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『サッカー』が教えてくれる大事なこと。

こんにちは、
ソーサルというフットサルのサービスの代表をしております中島です!

今日は『サッカー』が教えてくれる大事なこと』というタイトルで、
ブログを書いてみたいと思います。

あまりこのタイトルでブログを書く気持ちはなかったのですが、
『全くゼロからのJクラブのつくりかた サッカー界で勝つためのマネジメント』という本を読み、是非皆さんにも共有出来たらと思ったからです。

望月さんはJリーガーから経営者へ転身しているというキャリアでもあるので、参考になる部分は多分にあるんじゃないかなと思います。

毎週毎週フットサルをしていると、
フットサルを自分ができることがさも当たり前であるように感じてしまうことが多くあります。
そんな人に是非ともよんでほしいブログです。

著者は「SC相模原」というチームを立ち上げたオーナーです。

「SC相模原」というチームをご存知でしょうか?
恥ずかしながら本当にサッカーをすることだけに注力してきた僕はJリーグについてはほとんど知らないので、本を読んだ当時は知りませんでした。(笑

SC相模原とは…
SC相模原(エスシーさがみはら、SC Sagamihara)は日本の神奈川県相模原市をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するサッカークラブである。
(wikipediaより)

今回の話はそんなSC相模原を作った元Jリーガー望月重良さんのお話です。

「サッカーができるのは当たり前じゃない」**

 画像;GettyImages

望月重良さんがSC相模原を作る前は、
自身がJリーガーとして活躍し、日本代表としてもプレーしたことのある選手でした。

しかし、そんな順風満帆に見える望月さんのサッカー人生に大きな影を落とす事件が起こります。

それは、
プロサッカー選手としての人生を断念せざるを得ないような、難病の発覚でした。

病気の名前は「突発性大腿骨頭壊死症」でした。
この病気の発症確率は10数万人に1人の確率で発症する病気の1つで、
壊死した部分が広がると将来的には、人口の関節や頭骨をいれることになる病
です。
日本ではこの病の解決方法は発見されておらず、難病認定されている病気でした。

サッカーしかしてこなかった人生からサッカーが奪われる**

今まで、小学校、中学校、高校、大学とそのほとんどの人生を「サッカー」に傾けてきた望月さん。そんな人生からサッカーが奪われました。

医師から診断を受けたときは、
「目の前で何が行っているのだろう…」
そう頭の中がぐるぐるしたといいます。
「神様が人生からサッカーを奪った」そう思ったそうです。

皆さんも「もう蹴れません」そう宣言されたときにどう感じるかを考えてみてください。正直想像もできません。

しかし、そんな状況でも光は射す**

医者からは、
「どんなに頑張っても、プレーできるのは2年」
そう宣言された望月さんでしたが、決して諦めることはしませんでした。

難病に対して出来ることは、進行を遅らせるためにするリハビリだけです。

望月さんの足はみるみる細くなっていきました。
対処するには筋トレをするしかありませんでしたが、
どれだけやっても筋力はなかなかつきません。

しかし、それでは日々サッカー選手として再びサッカーのコートに立てることを夢見て、拷問のような筋トレを日々行いました。
毎日毎日自分を追い込んでいきました。

「もうやめよう…」
幾度となくそう思ったといいます。

それでも、
「もう一回でだけでいい。ピッチに立ちたい。その喜びを味わいたい」
その想いだけが彼を後押ししていました。

横浜FCへの入団が決定

画像;横浜FC

そして、そんな地獄のリハビリの結果もあり、
望月さんの体調は驚異的に回復していきました。

そんなタイミングでもともと打診していた横浜FCのテストを受けられることになり、見事ギリギリではありましたが合格、再びプロのサッカー選手としてプレーすることができるようになりました。
見事ギリギリではありましたが合格、再びプロのサッカー選手としてプレーすることができるようになりました。

夢の舞台へ

そして、初出場の機会が舞い込んできました。

3-1でリードで迎えた後半40分、監督から交代を命じられました。

一瞬の緊張感が、頭からつま先まで駆け抜けました。
2年ぶりの公式戦でピッチに戻ってきました。

そして、
芝の匂いをおもいっきり吸い込みました。
「芝ってこんな甘い匂いがしたんだ」

ピッチから離れ、
自分がサッカー選手として当たり前に思っていたことが
実は全く当たり前ではないことに改めて気づいた
そうです。

そして、
覚えているのは、「本当に楽しくてピッチを走り回ったこと」でした。

そして心の中で、
「おれは、俺は、本当にサッカーが大好きだ!!!!」と叫んだという言います。

今日の当たり前は、明日の当たり前ではない

画像;GettyImages

望月さんの親交の深い選手に、
キングカズこと、三浦知良選手がいます。

彼が望月さんに送った言葉、
「一日一日を大切にする。毎日100%を出し切る。試合でも練習でも。明日なんてないと思え。」

この言葉の意味を強く感じた瞬間でした。

ボールを蹴れることに感謝する

僕は週2回くらいはフットサルをするほどのフットサル好きですが、
今回この本を読んで、

「自分が当たり前にフットサルをできること」
のありがたみを強く感じました。

このブログをよんでくださった皆さんに少しでもこの思いを共有出来れば嬉しいです。

今回の記事はいつもようなスポーツビジネスの発信ではないですが、スポーツに関わるものとして良書としてぜひみなさんに共有したく記事を書きました。とても面白い本ですので、ぜひ実際に読んでみたいくださいね!

『全くゼロからのJクラブのつくりかた サッカー界で勝つためのマネジメント』

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