なかしゅー

MTGなるゲームをそこそこやってます。

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最近の記事

中村修平のリミテッド解説「カルロフ邸殺人事件」

authored by Shuhei Nakamura ※当記事を、事前の承諾無く複製・転載・加工・配布・再出版等することを禁止します。 (1)全体の印象癖が強い環境でスタッツは低めながらも非常に攻撃的。 除去が環境的に弱く、壁となるクリーチャーもいないのでコントロールの構築は非常に難易度が高い。 だいたいにおいて2マナから展開されるクリーチャー主体のアグロデッキの中から方向性を吟味することになる。 緑を除き殆どの場合で2色。ただし土地によるマナサポートは豊富なのでボムレ

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    • 中村修平のリミテッド解説「イクサラン:失われし洞窟」

      authored by Shuhei Nakamura ※当記事を、事前の承諾無く複製・転載・加工・配布・再出版等することを禁止します。 (1)「イクサラン:失われし洞窟」全体の印象除去の使い勝手が非常に悪く、特大サイズの恐竜とそれに対抗するために高速機械化した飛行海賊。 キーワードの数自体は多いがまとめるとかなり少ない。 軸になるのは、恐竜とアーティファクトに関連したもの、そして墓地にパーマネントカードが落ちるのに関連したものの3つと考えればだいたいあっている。 探検

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      • 中村修平のリミテッド解説「エルドレインの森」

        authored by Shuhei Nakamura ※当記事を、事前の承諾無く複製・転載・加工・配布・再出版等することを禁止します。 (1)「エルドレインの森」全体の印象重度のテンポ重視、2色アグロ環境。 単体でデッキ足りうるキーワードはほとんどなく、相性の良いカードを文字通りドラフトして完成度の高いデッキを組み上げる環境。 コントロールは必要な物資は揃っているものの環境補正を得られないので難易度が高い。 だいたいアグロデッキかそれを受けるミッドレンジ的な構成となる。

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        • 旅行記・2023年8月・バルセロナ

          ・お久しぶりです を何年も書いてないものの冒頭の挨拶とするのもどうかなと思い 何度か書き直してみましたがどうもしっくりこないので やはりこのままにすることにします。 改めましてお久しぶりです ふらふらと世界を回っていて そしてまたひょっこりふらふらと世界をまわりだしてまた旅行記を書き始めようかなと思ったのが7月末くらい それが気がつけば8月も後半になってしまっている… いやまあ、色々とあったんですよ。そもそもあっちに結構滞在していたし、 帰国中の機内は疲れ果てて泥のよう

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        中村修平のリミテッド解説「カルロフ邸殺人事件」

          中村修平のリミテッド解読「指輪物語:中つ国の伝承」

          authored by Shuhei Nakamura ※当記事を、事前の承諾無く複製・転載・加工・配布・再出版等することを禁止します。 (1)「指輪物語:中つ国の伝承」全体の印象キーワードをすくい上げて、デッキをまとめ上げる環境。ゲームスピードは中速で、アグロ優勢。 カードパワーは全体としては標準的。除去は絶対数に難。特に軽除去が少なく、また低マナ域クリーチャーもここ最近のインフレ具合からだいぶ抑えられている印象を受ける。 (1.1)環境定義サイズ 1/1トークン

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          中村修平のリミテッド解読「指輪物語:中つ国の伝承」

          中村修平のリミテッド解読「機械兵団の進軍」

          authored by Shuhei Nakamura ※当記事を、事前の承諾無く複製・転載・加工・配布・再出版等することを禁止します。 (1)「機械兵団の進軍」全体の印象一言で表すなら盤面優勢。これを常に意識し続けなければいけない環境で、二言目としては高レアリティ。デッキの完成形については、選択肢はそれほど多くなく、色というよりもどのアーキタイプを中心にデッキ構築するか、という形になる。 大別すると、招集系デッキか培養系デッキ、それとキーワード能力によるいくつか、ある

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          中村修平のリミテッド解読「機械兵団の進軍」

          中村修平のリミテッド解読「ファイレクシア:完全なる統一」

          authored by Shuhei Nakamura ※当記事を、事前の承諾無く複製・転載・加工・配布・再出版等することを禁止します。 (1)「ファイレクシア:完全なる統一」全体の印象書いてあるは異常なまでにカードパワーが高いが、セット全体のデザインにより、通常レベルにまで抑え込まれている環境。極度のアーキタイプ推しで、非常に高速。ぼんやりとしたデッキに生存権はない。 タッチしてまで欲しいカードも特にないので、一部の青と緑以外は基本的に2色。それとマナフラット受けが少

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          中村修平のリミテッド解読「兄弟戦争」

          authored by Shuhei Nakamura ※当記事を、事前の承諾無く複製・転載・加工・配布・再出版等することを禁止します。 (1)「兄弟戦争」全体の印象ゲーム速度は中速。カードパワーとキーワード能力のどちらも低めだが、それでいてちゃんとデッキをまとめてくることを要求してくる環境。土地はキャントリップアーティファクトで切り詰めること前提での16枚。多色要素は低く、2色環境。 アーティファクトっぽさはあまりない。アーティファクト破壊は効かないことはないのだが、

