こんにちは！
透明感のあるニュアンスガールズイラストnakoです❥

今回のテーマはコラボイラストです。
イラストをSNSで発信しているとだんだんとイラスト仲間が増えて、仲間が増えるとコラボしましょ♥という話も出てきたりします。わたしもこれまで何回か絵描きさんとコラボして、そのたびに新しい作品ができることにワクワクさせていただいてきました。

そんなコラボイラストの中でも過去イチ時間がかかったコラボイラストが先月完成しました！まずは出来上がった作品がこちら▼

テーマは【民族衣装】
コラボ相手のmotoeさんが背景、nakoが人物を描かせていただきました。motoeさんはnoteでもインスタでも仲良くしてもらっていて、優しくて繊細なイラストを描かれるイラストレーターさんです。絵から伝わるまんまの素敵な人柄の方で、本当にいつも励ましていただいています…！

motoeさんのInstagramはこちら❥▼

そんな大好きなmotoeさんとのコラボ、なんとしてもいいものを作りたい！ということで着手しはじめたものの、これがすごーく難しかった！
コラボの醍醐味はなんといってもお互いの個性をどう調和させて新しい作品を作り上げるか、だと思うんですが、当時のわたしのイラストだと全然なじまず…motoeさんの繊細さに技術が追い付いていなくて、未熟さばかりが目立っていました。
コラボの話が出たのはちょうど６月頃、前回記事で紹介したビフォアフの２番目のイラストの時期で、当時は比較的ラフさを出した塗り方をしていました。

▼８ヶ月朝活ビフォアフの記事はこちら▼

それももちろんイラストとしてはアリだし、そういう軽さを好む人もきっといると思います。ただ、今回のコラボにはそれはまったくなじまなかった。

じゃあコラボをやめれば、という選択肢ももちろんあったのだけれど、それはしたくなくて。いつも仲良くしてもらっているmotoeさんとのコラボ絶対したい！っていう気持ちもあったし、何より描けないからやめるってどうなの？というか。そこ、乗り越えるべきなんじゃないの？という自分の中の向上心がメラメラ燃え始め、これは成長のチャンス！ということで研究をはじめました。

具体的な課題としては

・背景とイラストをなじませるには
・雑に見えないくらいのラフさを残しつつ、塗りに繊細さを出すには
・緻密な部分の描きこみをどうするか

課題としてはこんなところ。

繊細さか～と考え始めて、一番最初にやってみたのは厚塗りです。厚塗りでとことんリアルなイラストを描いてみよう！というところからやってみました。（我ながら遠回り…)
でも実はこの時はまだ厚塗りをあんまりちゃんとわかってなくて、もっと後になって、厚塗りってこうやるのか…！てなりました笑

▼そのとき描いた、目や人物のイラスト▼

このころから少しずつ【色】というものを意識し始めました。見てわかるそのままの【色】じゃなくてそれを構成する一つ一つの【色】。最初は暗い色なら青や紫、明るい色なら黄色、というところからスタートしました。
そして背景についても研究を開始。ダサく見えない背景、人物となじむ背景、何より自分の絵柄に合った背景ってどんなのだろ～ということを考えながら、建物を描いたり、柄を描いたりしていました。あとは小物類。食べ物やアクセサリーなどをよりリアルに丁寧に、を意識しながら描いていました。
ブラシ研究もしてみましたが、これは結局原点回帰というか、自分の技術不足だな、となったので、まぁ現状把握にはなったかな、というところにとどまりました笑

ただ、そんなことをやっているうちに、いつの間にか、より丁寧に、より緻密である『べき』、が呪いのようにのしかかってきてだんだんしんどくなるように…なぜならもともとわたしは緻密さとはかけ離れたタイプだし、そもそもラフさを求めて描いてきたはず…
そして悩み期に入ってしまって、自分探しの旅へ…←

これも以前のnoteに書いているので詳細は省略します。

そしてそのあと先日のデータ消失によるブラシ研究があり、

そんなこんなあって、今回のコラボイラストはようやっと完成しました！６月に話が立ち上がって、完成が11月…いやー長かった！

今回の記事を見てわかるように、今までのnoteやInstagramの投稿は全部ベースにコラボイラストへの想いがありました。Instagramに投稿しているイラストにはその変遷がすごくわかりやすく出ているので、よければ合わせてみていただけたら嬉しいです✨笑

でもその甲斐あって、いまはだんだんと色も自由に使えるようになってきたし、自分らしさみたいなものも見えてきました。なので、やっぱり挑戦してよかったし、コラボ最高！となったのでした。

motoeさん今回は本当にありがとうございました♥

今回も読んでいただきありがとうございました❥

nako