3つの研究室を見てきた私が思う卒論執筆において重要な3つのこと

 こんにちは。学部4年生の方は卒論執筆終わったぞ~という方と今必死に書いてますという方がいらっしゃる時期かと思います。3年生の方は春までにテーマ決めをしなければと悩んでいる頃でしょうか。

 私は来年春から大学院に進む事になり、そのために自分の所属ゼミのほかに他大学や専門外のゼミに顔を出させていただき、多くの論文生の方を見てきました。これはわたしの卒論の反省文です。今後修士論文を無事書けるようにという戒めを兼ねて、卒論を書いたときに感じた大事なことをまとめておきたいとおもいます。

1.進捗がないときこそゼミに出よ!
 とにかくこれが大事です。たしかに進捗がないとゼミの友人に負い目を感じたり、指導教官から怒られるかもしれません。しかし私が今まであった指導教官の方は口をそろえてこう言います。「論文が書けなくなってゼミに来なくなってしまうのが一番困る。進捗がなくてもゼミに来るなりしてそのことを相談してほしい」
 先生たちも自分のゼミ生をみんな卒業させてあげたいと思っています。どうしても書けなければそのことを相談してほしい、どの指導教官の方もそう思っているはずです。とにかく「進捗が出ない→ゼミに生きづらくなる→もっと書けなくなる…」というループからいち早く脱することが重要です。

2.スランプはインプット不足の証拠
 
どうしても論文が書けないということはあります(ありました)。その時にやるとプラスになりそうなことを3つ挙げておきます。
・自分の研究をしたいことは何かを再確認し、今やっていることがズレていないか確認
・既往研究(先行研究)を十分に読んだか
・気に入った既往研究を見つけたらそこから参考文献をチェックする
以上3点です
自分が論文を書いたときどうしても書けへん…となった理由はなによりも情報量不足でした。とにかく自分の研究の参考になりそうなものは片っ端から目を通しておく、そして自分が今やっていることの方向性は間違っていないかその都度軌道修正することがスランプ脱出の近道だと思います。

3.最後はとにかく健康維持と余裕
 余裕とか言っても論文提出前になるとどんな人でも余裕はなくなります。私も何度も誤字脱字がないか提出の日の大学へ行く電車の中でもチェックをしていました(それでも誤字や改行ミスがありました…)
 余裕がなくなると徹夜をして身体を壊してしまったりこの時期だとインフルエンザにかかってしまうかもしれません。提出の当日に限って電車が遅れて今まで頑張って書き上げた論文が出せなかった…などとなっては本当に最悪です。そういう面でもとにかく睡眠時間の確保といい時間の余裕は大事だと思います。
 それと余裕とは別に必要以上に心配性になることも大切かもしれません。卒論を書いてるとパソコンは壊れます、データを入れていたUSBは無くなります。このくらい割り切って考えた方がいいです。そのためにどうすればいいか。データはUSBに保存するだけでなくgoogle driveなどを使ったり何か所も保存しましょう。卒論を出す日に限って自分の乗っていた電車が事故を起こす、論文を書いていたらパソコンが壊れた、USBどっかに無くした、すべてあり得る話です。心配性なくらいの方がうまくいきます。

自分が卒論を執筆して、今後修士論文等を書くのにあたって自分が得られた反省点などをまとめておきました。わたしの失敗が少しでも役に立つことができたら幸いです。

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