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          中村修平のリミテッド解読「団結のドミナリア」

          authored by Shuhei Nakamura ※当記事を、事前の承諾無く複製・転載・加工・配布・再出版等することを禁止します。 (1)「団結のドミナリア」全体の印象カードパワーは非常に高く、ゲームスピードも高速。そしてかなりクセがある環境。ドラフトの指針となるものが少なく、油断しているとすぐにデッキの全体像がぼやける。 デッキ構築はなるべく簡単、簡潔にすべき。マナサポートが弱めなので、過度の多色は否定的。本質的には2色環境で、いけてフラット3色まで。ただし、キ

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          中村修平のリミテッド解読「ニューカペナの街角」

          authored by Shuhei Nakamura ※当記事を、事前の承諾無く複製・転載・加工・配布・再出版等することを禁止します。 (1)「ニューカペナの街角」全体の印象 友好2色の5種(青黒、黒赤、赤緑、白青、白緑)。より正確な表現を取るならば、3色に跨った各一家のキーワード能力の中から、核となる各友好色と相性の良い要素を取捨選択してまとめ上げるアグロ主体のアーキタイプ環境。 数少ない強カードである友好2色のコモンマルチカラークリーチャーの中から一つを選び、それ

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          中村修平のリミテッド解読「神河:輝ける世界」

          authored by Shuhei Nakamura ※当記事を、事前の承諾無く複製・転載・加工・配布・再出版等することを禁止します。 (1)「神河:輝ける世界」全体の印象 極度のアーキタイプ、かつ高速環境。カードに特定の使い方や組み方を要求するものが多く、単一アーキタイプで統一されたデッキが強い環境ではあるが、カードパワーの絶対値が低い中、アーキタイプというよりはデッキ全体での統一感があるドラフトを要求されることも多い。マナフラッドしやすくもあるので、それに対する受

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          中村修平のリミテッド解読「イニストラード:真紅の契り」

          authored by Shuhei Nakamura ※当記事を、事前の承諾無く複製・転載・加工・配布・再出版等することを禁止します。 (1)「イニストラード:真紅の契り」全体の印象 カードパワーは低く、環境にある除去の種類の歪さから中~低速デッキがやや有利、あるいはそれに対応したアグロデッキという環境。 基本的にはアーキタイプ環境なので色を足す合理性は薄く、2色構築、土地はマナフラッドを防止する血・トークンがあるので17枚寄り。 (2)環境序説(2.1)環境定義サ

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          中村修平のリミテッド解読「イニストラード:真紅の契り」

          契り事始

          ※実際にドラフトをする前に書いているので現実と大幅に違う可能性あり。 環境は高速ではあるが内容としては前回と対称的。 全体的なカードパワーはそれほど高くないが、低コストの除去は性能が高くそれ以外の除去は質も数も少ない。 クリーチャーのスタッツも標準的。ただしアーキタイプ補正は非常に強い。 環境規程ナンバーは3。 2マナ圏ですら簡単にパワー3相当になる一方で壁として機能するタフネス4クリーチャーはそもそもほとんど存在しない。 その上で簡単に突破できるギミックにあふれているの

          中村修平のリミテッド解読「イニストラード:真夜中の狩り事始」

          authored by Shuhei Nakamura ※当記事を、事前の承諾無く複製・転載・加工・配布・再出版等することを禁止します。 (1)「イニストラード:真夜中の狩り」全体の印象高速でアグロ偏重、そして重度のアーキタイプ環境。カードパワーは極めて高く、特に5マナ域のサイズが非常に大きい。一方で4マナまでのスタッツは平均的で、毎ターンにクリーチャーの展開が要求される。そこにアーキタイプでのバフを上乗せして殴っていく。 なお、多色化は緑において可能ではあるが、アーキ

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          中村修平のMTGリミテッド解読「フォーゴトン・レルム探訪」

          authored by Shuhei Nakamura ※当記事を、事前の承諾無く複製・転載・加工・配布・再出版等することを禁止します。 (1)「フォーゴトン・レルム探訪」全体の印象弱めであったストリクスヘイヴンと比べても更にカードパワーが低く抑えられており、アグロがかなり優勢な環境。またマナ拘束がとても強く、片方に寄せた土地10:7構成推奨。ゲーム展開のほとんどが、クリーチャー同士がひたすらぶつかり合いとなる。 書いてある事は長いが、ただ単純に2マナ域からクリーチャー

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          中村修平のMTGリミテッド解読「ストリクスヘイヴン:魔法学院」

          authored by Shuhei Nakamura ※当記事を、事前の承諾無く複製・転載・加工・配布・再出版等することを禁止します。 (1)「ストリクスヘイヴン:魔法学院」全体の印象アグロに動く事が肯定されており、その前提の上で序盤を壁役に任せての高コスト叩きつけ戦略が2番手として存在している環境。 全体的にカードパワーが弱く、セットの特徴であるインスタント/ソーサリーシナジーと各大学のアーキタイプ、そして比較して強めに作られている各大学のマルチカラーカードに沿って

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          中村修平のMTGリミテッド解読「ストリクスヘイヴン:魔法…