見出し画像

Realityガチャの効率的な回し方を解説&復刻の法則を検証!

Realityでアイテムを効率的に集めるための情報をまとめました。
主にアバターガチャを対象にガチャや課金の仕様を解説し、復刻のタイミングを検証していきます。

推測が多く、非公式の考察になるので、書かれている内容について一切の保証はしません。計算の厳密さについてもご了承ください。

基本的な仕様

割引

まずガチャで重要なのは割引です。新作ガチャはおおむね40%割引30回の割引が設定され、それが0回~6回復活するようになっています。以前は割引がなく、最初から5000コインで10連回していました。

10連の割引率は上記の通り通常40%です。単発の割引率は最大で90%です。
家具ガチャはReality肝入りの新要素でありながら、リリースから早い段階で大きな割引が実施されています。

増量

割引と同様に重要なのはコイン増量キャンペーンです。運営の回し者ではないですが、Reality for Webを利用すると増量率が高く、購入した有料コインに対して40%~70%の無料コインが付与されます。最近コンビニ決済に対応したので利用しやすくなったと思います。

超お得な70%増量は5周年などで実施。
サイバーマンデーは復刻も合わせて注目。

増量キャンペーンは毎日実施されているわけではないので、不意打ちの復刻に備えてコインを溜めておいた方が安心です。

ライブポイントはコインと等価交換(1LP=1C)できますが、増量キャンペーンを使うなら、振込申請→増量キャンペーンの順のほうが交換レートが高いです。

ガチャチケ

アイテムが重複すると1つにつき500AP(アバターポイント)が受け取れます。2500APでガチャチケを1枚、配信中のギフトとして贈ることができますが、自分で消費することはできません。ですのでもし自分で使いたい場合は誰かと交換する必要があります。交換詐欺が横行しているので信頼できる友達と交換しましょう

ガチャチケは割引が残っていても使えますが、トータルでの効率を考えるなら、割引を使い切っても出なかったアイテムを狙う為に使うのが有効です。

ピックアップ

一般的なガチャのピックアップ(特定のアイテムの排出率が高まるキャンペーンガチャ)に当たるのが、「リクエスト」とついているガチャです。実質的な大幅値引きなので、古めの人気ガチャでも行われます。

このように服とカラコンが別々に引けるのでかなりお得。
https://reality.app/notice/page/gde27sy1uj1h

銀確定・金確定

レアアイテムが確定で排出されるガチャが提供されることがあります。特に金確定ガチャはアイテムを集めるための最も有効な手段です。周年キャンペーンや福袋ガチャに金確定がついていることもあったので70%増量も併せて引くとコストが80%程度削減され、かなりお得でした。

確定枠はかなりお得に引ける。クマが降ってくる段階で金に光っている演出は激アツ。

色変更機能

特定の復刻ガチャに排出されたアイテムの色の変更機能がありました。ユーザーに有利すぎるのが理由だと思いますが、数回実施されて以降提供されていません。

福袋・詰め合わせ系ガチャ

複数のガチャの抱き合わせ販売が福袋系ガチャです。
割引があったり金確定などのお得な要素があるのでおすすめ。

福袋ガチャは金確定まではお得。ガチャチケは使用できなかった。

無料ガチャ

キャンペーンで無料ガチャが提供されることがあります。1000万DL記念と1500万DL記念では「まいにち無料10連ガチャ」が提供されました。2024年度中に2000万DL記念も来る可能性があります。必ずしも人気ガチャが対象になるわけではないようなので、既存ユーザーに対するアピールの要素が強いです。年末年始のキャンペーンに無料ガチャが含まれることがあります。こちらはログインボーナス的な目的で実施していると思われます。

https://reality.app/notice/page/VFtHnSwP3dwM
https://reality.app/notice/page/vd39qfv1hb11
https://reality.app/notice/page/cshefbrwgrwq

新作ガチャ

新作は国内デザイナーと海外デザイナー(北米)の2ラインで製作されています。

国内デザイナーガチャ
一カ月あたり2つのペースでリリース
されます。
月初めに国内新作ガチャが出ます。このタイミングで支払い限度額がリセットされるユーザーが多いことが主な理由だと考えられます。

