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20,02,12。led zeppelin①

今でも音楽無しには生活が回らないほど親しんではいるものの、基本的自分が愛好しているのは流行りの洋楽では無くクラシックなロックです。

新しいアーティストの曲が気に入ってその曲を何度も聞くことはあるのですが、そのアーティストの過去の作品をすべて聞くようなハマり方をすることは滅多にありません。

好きになったバンドのバックカタログすべてを聞き込みメンバー全員のインタビューから公式には発表されていないライブ音源まで聞きあさるようになる様なのめりこみ方をするのはled zeppelinにハマった事がきっかけでした。

偉大なロックバンドで有り、いまだに多くの世代のバンドに直接的間接的に多大な影響を与えるバンドですから素人の自分がいまさらよくあるレビューをしようとは思いません。

ドハマりしてギターをコピーするだけでは飽き足らず、ライブ音源収集という冥府魔道の道にまで手を出してしまったハマり者ならではの書き口でこの偉大なバンドについて書いてみようと思います。  

のちにドハマりする事になるものの、初めてzeppelinを聞いた時の印象はさえないモノでした。中学生の頃に当時シングルカットされていた「移民の歌」を聞いたのが出会いでしたが、一緒に聞いた友人との共通した感想は「なんだか単調な曲だねぇ…ギターソロもないし」でした。

その後には「天国への階段」が収録されている4枚目のアルバムを通して聴いたりもするのですが、その印象はやはり「なんだか難しいな…」です。
何しろオープニングがBlack Dogですからアルバムの頭からいきなり中学生のギター小僧には敷居が高すぎです(笑)

そんな玄人向けな印象だったイメージが激変する事になるのが映画「永遠の詩」でした。リアルタイムの視聴では無く当時池袋にあった文芸坐でのリバイバル上映でしたが、初めて動くzepplinのライブ映像を目にした時の衝撃は今でもはっきりと覚えています。

金のたてがみの若獅子を思わせるRobert Plantもカッコよかったのですが、なんといっても低く構えたレスポールにシャープなルックスで軽やかにステップを踏むがごとく演奏するJimmy Pageの姿にとにかく痺れまくりです。

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「zeppelinってやっぱカッコいいんだ!」そう気が付いた時、今まで諸先輩方から耳にしていたzeppelinの数々の伝説(ほとんどデマでしたが)が脳裏に蘇り、強烈な印象に輪をかける事になるのでした。


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