味噌汁?

最近、味噌汁にハマってまして。

いきつけのダーツバーに行くと必ず味噌汁を注文。

先日行った時、以前そこでスタッフをしていた由美ちゃん
(20代)が遊びに来ていたので、冗談で言ってみました。

私「味噌汁作ってや」
由「いいですよ!!」

まさかの二つ返事。

おじさん、20代女性の手料理ってだけで、メロメロ
なんですけどぉ。

萌え萌え・・・もとい、モヤモヤ妄想するうちに味噌汁は完成。

由「のんさん!(私)どうぞ~!」
私「わぁぁぁぃ!」

いかにも美味しそうな味噌汁。まさに飛びつく瞬間。

由「の、のんさん・・・」
私 「ど、どうしたん?」

祈るように胸の前で手を組み、可愛いつぶらな瞳と、
ちょっと不安の混じった笑顔で、何かを訴えるような由美ちゃん。

味が気になるのでしょうか。
この可愛い笑顔、中年男にはコブラの毒並に危険です。

由「あ、あの・・・」
私「う、うん」

・・・

由「お湯に味噌を混ぜたらよかったんですね?」

ダシ入れてないんだぁ。

由「それからね・・・」
私「う、うん・・・」

今度は具が生煮えとかでしょうか。

由「600円です」

やっぱ、お金いるんですね。
でも、定価は200円だったような気が。

由「愛情たっぷり、あふれる愛情税」

税率200%は溢れすぎです。

由「税の400円は個人的に私まで」

うわぁ、タカられてるみたいだぁ。

由「天井はないから、上は何千%でも。。」

私の隣に座ると、私の腕に絡みつきながら、
耳元でささやく由美ちゃん。

私「け、けしからん!おじさんをからかうんじゃない!!」

心でそう叫びつつも、現実は笑顔で財布ごと渡しそうに
なる自分の手を抑えるのが精一杯な春の夜です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?