寝坊と妖怪と置いてけぼり

「……やば。今何時」
やばいよ?
寝坊だよ寝坊。
「あー、終わった……」
おはようございます。
私朝桐篶為と言います。
「篶ちゃん、起きた?」
「起きた?じゃねぇよポンカツ…朝起こせって言ったじゃん……」
「さぁ?なんのことやら」
ふざけんな梟のくせに……。
急いで制服に着替え、バタバタと階段を降りていく。
「ふんっ!」
「は?!今時間止めんの?!」
「なんか問題あるかボケナス!!」
そうです。
私は時間を止めることができるのです。
「今時間止めればゆっくり行っても平気じゃん?」
時間を止めると自分以外のもの全てが止まり色が反転して見えるのです。
なぜかこの梟は動いてるわけですが…。
「おいお前なんつった?」
「あ…」
この梟、心読めるんです。
読めちゃうんです。
………。
「鞄重い肩痛い」
「え?」
「え…」
いや、えって言われても知らないし。
「あれ…学校につかない…。身体無しさんかぁ…嫌だなぁ …」
「お前も同じようなもんだろ」
「違うし。一応人間の血も入ってますから」
言い忘れてました。
私妖怪と人間のハーフですどうもこんばん…
「お前かお前殺す」
元凶見つけましたよ…。
さっさと潰しますか。
「んじゃ梟くん任せた」
梟を元凶に向かってぶん投げる。
んで梟が元凶にぶつかってどっか行く。
「やった私一人じゃんひゃっほい」
別に棒読みじゃないですよ。
疲れただけです。
「うん。行こう」
梟を置いて学校へ向かう私なのであった。
#駄作すいません #夜中テンション #肩痛い

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