見出し画像

愛犬がお空組になってから変化した生活スタイル

16年間ほぼ毎日一緒に過ごした愛犬ブッチ。

時々、プライベートで預ける事はあった。
長い時で1週間。その時は5円玉くらいの奇麗な円形脱毛症になっていた。
それから外泊する時も一緒に連れて行く様になった。

プライベートに制限が出きるのは動物がいれば当たり前のことだ。
あの円形脱毛症をみてから私は反省をした。

愛犬がシニアになってからは、夜遊びしていても、ブッチに会いたくなり途中で帰宅することも増えた。ブッチが心配というより、私がブッチに会いたくなるのだ。残された時間がもったいなく感じるのだ。

家に帰ったら必ずブッチがいる。トイレとお風呂以外は必ず一緒の部屋にいる。

16年間も一人っきりで過ごす時間は、移動、お風呂、トイレしかなかった。
だから土葬での埋葬した日に、部屋で一人で過ごすのは生まれて初めての経験の様な気分になった。

寝る時は必ず腕枕してあげて寝ていた。
右腕がいつもと違う。右腕が重くない。
違和感しか無かった。

最期の2年間は24時間介護だったので全てがブッチのペースで生きていた。
どんなに眠くても起きていたから、寝たい時に寝て、起きたいときに起きる自由を得た。
楽ではあったが、やはり恋しい。

目に見えて変わったのはゴミの量だった。
おむつは結構かさばるので、1日に買い物袋大サイズが3個の量だった。
今は大サイズをいっぱいにするのに1週間くらいかかる。
あと、金銭的な余裕が生まれた。

そして時間に縛られること無い生活が生まれた。
良いことがたくさん増えた。

でも、ブッチ中心の生活でいいし、寝不足でもいいから、ブッチと一緒に暮らした16年間の方が満たされていた。

今はいないことが当たり前になった。やっと慣れた。私は恋しい。でも悲しくはない。
だって魂はあるから。
時々、足元に気配を感じるから。
霊感はないけどちゃんと感じるのだ。

だからさみしくない。
そして私が死んだらまた会えると本気で信じているから。
今は会えるのを楽しみにしている。
それまでは自由に生きると決めている。
ありがとう。ブッチ。
姿を見る力は私にはないけれどまた会いに来てね。
そしていつかお空で会おうね。
大好きだよ♡

この記事が参加している募集

ペットとの暮らし

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?