・海外デザイナーガチャ
基本的に国内ガチャと同じサイクルでリリースされているようです。国内デザイナーガチャとデザインの雰囲気が全く異なるので見分けることができます。

海外デザイナーガチャの一例。攻めたデザインが特徴。

復刻

ここからは復刻について解説します。
復刻をうまく活用していくのがいいアバターを作る際に重要となってきます。
Realityはスキンのガチャなので過去ガチャが陳腐化しません。一般的なキャラクターガチャと違い、新キャラの性能が異常に高く設定されているというわけではないからです。
逆に羽やカラコンなど、古いガチャの方がデザイン的に汎用性が高いモチーフが使われていることもあります。

復刻はランダムではなく一定の法則があります。

大復刻キャンペーン

ある期間に多くのガチャがまとめて復刻するのが大復刻(超復刻)です。2022年はエイプリルフールに、2023年は5周年に合わせて実施されました。2021年以前になかったのはガチャの数が少なく、まとめて復刻する必要なかったのだと思います。

https://reality.app/notice/page/awzMmfNFnMdH
https://reality.app/notice/page/8tyvvrgh8bz7

2024年現在はさらにガチャが増えました。通常の復刻ペースで復刻できないガチャをまとめて復刻する可能性は非常に高いです。

また、親会社GREEの決算報告でRealityの四半期決算が黒字化したことが触れられ、話題になりました。
その理由が5周年キャンペーンにあると明記されていたので、この成功体験からも再度大復刻が行われる公算が大きいです。

2024年6月期第1四半期 決算説明会

復刻のタイミング

そのガチャの初リリースの季節で復刻するケースが多いです。(もちろん例外もたくさんあります)
他には、キャンペーンに合わせて復刻する場合があります。

主なキャンペーン実施期間(☆)と季節ものガチャ

1月~3月
 ☆新年
 干支(復刻)/冬休み/おうち系
 ☆バレンタイン
 春/桜/卒業/入学
4月~6月
 ☆エイプリルフール
 イースター
 ☆ゴールデンウィーク
 初夏/梅雨
7月~9月
 七夕/真夏/海/浴衣/水着
 ☆Realityサービス周年
10月~12月
 ハロウィン
 ☆サイバーマンデー
 秋/紅葉/温泉
 ☆クリスマス
 ☆年末年始
 冬/コート系/干支(新作)

キャンペーン期間には複数のガチャがまとめて復刻することがある。

復刻の頻度

復刻は大復刻も含め、1年に0回~4回実施されます。
平均的に2回程度復刻するので安心してください。

ガチャの人気度や初期リリースからの期間によってその回数が変わってくるようですが例外がたくさんあります。
1年間に何回復刻するかで分類してみます。

年0回復刻

コラボガチャは権利の関係で復刻しない可能性があります。
東京リベンジャーズ(2023年)、スヌーピー(2022年)、プリキュア(2023年)の復刻は来る保証がありません。

スヌーピー(2022年)

サンリオコラボは2021年のリリースから2回復刻(2023年1月・2024年2月)しているので、3回目があるかも・・・。どちらにせよ年1回も復刻しないレアなガチャであることには変わりありません。

年1回復刻

2021年以前にリリースされた古めのガチャや色違い復刻ガチャは年1回しか復刻しません。

ヤバT(2020年)

ガチャリリースのスケジュールの中に組み込めなかったものが、大復刻や無料ガチャとしてアウトレット的に提供されているのだと思います。

人気ガチャでも年1回復刻の場合があります。例えば、魔法使いの前夜祭ガチャ(2022年)はRealityガチャ総選挙で8位で、対応家具ガチャもリリースされていますが2023年の復刻回数は1回でした。ハロウィンの時期にほぼ同系統のおばけたちのハロウィンナイトガチャ(2023年)が出ているため、競合や需要の共食いを避けた可能性が高いです。

魔法使いの前夜祭(2022年)

