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バレンタインデーにチョコを手作りしてみた

お菓子づくりの経験なんてほとんどない中年男性が、思いつきでチョコ作りに挑んだ顛末をお楽しみください。

はじめに

ARKでひたすら恐竜捕まえたり、育てたりしてたら1月があっという間に終わっちゃたよ…なんて思ってた2月冒頭。

ふと「そういえば2月ってバレンタインデーあるよな。以前からチョコを手作りしてみたいと思っていたし、ちょうどいいじゃん!」てなことで、人生初のチョコ作りにチャレンジしてみることにしました。

「手作りチョコなんて市販の板チョコを溶かして固めなおすだけで難しくも何ともないじゃん」と思ったそこのアナタ。

わたくしめが今回作ろうとしているチョコは、そのやり方とはちょっと違います。そう、わたくしが以前からやりたいと思っていたチョコ作りとは、カカオ豆の状態からの手作りです!!

なぜそんな血迷った考えを抱いたのかというと、大好きな料理番組の「ザ・シェフ・ショー」のある回がきっかけです。

ある回とはシーズン1のロバートロドリゲス監督が出演する回。監督が番組MCのジョンファヴロー氏とロイチョイ氏に手作りピザやチョコを振る舞っていたの姿があまりにカッコよく、いつかチャレンジしたいなとぼんやり思っていたわけです(ザ・シェフ・ショーは面白いだけでなく学びも多い番組なので、NETFLIX加入者の方はぜひ見てほしいです!)。

カカオからの手作りなんて素人にできるのか?

さて、チョコを一から作ろうと意気込んだはいいものの、実際に可能なのか、とりあえずググってみることに。

結構一般の人がチャレンジしているようで、これならば行けるだろうと思い、そのままカカオ豆探しに移行。

すぐに今回のチョコ作りにちょうどよさげな商品が見つかりました。

Dari Kが販売している「カカオ豆から手作りチョコレート・キット」(税抜き2,000円を今回は利用することにしました!

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いざチョコ作り

注文から2~3日ほどで商品が届いたので、バレンタインデー当日に作ってみることに。

手作りキットに同封されていたのは、カカオ豆とチョコ型、説明書の3つ。

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チョコ作りのためには、これら3つに加えて、すり鉢とすりこぎ、ボウル、フライパン、砂糖30gが必要です。

チョコ作りの手順は説明書に記載されており、まずはカカオ豆を洗います。汚れかどうかはわからないですが、洗うと結構水が色づきます。濁りがある程度なくなるまで洗うとのこと。

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カカオ豆を洗い終わったら、ふきんなどで水気をとり、次はフライパンで焙煎します。目安は弱火で10~20分。少し冷ました後に触ってみて、豆の中がぐにゅぐにゅしているようなら、もう少し焙煎が必要とのこと。

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焙煎の次は皮むき。皮むき自体は簡単なものの、豆が40~50粒あるので手間ががが…。しかも、中身が結構割れやすい…!割れた中身が皮と一緒にゴミ入れに入ってしまうことが何度かありました。

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皮むき前

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皮むき後

皮むきが終了したら、今度は豆を砕く作業です。説明書の写真ではすり鉢とすりこぎを使ってましたが、フードプロセッサーも可だったので、フードプロセッサーに入れて砕きます。

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5分ほどフードプロセッサーにかけて、これ以上細かくなりそうになかったので、すり鉢・すりこぎを使ってさらに細かくしていきます。

ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴ(以下略)。10分ちょいくらい頑張ったところ、もう細かくならなそうだし、飽きてきたのもあって次の工程に移行。

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お次はなんと湯煎!ただの粉を温めたところで…と思いつつも、ボウルにお湯を張り、すり鉢をそこにINしてさらに混ぜます。まぜまぜまぜまぜま(以下略)。最初はまさか~と思っていたもののカカオに少し湿り気が!そのまま混ぜ続けると、粘り気が出てくるではありませんか!?

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変化に驚きつつも、ひたすら混ぜ続けると、もはや元々が粉だったとは思えないドロドロ具合に…!

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ただ混ぜながら芽生える少しの不安。それすなわち、これいつまで混ぜ続ければよいのか問題。わりと1時間近く混ぜ続けていたので、体力的にも気持ち的にもしんどいのが正直なところ。説明書にはサラサラになるとか書いてあるものの、もういっかと思い砂糖30gを投入。最後の仕上げに向けて、またまた混ぜます。

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砂糖を数回に分けて投入。砂糖投入後も湯煎はしっぱなし。

湯煎しながら混ぜ続ければ、もう少しサラッとした状態になりそうな気はするものの、時間もだいぶ遅いので、ここは妥協しチョコを型に流し込みます。

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最後の最後でめちゃくちゃガサツな性分が出るワイ。夜中の3時を回っていたし、きれいに流し込めるほどチョコがサラサラではなかったので、たこ焼き方式で流し込む。

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見た目はひどいですが、とりあえず型は埋まったので、ラップして冷蔵庫に入れて作業終了です。

いざ試食

次の日、冷蔵庫に入れたチョコを見てみると、ちゃんと固まっている模様。型が柔らかいおかげで、意外とすんなり型から出せました。そこそこきれいに外せたものは、わりかし見栄えも悪くないし、匂いもちゃんとチョコ。はてさてお味のほどは…。

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もぐもぐ。うん。くちどけは市販のチョコに比べるとかなり劣るものの、味は悪くない。程よい酸味と控えめな甘さが個人的には良い感じ。これに金を払うかと言われたら、たぶん払わないものの、初めて一から作ったチョコとしては成功と言って良いのではないでしょうか

正直作っていたときは焦げ臭いし、湯煎中にはお湯がチョコに入っちゃうしで、「ああコレあかんやつだ。一口食べてゴミ箱行きかも」なんて思っていたけど、ちゃんと食べれる!ビックリw

仕事中につまめるお菓子ができて大満足の結果です!

終わりに

意外にも成功と言ってよい出来になったカカオ豆からのチョコ作り。しかし、わたくしめが目指すゴールはココではありません。目指すゴールはそう、ロバートロドリゲス監督並みの本格的なチョコです。俺もロイチョイ氏に「fucking good」と褒められたいw

あくまでも今回のチョコ作りは、はじめの一歩であり、これから何度も繰り返して挑戦し、監督のような素晴らしいチョコレートを自作してみると、改めて決意しました。

なので、今後も時間があればチョコ作りに挑戦したいと思います。今回のやり方はたぶんかなり簡易的な作り方だと思うので、またいろいろと調べてみて、試行錯誤してみる予定です。その様子を記事にするかは現状未定ですが、反響があれば記事を書くかもしれません。まあ期待しないで待ってくださいw

もしこの記事を読んで、チョコ作り面白そうと思った方は、大変ですが楽しいのでぜひ挑戦してみてください。

今回使ったDari Kのチョコレートキットは以下リンク先か、楽天で購入できます。

なお今回のチョコ作りにかかった時間は約3時間

出費は、

チョコレートキット…約2,000円

すりこぎ・すり鉢…約500円

フードプロセッサー…約15,000円

計17,500円ほどのでかい出費となりましたw

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