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「足の人差し指星」を「発見」

美しくない写真で申しわけありません^^;

身体操作のためには、身体という「宇宙」に輝く「星」を観測し、それらが織りなす「星座」の形を認識する必要があります。

今回は「足の人差し指星」を発見しました^^

「えっ、足の人差し指なんて、あるのが当然でしょ?」
と思うかもしれませんが、我々現代人は、驚くほどこうした「星」の在り処を見失ってます。

「足の人差し指星」の発見のきっかけになったのは、忍者・青龍窟先生から教わった「足の指でチョキを作る稽古」です。

足の親指を上に外らせ、残り4本の指を折り曲げて床に軽く押し付けます。
慣れてないと、足の指をどう動かしたらいいかわからないかもしれません。無理しないようにやってみてください。

この稽古によって、今まで足の人差し指が「消えていた」ことがわかったのです。

試しに、座った状態で、手の人差し指を足の人差し指に引っかけて、足の人差し指で手の人差し指を手繰り寄せることができるかどうか、やってみてください。
多くの人は、かなり足の人差し指の力が失われていることに気づくのではないかと思います。
(鼻緒のある履物に慣れている方だと、足の人差し指がはっきり動かせます)

これは、足の親指に力がありすぎるのが要因かもしれません。
足の五指をしっかり使おうと思うと、無意識のうちに足の親指ばかりを使ってしまっている状態になるように思います。
この「足の指チョキ」で、足の人差し指を「発見」できるようになります。

そして、歩くときには、大げさにするとこのようになります。

足の親指を足の人差し指に乗せるようにして足を出し、足の親指が滑り落ちるように地面を踏む感じです。
(実際には、ここまでは重ねません。このように行う気持ちで、というくらいです)

こうすることで、足の「外側」に明瞭な感覚が生まれます。
空手をやっている方なら常識ですが、「足刀蹴り」を行う際には、足の親指を上に立てます。こうすることで足刀が生じるわけです。

足の外側が生まれると、歩法の安定性が大きく進歩します。
例えば、このような足指の使い方をして八卦掌を行うと、足先がドリルのように空間を突き分けて前に進む感覚があります。「踏み出そうとしなくても足が前に出る」という理想型に少し近づくわけです。

「足の人差し指星」を発見することで、足の裏を構成する「星座」の形が明瞭に理解できたということです。

皆様がどのような「星」を見つけていて、どの「星」を見失っているかは、人それぞれだと思います。
これはひとつの参考として、皆様の身体の「星」そして「星座」を発見してみてください!

#板橋武研 #中国武術 #カンフー #八卦掌 #忍術

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