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最近、気が付くと日が過ぎてしまい日々追われています。

行きたいところややりたいことがたくさんあるのですが、体が追い付いてくれません。効率よく動けばいいのかと言われれば全然そうではなくて。２時間頑張るためには６時間の遊びがいるし、１日働くためには３日の休憩がいります。そして、１日働いた後には３日くらいクールダウンの期間がいります。こう考えると、「効率」とは無縁です。

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今日は、三重県鳥羽市にある江戸川乱歩記念館に行きました。
江戸川乱歩記念館と言いつつ、実際は岩田準一記念館なのでは...？と感じられました。

その帰りにたまたま見つけたリサイクルショップがやばくて。
まず、建物がボロい。そのボロい建物の横で、めちゃくちゃ顔色の悪いおばさん（薬中かと思うくらい）が、しゃがんで煙草を吸っていていました。令和にこんな昭和初期みたいな光景が見れるのかとおもいつつ、絶対にこの人には関わらないでおこうと思い横を通り過ぎたら、なんとそのおばさんが店主でした。
お店の中に入るとどんよりしており、何年も空気が動いてないみたいでした。
何年モノか分からないリカちゃん人形の靴や服、めちゃくちゃ高い備前焼のお茶碗、ブラウン管テレビ、１３年前のヤングジャンプ、衣装、マッチ、鳥籠...。

昭和初期くらいのものが溢れていました。たまらなくなって、ひとりできゃっきゃしていると、店主が「あなたこういう古いものに興味があるの？ちょっと２階も見てみるかい」と案内されました。２階は少し傾いていて、遊郭で使われていた暖簾、煙管、掛け軸、古い資生堂の化粧品、地図、ちゃぶ台、軍のバッチみたいな何か、ふすま、桐だんす、切手などなど、１階とは比べ物にならないくらいの史料が溢れていました。もうここまで来ると、ひとりでは処理しきれないので、後日、近代/近世の専門家を連れてこようと思います。

やばいおばさんがやっているやばい店を見つけられたので今日は少し幸せです。

2020.10.12 まい