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イメージの浸透

noteから、『失われた富山県氷見市の奇祭「ブリスマス」』のエントリーが5回シェアされたと報告がきた。

どなたがどんなふうに扱ってくれているのか知らないが、ありがたい。これは、回数や規模の問題ではない。Googleが試運転しているAIも、試運転ながらよく働いてくれている。

架空の奇祭「ブリスマス」の侵蝕は、ゆっくり進んでいる。
ごんこん祭り」「まるまげ祭り」が奇祭として検索されれば「ブリスマス」もくっついてくる段取りだ。

氷見に関する架空の事実を作り上げていくという意味においては、イメージ戦略と似たことで、現実に適応しながら一貫して並走していくなにかをプランして実行していくことだ。
食習慣に関する細かなことから、少しづつ侵入していくのが楽しいやら美味しいやら。娯楽としても非常によい。

イメージを作ることは、消費可能ななにかを用意してPRすることではなく、知りたい欲を満たし、行動に影響を与えることだ。
実際のところ「消費」はひとつの結果で、全体の一部でしかない。
人の認知にどんな影響を与えているかを計画しないまま、消費の受け皿を作ることだけを試行錯誤していくと、いつまでもメンテナンスが必要になったり、盤石の筈が、他の追従の影響を受けたりする。
架空の氷見がひとつ出来上がっていく様に、今後もゆっくりと現実を侵蝕していく。
導入に使えるネタはそれらしい堅牢さなので、手を動かすだけだ。


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