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日々雑感4 家電を買う決め手となったのは

NLP(神経言語プログラミング)には、VAKモデルという考え方がある。ヒトには五感があり、全ての感覚を使っているが、その中でもそれぞれに使いやすい感覚があるらしい。
VAKモデルは、V(Visual)が視覚優位、A(Auditory)が聴覚優位、K(Kinestic)が身体感覚優位とされる。

先日、洗濯機を買うときに面白い体験をした。
最初に行った店では、いろいろなメーカーの洗濯機の説明を聞いた。おそらくKタイプの店員さんなのだろう。親切なのだが、買おうとする気持ちが起こらない。わたしは、VとAが混合しているタイプなのだ。
次に行った店では、おそらくAタイプの店員さんに対応してもらった。説明が簡潔でわかりやすい。
「S社はカビ防止、T社は洗浄力の強さ、P社は衣類傷みの少なさが特徴です」
同じタイプの店員さんの説明なら、頭に入るのだ。しかも、質問していない他社の情報を出して、こちらの選択を再確認させる話術はなかなかだと思った。ここの店で購入した。

モノを買う決め手は、相手に説明が届くかどうかによる。VAKモデルの同じタイプなら、そんなに苦労はしないかもしれない。
人とのコミュニケーション、教育現場、マーケティングなど、さまざまなタイプの人にわかるように伝えるには、相手の感覚をいかにつかむかにかかるようだ。

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