新卒が『Jクラブ』に入社してはいけない理由。

***このブログは僕自身が今回のワークを通して接したクラブに対して感じたことであり、すべてのクラブに対して共通で言える事実ではないので、ご容赦ください***

こんにちは、ソーサルの代表をしています中島です。

現在はリクルートで新規事業をする傍らで、土日の時間を利用してエンジョイフットサルを広める活動の一環として、ソーサルを運営しています。

日本サッカー協会(JFA)にインタビューしていただいた記事もありますので、もしソーサルにご興味ございましたらご一読いただけますと幸いです。「フットサルがしたい」という気持ちに応えるエンジョイフットサルの新たな取り組み。プレーヤーをマッチングするサービスを提供する『ソーサル』とは。

もう1つJリーグの発祥のビジネススクールである「SHC」(スポーツ経営人材の育成と知恵の集積を目指す SPORTS HUMAN CAPITAL)に通って実感した、みなさんにシェアしたい考えがあります。

それは「新卒はJクラブに入社してはいけない」ということです。僕はこれを声を大にして言いたいです。

※これは実際にJクラブの経営者(名前はあげません)の方数名にヒヤリングを実施した結果となっており、Jクラブ全体に対して言っていることではないことをご理解ください。

理由は「Jクラブは新卒の教育機関としては機能し得ない」
ほぼほぼこの回答につきますが以下詳述していきます。

サッカー好きこそ、まずは自律した個としての実力をつける必要がある

僕も小学校4年生から高校3年生まで本気でサッカーに取り組んできましたし、
サッカーというスポーツがすごく好きです。

そのため、「サッカーが好き → Jで働きたい!」という気持ちはわかります。

ただし新卒を受け入れる場としてのJリーグクラブを考えた時に、果たして本当にそうあるべきなのか?という疑問符が浮かぶわけです。

JクラブはJ1クラブで売上規模でいうと、最大の浦和レッズでさえ、70億円。J1平均で30億程度です。J2にもなると、その売上規模は10億円にさえいかないクラブも存在するわけです。

つまり、前提知識として新卒でJクラブを検討している人に理解してほしい考え方として、「Jクラブ=中小企業である」ことを重々理解しておくことが非常に重要なわけです。

Jクラブの社員数で言えば10名〜30名程度です。
つまりクラブ側からすると、1人採用することの意味は非常に大きい意味があり、クラブとして必要なのは”即戦力”なわけです。

その観点で見た時に、クラブとして”新卒”を取るべきなのかというのがまずクラブ側から見たときの大きな疑問です。

新卒にとっても不幸な結果になりかねない

クラブだけではなく、
新卒の状態でJクラブに入ることは”採用される側にとっても”不幸な結果を招く可能性も高いです。

どのクラブという記述は避けますが、僕の友人で新卒でとあるJクラブに入社した人がいました。

しかし、入社2年目にしてそのJクラブを退社し、第2新卒として新たな会社で働くことを決めました。僕はこの意思決定は素晴らしいなと思いました。

Jクラブに新卒として入る以上以下3つのことを覚悟する必要があります。
①華々しい業務よりも、地味な業務が多い
②給料は手取りで15万〜20万程度(ボーナスなし)
③先輩からの手取り足取りの指導はない

以下説明していきます。

①Jリーグクラブは華々しい業務よりも、地味な業務が多い

経営者の方にヒヤリングしていく中で多く声を聞いたのはここでした。

Jクラブのテレビに映る華々しい業務をイメージしてくるということですが、専門性のない新卒が担当する業務は基本的にJクラブの業務は非常に地味な業務の積み重ねです。

そういう業務を覚悟して挑めるか。
そういう業務の中に意義を見出して成果にコミットできるか。
改めて考えていただきたいです。

Jリーグクラブの給料は手取りで15万〜20万(ボーナスなし)

ここはかなりクラブによるかもしれませんが、
基本的に新卒でJクラブに入社した場合の年収は200万〜300万程度と考えておくと良いでしょう。

千葉ジェッツなどBリーグはかなりここの部分に変革を起こして行こうとしていますが、
現状のJクラブではこの程度になると思っておいた方が良いでしょう。

Jリーグクラブは先輩からの手取り足取りの指導はない

まず、新卒という社会人として非常に大切な時期を先輩からの指導もなく、
過ごさなければならないことの問題点は見逃してはいけないでしょう。
※もちろんそういう教育体制の確立されたクラブも少しはあります。

僕も新卒で入社したときは、「先輩の指導なんかいらないわ!」と思いましたが、実際に社会人4年目になって思うのは、ビジネスマンとしての成長を後押ししてくれる先輩の存在の重要性でした。

先ほど申し上げた通り、Jクラブでは即戦力を求められます。

現状のJクラブには新卒をしっかりと指導できる人材が多いとは言えません。そのような状況の中で新卒がJクラブで活躍することの難しさはしっかりと覚悟を持つべきでしょう。

社会人として大事だとされるいわゆる最初の3年。
本当にJで過ごすべきなのかを考えてほしいです。

個としての実力をつけて、Jクラブに還元してほしい

僕の伝えたいことは「個としての実力をつけて、Jクラブに還元してほしい」ということにつきます。※決してJクラブがやばくて救いようのない組織だということを言いたいわけではないです。

僕もいずれは、「Jクラブ」で働きたいとは思っています。
しかしながら今の僕では専門性にかけますし、「俺に任せておけ!」と言えるほどにJクラブで価値を出すこともできないでしょう。

その意味で、僕は「僕が力を発揮できる状態でクラブに加入し、中の人間としてJクラブの発展に貢献したい」
そう思っています。

Jクラブに新卒で入社しようとしている人がいれば、
その人の考えの一助になれれば嬉しいです。

ぜひご意見や相談などあればTwitterまでご連絡ください!
Twitterアカウント;nakaryo716

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