大腸がんの話。発覚の日。

2015年5月11日。いつものように出社し朝のミーティングに備えていましたが、何だかお腹がしくしく痛くなっていることに気が付きました。

「さてはお腹を壊したかな?」とトイレに行くも何も出ません。
短い間に痛みが「しくしく痛い」から「ただ事ではない痛み」にレベルアップして行くと同時にお腹が硬くなっていることで緊急性を自覚。

自分は結石持ちなのである程度内臓系の痛みに免疫がありましたが、今まで経験したことのない嫌な痛みです。おまけに所謂「膝が笑う」状態に近くなり始め、このまま我慢しているとおそらく動けなくなるだろうと判る状態に。

その時点でおそらく腸ねん転か腸閉塞に近い状態であろうと判断し上司に最悪緊急手術の可能性もあると報告。幸い会社が提携している病院が徒歩5分の所にありましたからすぐに退社して病院へ向いました。

すぐに着いた病院では症状を説明するとすぐに血液検査。結果はやはり腸閉塞の可能性有り。

緊急手術に対応できる大きな病院への移送が必要となり「救急車を手配しますか?」と聞かれましたが、まだ我慢できる痛みでしたから病院の車で送っていただきました。

自宅から近い大きな総合病院に救急受け入れしていただき即CT撮影。
点滴を打たれて痛みはすぐに治まりましたがドクターから告げられたのは大腸内に大きな腫瘍が有りそれが原因で内容物が詰まった事による腸重積という診断でした。

緊急開腹手術にはならないもののこのまま即入院。現時点から絶飲食。
4~5日で腸全体を綺麗にして手術しますと言われ家族を含めて職場等に連絡を取ることに。

この時点ではまだがん告知されてはいませんでしたが「これは下手すると命に関わるんだろうな」と言う予感がありました。

年齢が50を過ぎたあたりから明らかに体調が悪く、原因はわからないものの「コレはちょっとただ事ではないかもしれない」と思っていたからです。


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