平成も、安室ちゃんも…でも私は「NEVER END」【平成の衝撃】

みなさん、こんにちは。
日刊【書くメシU30's】マガジン木曜担当のなかっちです。

今回のテーマは、【平成の衝撃】です。
生まれてきてから今日に至るまで、平成とか、昭和とか、年号に対して
特に深く考えたこともなく、ただ認識として、天皇陛下が崩御するまで、
当たり前にその年号が続いて行くものだと思ってました。

ただ年号が変わるだけなのですが、昭和が長かったので、
こんなにも早く平成が終わる事に対して、少し驚いてます。

●平成の出来事

社会的な出来事を少し振り返ってみると、平成は、
バブル崩壊、消費税導入、人口減少、リーマンショック、
阪神・淡路大震災、東日本大震災などの自然災害、低賃金ブラック資本主義、大企業の倒産、格差拡大などの暗いニュースが多くて、
怒涛の時代だったなと。

●平成で一番衝撃とは

では、平成で一番の衝撃ってなんだったのかなって考えてみると
記憶に新しいですが、私の場合は、大好きな安室ちゃんの引退です。

私が1才の時から、アーティスト活動されていたので、
私にとっては、父や母のように、そこにいてくれるのが
当たり前の存在でした。

安室ちゃんの事を大好きになったのは、多感な学生時代だったのですが、
学校の帰り道、書店に立ち寄って、雑誌のインタビュー記事を読んでは、
キレイで、かっこよくて、歌もダンスも最高で完璧なのに、現状に甘んじることなく、前に突き進みながらも、どこまでも謙虚な姿勢に、
いつも憧れてましたね。

今思えば、安室ちゃんのインタビュー記事から
私は、人間として在り方の多くを学ばせてもらった気がしてます。

そして、彼女の曲やライブ映像を観たり聴いて励まされて、
「安室ちゃんも頑張ってんだから、私も頑張るぞ〜!」みたいな感じで
心の拠り所にして、毎日過ごしてました。

なので、引退の一報を聞いた時、よくあるフェイクニュースだと思って
信じなかったのですが、公式サイトで、一年後に引退することを、
正式発表されていたのを見た時は、信じられないくらい動揺し、
泣いたことを昨日の事のように覚えてます。

何故彼女が素晴らしいアーティストのキャリアを捨ててまでも、
引退を選んだのか分からず、想定外の出来事で、
突きつけられた現実を受け入れられず、まさに青天の霹靂でした。

「大好きな存在の人がいなくなる」
「人間としての在り方を教えてくれた人がいなくなる」
「私はこれからどうやって生きていけばいいのだろう」

普段、私は喜怒哀楽をあまり表に出さないので、少しばかり恥ずかしいのですが、引退発表後、当初はそんな事ばかり考えておりました。
数週間は何も手につかず、仕事してても、友達と遊んでいても、
ご飯食べてても、ずっとブルーな状態で、気づけば痩せてましたね(笑)
そして、引退後はもっと私暗くなっちゃうのかなって思ってました。

ですが、引退発表から数ヶ月後、何年も出てなかったTVに出て、
メディアを通じて、初めて引退への想いを話してくれた事で、
安室ちゃんにとっての、引退とは、決して後ろ向きの選択ではなく、
次のステップへ進むための1つの通過点にしかすぎないという事を理解し、
私は今まで散々楽しませてくれたんだから、最後の1年は、
何があっても、絶対全力で応援するぞ!という気持ちになりました。

また、引退日まで、街を歩けば、どこかで彼女の曲がかかってたり、
TVや雑誌、ラジオでは特集が組まれたり、
飛行機、バス、電車は安室ちゃん仕様にラッピングされたり‥等、
まるで日本全体で、安室ちゃん祭りを開催しているような感覚でした。(笑)

さらに、安室ちゃんがライブや、展覧会イベントを行ってくれた事で、
いつもは行動力のない私ですが、平成最後の1年は、
個人的には色んな土地に行き、ファン同士の繋がりが初めて出来て、
一瞬一瞬を全力で楽しむ事で、抱いていた不安や悲しい気持ちって
消えていくんだなと感じましたし、当初予想してた引退後の暗い想像とは
異なっていることに今驚いてます。良い衝撃(笑)

もちろん、もう歌って踊ってる姿を生で観ることは出来ない寂しさは
今でも少しありますが、悔いが残らないように、安室ちゃんや、
ファンの皆さんと同じ想いを共有し、共に引退までの
カウントダウンを行えた、平成最後の日々は私の宝物です。
ありがとうございます!!

そして、安室ちゃんは引退されましたが、今振り返ってみると、
どんな時も現状維持の守りの姿勢ではダメよ。
常に前を見て、行動し挑戦し続けなきゃダメよ。
って事を最後の最後まで教えてくれてたんだな〜って思ってます。

なので、引退しても、これからも安室イズムを大切にして、
私は前に進んで行きたいと思ってます!

大好きな人の引退が与えた平成一番の衝撃は、私にとって
とても悲しくて辛かったのですが、それを受け入れ、
乗り越えた先には自分の知らない、なんだかとても素敵な未来が
待ってる事を教えてくれました。

これが私の平成の衝撃です。
ここまで読んでくださって、皆様ありがとうございました。

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