20,02,16。ledzeppelin68~69年。
zeppelinは68年に当時機能停止状態だったThe YardbirdsをJimmy Pageが引き継ぐ形でデビューしました。
最初はnew Yardbirds名義を名乗った事もありましたがすぐにled zeppelinとして活動する事になります。80年にJohn Bonhamの死によって解散するまで活動を続けましたが、そのうちライブ活動を行っていたのは68~73年、75年、77年、79年、80年の各年代(79年はライブ4回だけですが)になります。
全てのライブについて書いたりした日にはいつまでたっても終わりませんし、ただの修羅自慢となって見かけた方にドン引きされてしまいますので、各年代でサラッと自分が実際確認した範囲での雰囲気やお勧めにとどめて書いていこうと思います。
最初は68~69年のライブについてです。
デビューは68年ですが音源として確認できるライブは12月30日のゴンザガ大学公演だけです。68年サレー大学でのデビュー公演とされるDazed and Confused一曲だけががリリースされたことがありましたがのちにフェイクだと判明しました。
ゴンザガ公演は唯一の68年物としての価値はありますがは音質的にはかなり厳しく、とても万人にお勧めできるものではありません。デビュー当初のzepがどんな感じだったかを知る為であれば69年1月5日のwhiskey a gogoでのライブのほうが当時としては高音質なオーディエンス録音(会場のフロアマイクで拾ったと言われています)で収録されていますからおすすめです。
69年のライブの特徴は演奏時間の短さでしょう。
後に毎晩2時間以上のライブを繰り広げる事になるのですが、当時はヘッドライナーとしてのライブも少なめでCD一枚物でもライブ完全収録な物が結構存在します。
演奏内容に関しては各公演共通してインプロ(アドリブ展開による即興)が短めのすっきりした演奏が多く感じます。もっとも後半のヘッドライナーとしての北米ツアーでは演奏時間も長くなり始め、CD2枚組で完全収録物が出てくるようになります。
ライブのイメージとしてはブルース寄りのロック的印象が強く、特に初期のライブでは破天荒というよりは丁寧な演奏が多いので聞く方によっては「もっさり」した印象に感じるかもしれません。
69年という年代を考慮すると意外に「聞ける」音質でライブがきちんと収録されている音源が多いのも特徴で、当時からライブを残しておきたくなるバンドだったことがうかがえます。
最後に自分が個人的に好きな69年音源のyoutubeリンクを。
Zeppelin Bootlegsからの無断転載ですがyoutubeの特性上再生回数を稼ぐお手伝いになると思いますのでたぶん怒られたりはしないでしょう(笑)
序盤のベースアンプトラブルに負けない演奏を高音質で収録したライブで自分的にとても好きな音源です。
https://www.youtube.com/watch?v=ruvwdJjuJEE
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