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大腸がんの話。腸よ鼻よ。

基本的に入院&手術の話というと内容はネガティブになりがちです。
手術前から入院中は自由が制限されますし、術後はどうしても苦痛を伴う事が多く、オンタイムで話をSNSにUPするとしたらおそらくほぼ愚痴ばかりになってしまうでしょう。

時間の経過と共に入院中の苦労話がだんだん面白おかしく消化出来る様に変化して行くというのは本人の性格と入院した理由の深刻さのバランスが大きいかとも思います。

自分が大腸がん体験をnoteに書いてみようと思った理由として島袋全優氏の作品「腸よ鼻よ」を読んで感銘&共感を覚えた事がありました。

うら若き乙女でありながら潰瘍性大腸炎という難病指定の病で大腸全摘という大きなリスクを伴う手術を受けるに至った顛末をコミカライズされているのですが(現在も連載中です)大腸の病気という事で同じようなあるあるの多さと笑い所のセンスにシンパシーを覚えて連載初期から大変楽しませていただきました。

めでたく単行本化され現在2巻までが発売中。売れ行きもなかなか好調なようなので本人曰くの取材費(治療に関わる諸経費です)がよりUPすると思われ何よりと思っています。

腸よ鼻よを読んだ事で自分の中でも入院&手術時のエピソードが結構な割合でポジティブで笑い所のある記憶になっている事に気付き、今回VAPEについてに続いて大腸がん体験記としてnoteにUPしてみようという気になりました。

顰蹙を買わぬレベルでポジティブに。興味を持っていただけた方に楽しんでもらえる内容に。もしも同じ大腸がんで闘病している方の目に留まったときには少しでも不安を取り除くお手伝いになるように。

そんな感じで続けていければと思っています。

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