見出し画像

女性専用クリニックで受けた人間ドックは健康ランドのような癒し効果があった

先日、人間ドックを受けました。毎年、健診後はそのまま午後半休をとり、自分へのごほうびにしています。去年までは、あえて上野など普段は行かない所の健診センターで受けて、そのあと浅草や合羽橋などに寄って帰るのも楽しみでした。
今年は、もう少し自宅から行きやすい女性専用のクリニックで受診してみました。

これまで何度も健診は受けていますが、女性専用の病院で受けたのは初めて。
受付の方、検査スタッフ、医師にいたるまで全員女性。もちろん、健診を受けている人も全員女性という、普段はなかなか体験することのない空間です。

待合室でぼーっと待ちながら、ふっと、

あ〜、女性しかいない場所って、なんだかとっても楽〜!!

と思いました。
ここにいるのは全員知らない人ばかりなのに、なぜか安心できる…。
健診を受けながらどこか不安で、自分がとても無防備な存在になったような気もしているのに、なぜか「ここでは何も頑張らなくてもいいんだ〜」と力が抜けたのです。

なんだろう、この気楽さは。
健診って、癒し効果があるのかも…?

そう感じたもうひとつの理由は、検査着です。人間ドックを受けるときは誰もが少し恥ずかしい、あんまり知り合いには会いたくない感じの格好に。
でも、女性しかいない空間では、それがまるで健康ランドにいるような気楽さと安心に変わりました。

昔はむしろ、当時の自分よりかなり年配の「ザ・サラリーマン」男性たちに混じって健診を受けるのがむしろ気楽だと感じていたこともありました。
でも、男性がいることで(検査着は上の下着をつけずに着るので)なんとなく気をつけないとと思ったり、検査後の若干ぼろぼろなところを見られたくないな〜と思ったり。案外、気を張っていたのかもしれません。

年齢を重ねて体に不安な部分も出てきて、どこか心身ともに心細くなることの多くなった今は、もう少しやさしい場所にいたいんだな、と気づきました。

そして、久しぶりに健康ランドに行きたくなりました!