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なこだよ! コネコビト、うろろん、なんかを書いてます。よろしくね。

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    文学フリマ東京37に参加する方達の記事を集めました。

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2024/1月:金沢旅行後編

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記事

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    金沢・加賀温泉旅行2023年秋(前編)

    金沢・加賀温泉旅行2023年秋(前編)

    +27

    2024年

    去年の記事がこちら。 結論から行くと、無事に引っ越してまた賃貸に住んでるのと、早寝早起きはできていないし見た目はそんなに変わらない。 新居がものすごく良いので2023年はトータル200万点くらいでした。 立退交渉は大成功したけど引っ越しそのものも含めてかなり疲れた。 小説も好きなように書けて、良かった。 2024年は運動を頑張るのと、酒は飲みすぎない、が目標です。フィットボクシング始めたい。

    +7

    文学フリマ東京37ぬいぐるみ部活動記録

    文学フリマ東京37ぬいぐるみ部活動記録

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    コネコとシイナさんの、文学の不在 #文学フリマ 東京37出店告知掌編 #コネコビト

    文学フリマというのは、聞いたことはある。なんでも、いろいろなひとが自分が文学であると信じた何かを作り上げて、紙とかに印刷して、冊子とかにして、売ったり配ったりしているらしい。 行ったことはないけれど、楽しそうだな、とシイナさんは常々思っていました。   卒業した大学の文芸サークル(ただし所属したことは無い)も出ているみたいだし、知り合いの知り合いのウェブライターも出ているらしい。 しぞーかのソエジマさんとか、家にコネコビトが居着いている関係で知り合った人も、何人かいるのは知っ

    コネコとシイナさんの、文学の不在 #文学フリマ 東京37出店告知掌編 #コネコビト

    文学フリマ東京37:ごんぎつね」二次創作小説アンソロジー寄稿のお知らせ(O-08:鰊パイ互助会様で頒布)

    2023/11/11開催の文学フリマ東京37で初売りの「ごんぎつね」二次創作小説アンソロジーに寄稿しております。 なこの書いた作品は「ごん狸」です。 O-08:鰊パイ互助会様で頒布されますので、ぜひタヌキリス舎とあわせてお立ち寄りください。 通販もあるみたいなので、会場に来られない方はこちら。 鰊パイさんのアンソロはいつも猛者揃いですが、今回もそんな予感がします!

    文学フリマ東京37:ごんぎつね」二次創作小説アンソロジー寄稿のお知らせ(O-08:鰊パイ互助会様で頒布)

    #文学フリマ東京 37(2023.11.11開催)に参加します!Q-01:タヌキリス舎 #コネコビト #うろろん

    ごきげんよう。なこです。 表題の通り、また文フリに出ます!やったー スペースはQ-01です。オバQいちばん、と覚えてくださいね! さて、タヌキリス舎の詳細です。 ウェブカタログ、お気に入り登録をあとから見たり印刷したりできるからみんな使ってくれよな。 あと、新刊はあるかわからないというか無さそうな感じだけど、既刊たくさん持って行くし無料配布もペーパーとか用意するからぜひお立ち寄りいただきたいです。 ぬいぐるみたちの記念撮影だけでも歓迎です。

    #文学フリマ東京 37(2023.11.11開催)に参加します!Q-01:タヌキリス舎 #コネコビト #うろろん

    誕生月がはじまったことを寿いで という理由で飲むハイボール #tanka

    誕生月がはじまったことを寿いで という理由で飲むハイボール #tanka

    ぐるっとパスの元を取る4.泉屋博古館東京【企画展】一般1,000円

    ぐるっとパスというのは、2500円で対象の美術館(主に都内)の入場が無料や割引になるという券。利用開始から2ヶ月有効。 今回見に行ったのはこちら。 企画展 楽しい隠遁生活 ―文人たちのマインドフルネス 開催期間 2023.09.02土2023.10.15日 開催場所 泉屋博古館東京(東京・六本木) 一般1,000円 平日の昼間だけどなかなか混み合っておりました。たぶん、近隣のオフィスに勤めてるおじいちゃんが昼休みに年パスで来てるっぽい。 山水画にはまったく疎かったもの

    ぐるっとパスの元を取る4.泉屋博古館東京【企画展】一般1,000円

    コネコとシイナさんとお盆の話6:花火とご先祖様

    慌ただしかった今年のお盆も、今日が送り火だそうです。 「フィナーレにゃ。花火なのにゃ」 コネコが見に行きたいというので、日が暮れるのに合わせて歩いていくことにします。毎年音だけは聞いていたけど、見にいくのは初めて。 「川の向こうで上がるのにゃ」 「コンビニでビール買っていい?」   「シイナさんは、迎え火といえばビール、お祭りでもビール、花火でもビールですにゃあ」 コネコが文句を言うので、レジ横でフランクフルトを買って与えます。歩いているうちに、どーん、どーん、という音が聞こ

    コネコとシイナさんとお盆の話6:花火とご先祖様

    コネコとシイナさんとお盆の話5:むかしと今

    「きうり、帰っちゃったのかにゃ…」 一抹の寂しさを覚えて、コネコはふたたび魚屋のおばあちゃんの家に向かいます。この前と同じように、シャッターの横の細い階段を昇ります。   「コネコちゃん、よく来たねえ」 今日出迎えてくれたのは、生きている方のおばあちゃんです。 「今日はスイカあるわよ」 「にゃにゃ? もうひとりのおばあちゃんはどこにゃ? 帰っちゃったにゃ?」 「まだうちにいるよ」 がらり、と押し入れを開けると、その中は上に続く階段です。 「にゃ?」   この建物は一階が店舗で

    コネコとシイナさんとお盆の話5:むかしと今

    コネコとシイナさんとお盆の話4:空飛ぶ盆踊り

    今夜は盆踊りです。 シイナさんは飛べない胡瓜を懐に入れて、夕涼みがてらふらっと行ってみることにしました。 「コネコ、綿あめ買って欲しいのにゃ」 「あんな原価の安そうなもの」 「原価よりロマンなのにゃ」 会場に近づくにつれ、どんどんという太鼓の音がだんだん大きく聞こえてきます。   ここは町内で一番大きな公園で、夏の間はラジオ体操の会場にも使われています。 真ん中に櫓が組まれ、その周りでちらほら踊る人々、さらにその周りにぐるりと屋台が並びます。 「けっこう沢山来てるにゃ」 「死

    コネコとシイナさんとお盆の話4:空飛ぶ盆踊り

    コネコとシイナさんとお盆の話3:迎え火

    いよいよ今夜は迎え火。朝からコネコはそわそわしています。 「早く帰ってきてにゃ。いっしょに火をつけてほしいのにゃ」 「わかったわかった」 お膳の上に用意されたチャッカマンを遠巻きに見つめて、コネコは日暮れを待ちます。 「どんなきうりが来るのかにゃ…。ずっきーにかもしれないのにゃ…」   あいにくの雨も日が暮れる前には止んで、涼しい風が吹く頃には燃えるように真っ赤な夕焼けでした。 縁側にアルミのお皿を出して、短く折った割り箸を積み重ねて火をつけます。 「風情がないにゃ」 「火が

    コネコとシイナさんとお盆の話3:迎え火