年2回復刻

通常の復刻頻度です。そのうち1回は大復刻に含まれる場合が多いです。
人気ガチャでも2回復刻の場合があるようです。
例えば、百鬼夜行ガチャ(2021年)猫の歌ガチャ(2021年)は総選挙でそれぞれ1位・2位でありながら復刻回数は2回でした。これはリリースから2年が経過し、ある程度普及しているのが理由かもしれません。

年3回復刻

一部のガチャは1年に3回復刻します。
復刻回数と人気は相関関係があると思われます。

2023年の3回復刻ガチャ(リリース年)
・天使と悪魔ガチャ(2020年)
・魅惑のチャイナパーティーガチャ(2020年)
・おやすみルームナイトガチャ(2021年)
・追憶のヴァルキュリアガチャ(2022年)
・武神宿る半妖ガチャ(2022年)
・しゅがーほりっくガチャ(2022年)
・月夜の鏡花水月ガチャ(2022年)
・主僕の鳥籠ガチャ(2022年)

どれも超人気ガチャです。共通するのは季節を選ばない汎用性の高いアイテムがあるというあたりでしょうか。チャイナパーティーはチャイナタウンの登場で今後の復刻は減ると思います。

他にも家具ガチャとの同時復刻で今後の方向性が変わる可能性があります。

年4回復刻

一部の超人気ガチャは4回復刻します。
・Malice in Wonderlandガチャ
30連で貰えるハートエモートが実質的な必須アイテムになっているので、このガチャは初心者に人気です。
しゅがほりもウェルカムガチャで提供されているので、実質4回復刻かもしれません。

Malice in Wonderland(2022年)

体感、Realityのユーザーが平均的に3か月で入れ替わっていると感じます。初心者向けのMaliceが3か月おきに復刻しているのはそれと整合的ですね。

2024年以降の復刻予想

ガチャの数が十分揃ってきたので復刻ペースを一律2回にしてまんべんなく復刻する可能性があります。海外デザイナーガチャの復刻はまだ前例がないので未知数ですが、収益性の観点からも年1回は復刻するでしょう。

提供割合と確率論

ここからは提供割合と確率について解説します。
確率に興味のない方は流し読みでもいいですが、最後の結論だけはご覧ください。

提供割合は必ず確認するようにしましょう。ガチャ画面の下の方から見ることができます。

ガチャなので当然確率によって当たりはずれがあります。
確率は直感的な理解が難しい概念になります。数学や統計の教育を受けていたとしても、提供割合を提示されたところで、正しい判断ができない時があります(モンティホール問題という有名な事例があります)。このような理由から、ガチャは運営側に有利なシステムだということができます。

なぜガチャに沼るのか

ここではなぜ「ガチャに沼るのか」を解説します。
基本的にユーザー個人のお金なので自由に使えばいいと思いますが、より効率的に配分するために、確率特有のバイアスを認識する必要があります。

だれしも次の10連で欲しいアイテムが出るかもしれないという期待を持ってガチャを回していると思います。しかし実際の確率は、思い描いている期待とかけ離れているのでガチャに「沼る」というわけです。

無記憶性

「30連でひとつもあたりが出なかったから、次の10連で出るかもしれない」と考える人は多いかもしれません。しかしガチャそれぞれは独立しており、前回の試行が次の試行に影響を与えることはありません。

確率論ではガチャのように当たりとハズレがあるチャレンジで、当たったら終了するようなものを幾何分布で考えます。それまでの試行が後の試行に影響を与えないことは「幾何分布の無記憶性」として証明されています。

ドーパミンとガチャ

他にもビギナーズラックなどの成功体験が引き金になっている場合もあります。
ガチャが止められなくなるのは、ギャンブル依存症とドーパミンの関係と全く同じです。

快楽物質のドーパミンは報酬自体だけでなく、「報酬が期待される行為」によっても分泌されます。このシステムを認知科学では「報酬系」と呼んでいます。ガチャの場合、ガチャのアイテムを使っているときよりも、ガチャを引く行為そのものに依存性があるということです。せっかく課金して出したアイテムが使われなくなる理由は、このように、手に入れる過程でしか快感を得ていないからです。

