23,06,06。とっても丁寧。
この所夜更かし時にBGMとしてyoutubeにUPされているzeppelinのライブ
音源を聞く事が多くなっています。
かつてのブート音源コレクションはCDRに落として保管してあるのですが、もはや自宅にCDプレイヤーは無く大音量で音楽を聴く事が難しい住宅事情を鑑みれば音楽を聴く環境はヘッドホン使用でのyoutubeやiTunesで十分。
以前にも書いた通り現在zeppelinの発掘音源&映像に関しては完全にyoutubeが主導権を把握しており、新しいブートを求めて西新宿を徘徊していた頃には考えられない程簡単にライブ音源にアクセス出来るようになりました。
昨夜もトータル再生時間2時間以上の77年物のライブ音源を堪能したのですが、古くからブートに接してきたにもかかわらずちょっとびっくりなライブだったのでネタ切れ気味なnoteの材料にもってこいと詳細を書いてみる事に。
おなじみのled zeppelin bootsにUPされている1977/05/30ランドーバー公演最終日のライブで音質&バランス共に高品質なライン音源となっています。
このライブ自体は古くからオーディエンス録音から作られたアナログブート「Destroyer」として(有名なクリーブランド公演の「the Destroyer」とは別物です)知られており自分も聞いたことが有りましたが、アリーナクラスの
会場でのオーディエンス録音という事で冒頭の音質がかなりとんでもなく、あまり集中して聞く気になれない物でした。
UPした音源はランドーバー4公演のライン音源が世に出た際、一番最後に発掘されたものでしたが77年物のライブにあまり好印象を持っていなかった事も有ってじっくり聞き込んだのは昨夜が初めて。
ライブ音源を選ぶ際に参考にさせて頂いているサイトの解説によれば「77年物にしてはjimmyのプレイがとっても丁寧かつ積極的で音質の素晴らしさもあり必聴」との事。
77年のライブにおけるjimmy先生のプレイのアレ具合は熟知しているだけに「本当でござるかぁ?」で聞き始めたのですが、確かに77年物では異例ともいえる丁寧なプレイでびっくりでした。
当時ソビエト大使館の代表と公演を見据えたミーティングを行っており、当会場に招待したとのPeter Grantの発言を読んだ事が有るので珍しくjimmy先生が素面だったのかもしれません(笑)
オフィシャル並みな音質に加え77年にしては本当に珍しいシャキッとした演奏のライブとなっているので興味を持たれた方は聞いてみるのも一興かと思います。…2時間以上に渡り心底楽しめる方はあまりいないとも思いますが。
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