起業する時にやって良かった8選

他の方のブログで「スタートアップで失敗する兆候8選」みたいな内容を拝見しまして、逆にやってみて良かった事を自分なりに整理してみました

もちろん全ての方に当てはまる訳では無いのだろうけども、参考になる方がいれば嬉しいなーという事で

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1:自分が挑戦、経験した事のある領域で挑戦する

基本的には、経験が無ければ何事も効率よく進める事は出来ません。弊社の場合はBPOなので初期投資もソコソコかかる事から経験者以外はローンチまでの必要コストを算出する事も難しいかと思います

業界構造も何となく分かっているのでその外側で勝負が出来るし、切り口が見えており深く切りこめます

もちろん数ヶ月の業界研究を経て、という流れでも良いかと思いますが初速を付けたいという場合は経験領域が良いと思います

学生起業などだと弱みだったりもするのでオジサンスタートアップは、この点を重視するだけでも腕力が有りそうに見えるなと

2:テキストだけで創業計画書を作ってみる

絵とか、グラフとか。そういうのは創業初期はいらないと思います

創業の時に使っていた創業計画書は、テキストのみです

自己資金でやるなり、調達するなり起業する時の条件は様々ですが

共通するのは「誰にも相手されない可能性のが高い」という事です

自分も、CasterBizの計画書を作ってイベントでピッチして、投資家からFB貰ってそれでもこのビジネスが上手くいく確証は得られませんでした

それでも調達は成功し、人員の採用も進み、サービスもリリース出来た事を考えると「テキストだけで説明出来る」レベルまで分かりやすくしていたのが良かったんだと思っています

3:基本的にシステム開発しない

創業初期は、エンジニアを捕まえるのを諦めた方が良いと思います。仲の良い友達がたまたま、腕の良い(らしい)エンジニアだった!

というラッキーなパターン以外は結構しんどいと思います

弊社はGoogleAppsとチャットワークだけでサービス構築してたと言っても言い過ぎでは無いです。初期のスタッフは強烈に大変だったと思いますw

それでもユーザー体験に変化は無かったし、むしろ良くなったパターンも多かったと思っています

チャットワークを利用したコミュニケーションのスピード感が、CasterBizのサービス体験と混同されて満足度が上がっていたりなど

可能なら「他の会社の優秀なエンジニア」が作ってくれたサービスを使いこなす方が色々と有利ですし、コスパが良いです

4:ひとまず海外のアイデアをざっくりとパクる

弊社には原型になったサービスが有り、以下のサービスを参考にしていました

https://www.zirtual.com/

もちろん丸パクリで輸入しても、法律や条件、市場環境が違ったのでキチンとローカライズは行っています

更にここの創業者は元スターバックスの人いう事でホスピタリティなどは上手くコントロールしていたようなのですが、BPO的なアプローチをほとんど取っていない事が分かりました。(実際に使ってみて、色々聞いた)

良い所は残しながら懸念点を全て潰してCasterBizを作っています。ちなみに懸念点に有った通りの部分が原因で、この会社は昨年の8月に一度倒産してしまっています

アイデアはあまり重要では無く「業界に横たわる問題」と「新しいアプローチ」を微調整するのが大事だなと

5:ペライチのページだけ作ったら、すぐ売ってみる(手売り)

創業してからページ作って、ステルスで売り始めるまでに1か月程度だったかと思っています

まずは10アカウントという事で、使ってくれる人や会社を足を使って開拓しました。

今でもご契約継続頂いてるクライアントもいらっしゃいますが、契約時にはサービス提供する人員がおらずそこから用意してた時も有りますw

別に手法はテレアポでも何でも良いですが、しっかりFBを頂ける方を中心に出来るだけ有料で販売した方がいいと思います。(フリーライドも勿論用意しますが)

前職のクライアントとかで、信頼のおける方にご連絡すれば応援がてらに買ってくれます。そこからしっかり継続頂けるようにやれば、おのずとサービスレベルがビジネスで通用する所に引きあがるかと

