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マスクをしない世界に復帰できるか問題

マスクをして過ごす夏、3回(年)目のある日。
用事があり出かけた電車の中で、ふっと思いました。

コロナ禍はいつかは終わるはず。マスクをしなくていい日もくるはず。
でも、いざその時がやってきたら、ノーマスクで街を歩く覚悟はわたしにあるのだろうか…? と。
さらに思いました。
その覚悟、今のわたしにはないかも…と。

心のどこかで「外出時にマスクを外したくないな」と思うようになった理由、そしてマスクをしているメリットを考えてみました。

・「顔丸出し」ではないことで、なんとなく守られているような気持ちになる
・顔が丸出しではないことで、いつもより社交的になれる気がする(当わたし比)
・食事やお茶の時間を過ごさない限り、基本的に顔をさらさずに人と会えるのってなんだか気楽かも
・ピラティスなど室内で運動するとき「必死なすごい顔」を見せずにすむので、動くことに集中できる
・顔をさらしていないことで、「こんな若い人たちにまみれていてすみません」という気持ちになる場所に少しだけ行きやすくなる(例:渋谷109に娘と行ったときなど)

こうして考えてみると、どうやら、わたしはマスクをしている方が積極的に出かけたりコミュニケーションをとったりできるようです。

今まではメイクをしていない「すっぴん」が「顔が丸出しになってしまう」状態でした。それが今は、マスクなしで外出することが、まるですっぴんで出かけてしまったときのように「顔が心細い」と感じます。

マスクをし続けたことで「顔が丸出しではない状態」にすっかり慣れてしまった自分を改めて自覚しました。コロナ禍初期は、早くマスクを外して人と会えるようになってほしいと思っていたのに…。

今のわたしがマスクを外して外に行くのは、
・朝のゴミ出し(早朝、誰にも会うことなくダッシュで帰ってくる)の数分
・今は夏なので、熱中症対策として最寄駅まで自転車で移動する(同じく朝、ほぼ誰にも会わない)10分くらい
だけです。

でも…いつかはきっと、マスクをしなくても過ごせる日がやってくるはず。
その時は、外せる自分でいたいです。

そのためにまずしておいた方がいいことはきっと、
シミやしわ、ほうれい線のケアを頑張っておくことでも、表情筋を鍛えておくことでもなく…。

今の顔を受け入れ、「(メイクはするものの)顔丸出しで」人と話せる自分でいようという少しの気合いを入れておくこと。そしてマスクを外せるときを目標にすることかもしれない、と思いました。