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「『書くこと』で自分と向き合い、整理ができた。」 #京都ライター塾 講座体験記

こんにちは。
ゴールデンウィークが終わり、私は日常生活が戻ってきました。
みなさんはゴールデンウェークをどのように過ごされたでしょうか?


今回は、「京都ライター塾」8期生のshinshin(シンシン)さんに京都ライター塾を受講した感想などのお話しを伺ってきました。
京都ライター塾を受講しようか悩んでいる方や、これからライターを目指したい方など、ぜひご覧ください。




――まずは、シンシンさんの簡単な自己紹介を教えてください。

私は大阪府出身で、現在は関東圏に住んでいます。
不動産関係(ディベロッパー)の仕事を長年やってきました。
その土地の市場調査からターゲット設定、商業施設の企画など、幅広く担当していました。
趣味は、ソーイング(洋裁・手芸)やファッション、アイドル鑑賞などです。

――シンシンさんは、どうして京都ライター塾を受講しようと思ったのですか?

私にとって「書くこと」が純粋に楽しかったんです。「書くこと」で私自身が整理されていく感じがしていて。

――「書くこと」でシンシンさん自身が整理されていくとは、どういうイメージでしょうか?

はい。実は、私この1年間ほどお仕事を休職しているんです。その期間に「自分のやりたいこと」や「自分の気持ち」を書きなさい、とカウンセラーの先生からアドバイスをもらって、色々なことを言葉にして書いていたんです。 そうしたら、今まで気づかなかった自分のことがどんどんと整理されていく感じがしました。書くことで自分と向き合う時間ができて、もやもやしていることが整理されて、それ自体がとても楽しかった。だから、京都ライター塾で「書くこと」を本格的に勉強したいなと思いました。

――京都ライター塾が始まるまではどんな気持ちでしたか?

私は、受付締め切りの直前で応募を決めたのですが、書くことに対する「ワクワク感」と「不安な気持ち」の両方の気持ちがありました。
私は書くことを生業にしていなかったので、「こんな私でも大丈夫かな」という不安感がありました。当時は、”商業ライター”や”オウンドメディア”という言葉すら知らなかったので(笑)。課題の内容やボリューム感も受講するまでは分からなかったので、不安でした。


――実際に受講が始まってみると、どうでしたか?

初回の授業で、江角先生や他の受講メンバーとの自己紹介をして、少しずつ緊張がほぐれていきました。既にライターとして活躍されている方や、デザイン系や人事系のお仕事をされている方など、色んな職業の方がいらっしゃいました。
江角先生も講座中は、自分の話やライターの仕事、フリーランスという働き方など、包み隠さず話してくださったので、とても有り難かったです。「ライター」について何も知らない私にとっては、ライターのリアルな世界を垣間見れたのはよかったです。

――毎回の講座中に意識していたことはありましたか?

毎回の講座内容をレポートする課題が出ていたので、私は講座を聞きながら、どのようなレポート記事にするか考えながら聞いていました。

あとは、受講者や先生の顔ですね。オンライン上に写るみんなの顔をよく見ていました。みんなの表情や仕草、うなずく場面です。
当たり前かもしれませんが、同じ内容の講座を聞いていても、それぞれみんなのリアクションが違っていました。
例えば、既にライターとして仕事をされたことがある方は、江角さんの話を聞いて「うんうん、そうだよね」と確認するような頷き方をしている。
一方で、書く仕事をしたことがない人にとっては、「それは初耳!」というリアクションをされていて、みんながどこに反応するかを見るのも興味深かったです。その反応を見ながら、レポート記事のテーマを考えたりもしました。

――自分の過去やこれからのやりたいことを考える、自己分析ワークの時間についてはどうでしたか?