6:お客さんの満足が70点位取れてるなら、すぐマーケティングしてみる

3か月程するとサービスの原型、Webページ、検討しうるマーケティング手法など一通り検証、構築が済んでるかと思います

その段階で出来るだけ早くマーケティングを始めた方が良いです。せっかくスタートアップとしてするなら、メディアに取り上げて頂けるようにPRもしっかり仕込みましょう

弊社はマーケティングを開始し、想定を遥かに超えるお問い合わせを頂いた事が事業に対する自信を大きく深める事になりました。(前職の月間問い合わせ件数の数倍が、ほとんどコストをかけずに来て頂けた)

優秀なPR、マーケターが初期フェーズから手伝ってくれていた事に起因はしますが営業や集客プロモーションが初期段階で一気に軌道に乗せてくれる、という実感を得ました

「売れなければ改善出来ないし、改善しても売れなければ実感が得られない」

1にも2にも、「まず売る」というのが重要だなと

7:お客さんの意見も大事だけど、まずは損益をしっかり検証する

おかげ様で滑り出しは好調だったのですが、売れ過ぎた事で「在庫不足」の問題が会社に立ち塞がりました

ただし、弊社は「人を雇う」という事で在庫を作りだすビジネスの為たくさん売れれば売れる程、キャッシュを先に溶かす(雇う)必要があります

回収期間もソコソコかかる事から、想定よりも遥かに早い速度でキャッシュが溶ける状態に突入してしまいました

また新人が多い事から品質が安定せず、解約率も高い。来月どれ位の人を配置すれば良いのか?という予測が非常に立てづらい事にもなりました

そこで弊社は「最低ロット」を大きくし、「値上げ」を行う決断をしました

これにより問い合わせ数が半分以下に減りましたが、客単価が増加。人を雇う速度も緩やかになり教育期間が設けられ品質が安定傾向へ、解約率も大きく下がる事になっていきました。

今でも「最低ロットを下げて欲しい」というオーダーは無数に有りますし、水面下でそのニーズに応える実験も行っています

が、数値検証を初期から行える「経験のある領域」だったからこそ冷静に対処出来た事はとてもポジティブだったなと思います

8:資金は厚めに用意する(エクイティでも、デッドでも)

在庫不足などの問題に直面し、値上げを行ったりなどで紆余曲折した事から想定よりかなり多めの出費を初期段階に行う事になってしまいました

年商としては大きく飛躍する事となったのですが、人員を育て戦力として投入出来る状態になってから、損益を超えて利益が出るまではしばらく時間が空きます。

さらに成長を止め無いのであれば追加で採用も行っていく必要がある事から、多少出た利益もすぐに再投下になります

幸いな事に弊社はシードの段階での投資は少し多めに頂いた事、デッドでの借り入れも多少起こせた事、前受け一括などのキャッシュフロー施策が好調に動いていた事もあり、掘るフェーズを乗り越えられました

ちょうど先日8月の資金調達活動中に上がるフェーズに切り替わり、現在は順調に上がっています。掘るフェーズのギリギリ感は一体どこに行ったのか不思議だなとw

なんにせよ、「キャッシュイズキング」は真実ですので資金計画をギリギリで引くのは止めた方が良いです。

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まとめ

個人的な感触として以下の要素が揃ってれば、事業の立ち上げはすんなりいくのでは?と思っています

1:営業やマーケティングが最低限できる

2:提供サービスの領域で、ビジネス経験がある

3:キャッシュ調達のあてがある(売上でも調達でも)

ちなみに大きな企業だとこの3つは揃ってるのですが、それでも新規事業とか失敗しているのはその前に挙げた8つのような項目をスピーディに実行出来ないからなんだろーなーと思ってます

なので「まず売れ、話はそれからだ」的な結論です

長くなりましたので、本日はこれでー

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Caster.nakagawa

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