2.5次元とバーチャルタレントについて考えてみた


初投稿です。

今までTwitterで時折呟いてましたが、どうしても話がまとまらないので、一度自分の考えを整理するためにnoteを使ってみることにしました。

2.5次元ヲタクだった自分がどうしてVRアイドルにハマったのか

自分は現在「えのぐ」というVRアイドルのヲタクを始めたところなのですが、彼女たちを知るまでは、いわゆる「Vtuber」を含むバーチャルタレントのことを全くと言って良いほど知りませんでした。(知っていても「キズナアイ」の名前くらいで、それ以外は名前すらも知らない状況です)

そんなVRシロウトな自分が、なぜバーチャルな存在にハマってしまったのかを考えてみました。

「キャラ=声優」ではない

少し前までは、いわゆる「2.5次元」のヲタクとして、アニメコンテンツのライブやイベントを好んでました。中の人たる声優さんが、演じるキャラクターの格好で踊ったり歌ったりする時に、キャラクターと声優さんがシンクロして、キャラがまさに目の前にいると感じられると最高です。

でも当たり前なのですが、あるアニメ作品のイベントに声優さんが出演しても、それは数ある役柄、作品のうちの1つでしかなく、その日が終われば、また別の役で別の作品のイベントに出るわけです。

イベントの最後を締める時の「以上、○○役の××でした!」というセリフが今思うとダメだったんだと思います。「今この瞬間は○○だけど、自分は○○ではないんだよ」と宣言されてると勝手に思ってしまうわけですね…

自分の大好きな作品のキャラの声優さんのステージを見た後に、その声優さんが別の作品のキャラで、もっと大きなステージで活躍しているのを見ると少しモヤモヤしました。(基本的に了見の狭い人間です)

「アバターと声優」の一体感

今年のアタマに、10年近く推してた声優ユニットが活動を終了してしまったこともあり、新しく楽しめそうな、何か良さげなアイドルや声優ユニットはいないかなと、youtubeを徘徊してた時に見つけたのがえのぐでした。

VRを全く知らなかった自分は技術的なことに驚きながらも、バーチャル云々よりもアイドルとしてその楽曲やダンスに惹かれて、えのぐのヲタクとなっていきました。

えのぐに出会ってから、VRに興味が出て幾つかのVtuber、バーチャルタレントの動画を見ましたが、自分が惹かれた理由の1つとして考えられるのは、アバター(キャラクター)と声優さんが1対1の関係である(ように見える)ところでした。

メタ的な話はあまりしたくないですが、声優が公表されておらず、あくまでもそのキャラが現実に存在していて、中の人などいないというスタンスが自分にとって非常に心地の良いものでした。

Vtuberを「いつまでの終わりのないアニメ」と表現する方を見かけましたが、自分にとってはまさにこれがピッタリです。

なので、キズナアイの分裂からの騒動などを見ていると、運営サイドとしては中の人を入れ替えることにより、キャラの永続が可能となるシステムの優位性を考えていて、自分は呼ばれざる客なのではと思ったりもあります。

それでも入れ替えありきではないコンテンツもあるでしょうから、それらを応援して推していけたらいいなと思ってます。

最後に、自分に刺さったバーチャルタレントを紹介します。

「えのぐ」はとにかく素敵です。バーチャルとかじゃなくアイドルしてます。アイドルとして間違いなく存在してます。見てるだけでパワーを貰える、そんな少し前のアイドル像を具現化してるアイドルだと思います。

自分は2.5次元のもっと前にはハロプロのヲタクをしていて、元々アイドル好きなので、アイドル志向が強いえのぐがピンポイントで刺さったのだと思います。

「GEMS COMPANY」は12人の大所帯ですが、そのまとまらない感じを楽しんでるのかもしれません。天下のスクエニプロデュースのコンテンツです。楽曲、ダンスどちらも良いです。自分はなにぬ推しです。

「リブドル」は中国発のコンテンツです。声優さんもたぶん中国の方で中国語による配信ですが、日本語字幕もあります。そして、日本向けに声優さんが日本語で喋る生配信もやります!これは驚きました…。ベースとしてアニメのストーリーがあるので入りやすかったです。


3つとも歌ったり踊ったりがメインな辺りは、アイドル的なライブやステージが好きな個人の好みが出てるのだと思います。やってみたとかゲーム実況よりはMVに惹かれる傾向あり。

アイドルもタレントも、今後は、3次元とか2.5次元とかバーチャルとかの垣根がなくなっていくのだろうと、素人ながら思っています。

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