そうですね。みんなとディスカッションすることが楽しかったです。
本講座では「自己分析ノート」を用いながら、2人1組になって、お互いのことを紹介しあう形式で行いました。
2人で話しあうことで、1人で考えているだけでは出てこない自分の一面を知ることができました
例えば、一緒にワークをしていた受講生で「何かを形にしたり、物を作りだすことが好き」という方がいたんです。彼女自身の話を聞くうちに、「あ、それ私にも当てはまるかも」と気づいたり。
比較するからこそ、相手と同じ面、もしくは相手とは違う面が浮き彫りになって、自分という存在が出てくる感じがします。

🔼講座内で使った「自己分析ノート」

あと、受講者が友達でも家族でもない人たちだったことも良かったかもしれません。
お互いが自分のことを知らない人たちだったからこそ、見栄や恥などを捨てて全てを話せたと思います。
家族や友人に自分のことを話すのって少し恥ずかしかったり、「こう思われているから、こう話さなきゃ」って色々と考えたりしてしまって。
そこを考えずに、素直に自分のことを話せる機会があったのは、有り難かったです。


――講座の中で一番面白かったことや良かったことは何ですか?

私は全6回の講座の内で、「企画の立て方」の講座が一番面白かったです。
元々、不動産開発の仕事をしていたこともあり、色んな要素を集めて、それらを組み立てて、ひとつのものにすることが好きだったんです
ターゲットを決めて、マーケット調査して、何が求められているかを考えます。
インタビューの企画内容を考える課題が出たときも、今まで自分がやってきたことと同じように思え、自分が書いてみたい媒体の読者が何を読みたいかについて、時間をかけて思案しました。

いざインタビューをしてみると、インタビュイー(取材を受けた方)の大事な言葉が沢山あり、それらをパズルのピースのように並べていきました。読者にちゃんと伝えるには、どうやってピースをはめていくか。順番を入れ替えてみたり、言葉を変えてみたりと、最終的に全体の構成がハマったときは、とても嬉しかったです。

ただ、私なりに「原稿がうまく書けた!」と思っても、先生からは赤字が沢山入って返ってきました。その赤字には、修正代案も含めて戻してくださったので、とても嬉しかったです。江角先生からお手紙が返ってきたような感じがして。どのように修正したらいいのかが分かると、次に繋がるので本当に有り難かったです。正直、もっと赤字を入れて欲しいって心の中で思っていました(笑)

――逆に、講座の中で難しかったことや、もっとこうして欲しいと思うことはありますか?

そうですね、不満なところは全然ないです。
難しかったことは、毎回の講座レポートをnote記事に書いていたのですが、次第に書くことがわからなくなってきたことです。3時間30分ほどの講座の内容をそのまま羅列するだけではダメですし、とは言え、私の感想ばかりの内容だと面白くない。そのいい塩梅を探すことが講座後半になるにつれて、難しかったです。読者が飽きないようにポイントをつまんで書くように工夫しました。

逆に言うと、京都ライター塾生が書いたnote記事は、受講内容がぎゅっと詰まっているので、講座の内容を知りたい方にとってはおすすめかもしれないですね!

――最後に、京都ライター塾を受講しようかと迷っている方に一言お願いします。

京都ライター塾は「絶対ライターになるんだ!」や「もう既にライターとして活躍しています!」と思っていない方にもおすすめしたいなと思います。

私もそうなのですが、「ライターとして挑戦してみたいけど、何をしたらいいのか分からないという人」に、京都ライター塾を受講してほしいなと思います。ライターのことについて一から教えていただけるだけでなく、江角先生は「書きたい!」と思う方に、とても優しく手を差し伸べてくれることを実感しました。なので、もし不安に思っていらっしゃる方は安心してください。

最終的にはライターにならなかったとしても、ここで学んだライティングのスキルは社会人として仕事をする上でも、必ず大切なスキルとして役立ちます。

今はまだライターでなかったとしても、「書きたい!」と思っている方は、挑戦してみる価値があると思います!




\インタビューを受けてくれたshinshin(シンシン)さんのnoteはこちら/

💠Twittershin_shin



京都ライター塾に興味出てきたかも!という方は
受講メンバーの過去note記事を読んでみてください♪

京都ライター塾の詳細については、
エッセイスト・ライター江角悠子さんの公式ブログより確認いただけます。
(現在、23年7月8日開講の第9期案内中!)


取材・文/なかむらゆき(@nakayuki17

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