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【イベントレポ】弘中流・純度高く人生を切り拓いていく方法【IWS#1】

2022年11月20日、息子をばあばにお任せして向かったのは東京都日本橋。
私が所属するキャリアスクールの運営会社が主催する、INNOVATIVE WOMAN'S SUMMITというイベントに参加するためだ。

私は左から2番目
ずっと会いたかった受講生友達ともやっと会えた!

万年睡眠不足の私も、そわそわして電車の中で仮眠も取れず、Kindleでの読書も集中できずに捗らなかった。
理由もなく、この日を境に自分のキャリアやこれからの「やりたいこと」についての価値観が変わると確信していたからだ。

そして案の定、その予感は大きく的中した。
今日本で活躍している女性リーダーたちのメッセージに心を撃ち抜かれ、抱えていたもやもやや小さな悩みが一掃されるような衝撃を受けた。

感じたことを言語化するには時間がかかりそうなので、一つひとつ丁寧に振り返ってnoteにまとめていく。
私の感じた感動を、文字を通じて一緒に体験してもらえたらと思う。

まずは、第一部の弘中綾香さんのセッションから。

テレビ画面を越えた、弘中さんのリアル

弘中綾香さんは、言わずと知れたテレビ朝日の超人気アナウンサー。
私もバラエティ番組が大好きなので、お気に入りのテレビ番組で気持ちのいい司会進行されたり、出演者と番組を作られているお姿をいつも拝見していた。

ザ・優等生、才色兼備で高い目標を持ってガンガン突き進む、でも物腰柔らかく、天性の愛されキャラ。
元々抱いていたイメージはまさにこんなところだった。

ただ、対談式のセッションでお話を聞いて行くうちに、テレビ越しには知りうることができなかった弘中さんの素の部分がわかってきた。

会場は写真撮影OKでした
遠くから見ても弘中さんめっちゃ可愛かった……
ファシされているSHEのろこさんも可愛かった……

★弘中さんにも暗黒期は存在する

中学時代が暗黒期だったという弘中さん。
運動が不得意でクラスメイトに馬鹿にされ、自分の取り柄や居場所がわからず悩む日々。
でも、今振り返るとその辛かった頃の経験が糧になり、モチベーションになったという。

そしてこの事実も、著書のエッセイを書きながら丁寧に自分と向き合い、自分を俯瞰(客観視)することで理解が深まったそうだ。
文字に起こすことで自分の感情を視覚的に表すことができ、自分と距離が置けると。

▼弘中さんの著書はこちら

★自己肯定感が高いのではなく、自分に期待しない

自己肯定感というキーワードには、私も日々アンテナを高く張っている実感がある。
自信が持てないのは、常に不安なのは、何かを始める勇気が持てないのは、できなくて凹んでしまうのは、周りと比較して嫉妬の気持ちが湧いてくるのは。
全て自己肯定感が低いからだと思っていた。

でも弘中さんはそうは考えないという。
明石家さんまさんの言葉「生きてるだけで丸儲け」という言葉を引用し、毎日を生きているだけで偉い!そんなハードルの低さで自分に向き合っていると話された。

もうひとつ、「置かれた場所で咲きなさい」「今と自分は変えられるが、過去と他人は変えられない」という言葉も引用し、自分のコントロールの効かない、他人の考えや環境などを無理に変えようとせずに、自分ができる範囲に全力を尽くしていくというポジティブマインドも明かしてくれた。

★「山登りキャリア」より「川下りキャリア」

夢や目標を設定し、強い目的意識を持って自分を高めていこうとする「山登りキャリア」と、流れに身を任せ行き着いたところで全力を尽くす「川下りキャリア」という考え方がある。
弘中さんは2つのうち、「川下りキャリア」タイプだそうだ。

人が「向いている」と言ってくれ、自分を選んでくれたところで頑張る。
「やりたい」「変わりたい」などの野心的な気持ちよりも、自分の幸せなどの価値観を大切にして生きる。
そんな姿勢を「信頼できる船頭さんのところへいく」と弘中さんは表現された。

そして「川下りキャリア」で生きていくポイントとして、人当たりのよさや愛される人柄、そして当たり前のことを当たり前にやって、信頼を積み上げて行くことの大切さを教えてくれた。

また、「弘中さんのような人になりたい」と話す後輩へ伝えたメッセージもとても印象的だった。
誰かのようになったとしてもそれは所詮二番煎じ。むしろ対極の人を目指しなさい。あなたがあなたであることが個性なのだから」と、弘中さんは返事をしたそうだ。
自分の心に正直でい続けようとする弘中さんの人生観が伝わってきた。

★社会人10年目を迎えて今思うこと

新卒から10年間同じ会社で働き続けている弘中さん。
結婚する人、子供を持つ人、家を建てる人、海外へ旅立つ人、異郷の地へ移住する人……
30歳という局面で、SNSを通じてあらゆる情報が容易に入ってくる世界に思うことがあったという。

SNSはリアルじゃない。
作られた世界だ。
テレビ番組のように、制作者の意図で編集されたコンテンツに踊らされなくていい!

時代はいい形で変わってきている。
あれこれと欲張って、いろいろなことを経験し、今はそれぞれの場所で頑張って、50・60代になったらきっと同じところに戻り、過去のことだと笑い合える。
そうやって長期的な視点で今を見つめることで、気に病むことが少なくなったそうだ。

また、10年目にもなると成長実感を得る瞬間も少なくなるという。
しかしその局面を、オリンピックの短距離走に例えてこう話した。

12秒の記録を11秒に縮めるよりも、10秒を9.99秒に縮める方が遥かに難しい。
今は停滞しているように感じても、そのような局面まで来たのだと思って、焦らなくていいと前向きに考える。
物事の見方、考え方をポジティブに変換することで、人生を楽しくする、弘中さんの素敵な生き方をまたひとつ教えていただいた。

柔らかく、たくましく、自分らしく

弘中さんのお話をうかがって、当初抱いていたイメージに対してかなりのギャップを感じた部分と、さらにその深みを目の当たりにした部分とに気付かされた。

弘中さんのようにあらゆる方面で活躍される方は、きっと目的意識が強く、何がなんでも自分の野心を叶えてやる!というある意味ガツガツした感じのパッションを抱えているかと思っていたが、少し違っていた。
与えられた目の前のことに対して、真摯に向き合い信頼を積み上げていく。
自分が本当に幸せに感じることは何かを突き詰め、自分に嘘をつかない生き方を選択していく。
長期的な目線で自分と人生を見つめ、穏やかに軽やかに生きていく。

キャリアについて、がむしゃらに闘っていかなければならないと構えていたけれども、肩の荷がホッと降りるような安心感が胸に宿った。

また、イメージしていた知的な面は、失礼ながら想像以上の方だった。
日々たくさんの方に会い、話を聞き、あらゆる言葉に触れてきた弘中さんだからこそ生み出される言葉がスッと入ってくるようで、こんな人になりたいと強く思った。
(こんな人になりたい、は二番煎じになっちゃうから、こんな側面を取り入れたい、の方が正解かな!)

#IWS 、最初のセッションから学ぶことが多すぎて、すでにメモをとる手が止まらなかった。
拙い記録だが、その場に同席できなかった方もこのnoteでその熱量を味わっていただけたらと思う。
本当に素晴らしかった!!

少しずつ、2部以降のパートも自分の中で消化しながら、文字に起こしていくので、次回をお楽しみに……してくださると嬉しい!

▼セッション直後の私のツイートはこちら




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