この頃は、同い年や年下に優秀な人間がいることにショックを受けなくなった。代わりに、これまで仰ぎ見ていた先輩の歳が自分に近いと分かったときに受ける衝撃が、よりこちらを愕然とさせるようになった。
今年ももうすぐ終わる。来年は、自分が生まれてから数えても四半世紀になる。