見ると、基本的には右肩下がりで下がっており、1試合あたりの平均観客数を見ると、ほとんどの試合で1000人も入らないのが現状です。(エスポラーダ北海道とかはすごいです)
正直この程度だとすると、広告価値は”ほとんどない”と言えるんじゃないかなと思う訳です。
つまり、Fリーグとしてはなんとしてでも観客数を増やしていく必要がある訳です。(なぜならそうすることでスポンサーにとっての価値が増えるから)
Fリーグの観客増員施策とはいかに
そんなFリーグが新たに打った手が、「Abema TV」との提携です。これは素晴らしい提携であると個人的には思っています。
何が素晴らしいかというと、マス(フットサルに興味のない大勢多数)にアプローチできるからです。そこから実際に観戦に繋げられるかは別論点として残るものの、”知ってもらう”ことの大きな一歩になると思います。事実僕の友達もAbema TVでFリーグをみて、面白いと思って実際に足を運んだそうです。
しかし、これだけでは足りないと思っています。つまりFリーグとしてはどんだけ外部に顔を出して流入(観客)を増やせるかを考えないといけない訳です。チャネル(接触点)を増やすことが重要な訳です。
「ソーサル」のチャレンジはフットサルのdoプレイヤーとFリーガーを繋げること
そこで僕ら「ソーサル」としてはチャレンジは「フットサルのdoプレイヤー」と選手との繋がりを作り、Fリーグに送り込むことです。
最近僕の知り合いのFリーガーの方を中心に「ソーサル」上で企画をしてもらい、そこでフットサルのdoプレイヤーとの接触点を作ってもらう試みを開始しています。
顔も知らない"選手"を見に行く人はいませんが、一緒に蹴った"友達"を見に行くだけのモチベーションはあるはずです。事実実際にソーサルに参加した子がFリーグを見に行ったそうです。
Fリーグのいいところは選手とも近さ。これをうまく使わない手はないでしょう。例えば、これは現役フットサル日本代表の加藤未渚実くんです!何回もソーサルに参加してくれていて、僕からオファーしてソーサル上で企画してもらいました。
普通に考えて日本代表の選手が来てくれるなんてないですよね。wこういうことを僕らソーサルはうまく、選手と協力してFリーグとフットサルのdoプレイヤーとの繋がりを作りに行きます。
この活動を全国でできたら。きっとかなりのインパクトになって行くんじゃないかと思っています。
Fリーグの唯一の救いは選手の意識の素晴らしさだと思っています。選手自らFリーグの魅力を発信し、リーグをより良いものにしていこうと姿勢を強く感じます。
選手にしかできないこと × ソーサルでできることを組み合わせて少しずつ変えていきたいと思います。選手で協力いただける人は僕までご連絡ください!
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