実際の確率

以下にRealityのガチャの実際の確率を計算してみたので参考にしてください。
多くの新作ガチャのアイテムは0.29%で提供されているので、そちらで計算していきます。

30連で少なくとも1回金クマが出る確率は、
1-(1-0.035)^30=65%
単純に言うなら、3人でそれぞれ30連行っても、1人は金熊がひとつも出ないということです。
続けてウィッグやセットアップが出る確率も考えてみます。

30連で少なくとも1回ウィッグが出る確率は、
1-(1-0.0145)^30=35%

30連で少なくとも1回セットアップが出る確率は、
1-(1-0.0145)^30=35%

30連で少なくとも1回カラコンが出る確率は、
1-(1-0.0058)^30=16%

30連にかかるコストが9000コイン=約6428円(40%増量)だとするとかなり低確率に設定されていますね。

そして30連で少なくとも1回目的のアイテムが出る確率は、
1-(1-0.0029)^30=8%
笑っちゃうくらい低いですねw

絶対に出ないアイテムがある?

絶対に出ないアイテムがあるという意見があります。
それがなぜか検証してみましょう。
経験則ですがだいたい400連を超えた辺りで追うのをあきらめる人が多いです。ほとんどNewアイテムが出なくなってきて絶望するのが理由です。
では400連回して目的のアイテムが出ない確率を計算してみます。

(1-0.0029)^400=32%

10人が400連を引いた場合、3人は目的のアイテムが出せません。ちなみに400連を超えると副産物としての別色のアイテムが出づらくなります。つまりガチャは追えば追うほどコスパは悪くなります。

以上、確率を理解する必要性でした。

結論:お財布という制約の中での効率的なガチャの回し方

ここまでに解説したガチャの仕様を活用して、効率的なアイテムの集め方を検討していきましょう。

>>割引・増量・復刻
結論から言えば、この三要素を利用することで、同じ資金でも効率的にガチャを引くことができます。当たり前かもしれませんが、とても重要なことです。

究極のアバターを作るために、必ず色狙いをすると仮定します。
すると平均的に1ガチャにつき345回ガチャを回す必要があります。(提供割合0.29%)
なお、単純化のために単発ガチャは500コインで計算します。
それでは一つのアイテムにリアルマネーがいくら必要なのか見ていきましょう。

【復刻を利用せずにガチャを引く場合】

・割引で90回、割引なしで255回引く
・ガチャチケは60枚生成され、全て誰かと交換し自分に使うと仮定

>>125,000コイン
40%増量で購入すれば89,286円
つまり復刻を想定せず特定の色を狙う場合、約9万円かかります

【復刻を利用してガチャを引く場合】

・割引で270回、割引なしで75回引く
・リリース時に90回、復刻1回目で90回、復刻2回目で90回、残りを割引なしで引く
・ガチャチケは60枚生成され、全て誰かと交換し自分に使うと仮定
復刻のうち一度は70%の増量を利用

>>88,500コイン(増量27000コイン+通常61,500)
割引の90回分27000コインは70%増量、ほかを40%増量で購入すれば合計59,811円

つまりこの場合は、約6万円で済みます
ただ、一般的に趣味に使われる金額としては高額だと思います。

以上のように、復刻、増量、割引を駆使すべきだということがわかると思います。同じ資金でも効率的に理想的な色を集められます。金確定ガチャやピックアップガチャが来たらさらにお得になりますが、来るという保証はありません。

逆に、100種類のガチャ×10万円=1000万円を用意できるなら、復刻を活用する必要はありません。
資金が1000万円以下の場合は、復刻を活用した方がいいでしょう。
全ガチャのF型M型両方コンプしているユーザーさんは2400万円使ったと言っていたのでこの推定も妥当な金額ではないでしょうか。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。ガチャを計画的に引きたい人にとっては有用な記事になったと思います!

よかったら個別のガチャについての解説もごらんください。流されて新ガチャを引いてしまい、翌週に本命の復刻ガチャが来た時にコインがなくなっているということが往々にしてあるので、過去ガチャの把握はマストです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?