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いかにして僕はLoLにハマっていったか

いつかLeague of Legends(以下、LoL)についての文章を書きたいと思っていた。
noteのお題「#LoLを熱く語る」という企画は良い機会なので便乗させて。

僕は有名配信者でも高レートのプレイヤーでもない、ただの万年シルバーの1サモナーに過ぎない。
なので今シーズンのメタとかチャンプやマクロの解説とか、そういった文章は書けないし、書いても説得力がない。
でも僕とLoLとの出会いから今までのエッセイ風記事は書けるし、大会や配信でLoLに興味を持った人に「LoL面白いよ!」と少しでも届けば嬉しい。

そして2022年5月現在開催されている世界大会、「MSI」を観て一緒に盛り上がってもらえれば嬉しい。

LoLに興味を持った人へ

本当は最後のほうにあったけど、本文を書いていたらやたら長くなったので最初に持ってきた。
ここだけでも読んでもらえれば幸いです。

今回のMSIや配信者カスタムを観てLoLに興味が出た人はぜひインストールして始めてみてほしい。
Discordの初心者サーバーもたくさんあるし、解説動画も毎日出ている。
友達と一緒にせーので始めるのもいいし、「そういえばアイツ、LoLやってたな」って友達に相談してみるのもいい。
一人でもオンラインゲーム平気な人は才能あるから今すぐやろう。

マナーの良い人の割合が増えれば日本サーバー全体のマナーが良くなります。
ランクを回す人が増えればスマーフに当たる確率も低くなり、実力差が少ない試合が増えます。
日本でのLoLの人口が増え、市場への影響力が高まればスポンサーがプロリーグにつきやすくなり、プロシーンの質も上がります。
今、LoL日本サーバーは、ご新規さんを、あなたを、必要としています!

なにより、LoLを楽しむ人が一人でも増えてもらえれば僕は嬉しいのです。

以下はいつものエッセイ風記事。


LoLとの出会い

僕とLoLとの出会いは大学生のころだった。

ゲーセンで稼働しているMOBAをたくさんプレイしたいがお金が厳しいと雑談で話したところ、友人から無料でできるMOBAがあると紹介されたのがきっかけだった。

当時は日本サーバーがなく、NAサーバーでプレイしていたため、pingや言語(と所有PCのスペック)の壁があり、そんなにがっつりとはプレイしていなかった。AI戦やったり、一人カスタムしたり、少し勇気を出してノーマルをやったりくらいだったと記憶している。
うまくプレイできなかったり、よくわからんがたぶん暴言なんだろうなというチャットを見つつも、チャンピオンの見た目やストーリーに惹かれていた。そのころからLoLへの興味の下地は整いつつあったと思う。

そういえば紹介してくれた友人と一緒にプレイしたことはほとんどない気がする。一応、LoLのフレンド欄にはいるが、対戦履歴も見れないくらい前にやらなくなってしまったみたいだ。

LoLとの(一時的な)別れ

なんだかんだ細々とプレイしていたLoLだったが、続けざまに暴言やAFKに遭遇し、精神的に疲れてしまったのか一時期ぱたりと辞めてしまった。
うろ覚えだけれど、テスト期間と重なったり、他のゲームをしていたりしたのもあるかもしれない。が、どのような理由にせよ、LoLにまったく触れない時間が半年くらい続いた。

そんな僕が次にLoLと再会したのはWCSだった。

LoLとの再会

詳しくはググって欲しいが、WCSとはLoLの世界大会のひとつである。
当時もFPSや格ゲーの世界大会はあったが、競技シーンに当時あまり興味がなく、観る環境も無かったためLoLの世界大会もあるんだーくらいにしか初めは思っていなかった。

たまたま、本当に偶然、youtubeに上がっていたWCSのアーカイブを観た結果、その後現在に至るまでLoLをプレイし続けることになった。
それまで僕は、世界大会があるような競技性の高いゲームをあまりプレイしていなかった(RTAまで含めればもしかしたらあったかもしれないけれど)のだが、そんな中でLoLの世界大会であるWCSを観たのである。

自分がプレイしていたゲームで、他のスポーツと同じようにプロとして活動しているプレイヤーが戦っている姿を初めてみた。同じゲームとはいえ、ほぼ初心者だった僕が実際にプレイしていたものと比べるまでもなく、まさしく「競技」だった。

そして、僕をLoLへ復帰させた一番の要因となっているのが、僕が使っていたチャンプ、「レオナ」がピックされていたことだ。自分が使っていたチャンプはこんなに試合を動かし、チームに貢献できるのかと感動したことを今でも覚えている。
その結果、自分も同じようにプレイしたいと思うようになり、WCSが終わった直後に再びサモナーズリフトに降り立ったのである。
「レオナ」はプロシーンでも多くピックされるため、今思えばWCSでピックされていたのはそんなに珍しいことではないのだが、当時は大会を初めて観るくらい知識がなかった結果、勝手に感動し、勝手に復帰し、勝手に現在まで同じタイトルをプレイし続けている。

復帰後はまた細々とではあるがプレイを続けた。
そんな中、満を持して日本サーバーが稼働となり、NAのpingと別れを告げることとなる。プレイしやすい環境になったとはいえ、試験や就活や上京で腰を据えてプレイができなかった時期もあり、さらには暴言やping連打など、過去のトラウマが蘇る行為に遭遇したりして、気が向いたときにプレイがメインになっていった。ランクを回しても1シーズンに50戦もしないこともあったと思う。

そしてこれは言い訳なのだが、僕はそもそもゲームが上手くない上に競技性の高いゲームをプレイしたことがなかったため、攻略の調べ方が分かっておらず、ほとんど実力が伸びなかった。
上達意識もそれほどなく、ただプレイできれば楽しいくらいに思っていた。

そして2度目の転機が訪れることとなる。
一緒にプレイする友人ができたのだ。

LoLで叶ったこと

日本サーバーができ、ゲーム好きに認知され始めたころ、友人から「LoLやってたよね?」と聞かれた。
僕は教えられるほど知識もなかったので、簡単にルールを説明したり、チャンピオンを紹介したり程度しかできなかったが、その友人はゲーム好きもあって自分で情報を調べてLoLを始めてくれたのだった。
そこから時間が合うときに一緒にノーマルをプレイしたり、新チャンプが来るときは性能を予想したり、LoLという共通の話題で盛り上がれる友人となった。

そして「いつか知り合い5人でやってみたいよね」と話すようになった。
LoL自体はハマれば楽しいゲームではあるが、ゲーム内の知識の膨大さやMOBAというあまり日本人になじみのないジャンルから、個人的には僕から誰かを誘うことはしてこなかった。そのため、その友人と一緒にプレイするようになってから今年になるまでフルパでプレイすることはなかったが、今年に入ってから状況が変わった。

周りの友人でLoLに興味のある人が何人か現れ、少しずつ始めてくれたのである。(実は少し前にも友人の一声で共通の友人を誘ってみたことがあったけれど、初心者へのアプローチのノウハウ不足で引き込めなかったことがあったりもした)
そうして念願の5人でのLoLが実現し、更には友人の友人まで巻き込んで5対5もできる環境にまでなった。

WCSを初めて観てLoLに復帰したときからずっと憧れていたものがある。
それは、チームと協力して試合に勝利することだ。
僕はチームスポーツをほとんどやったことがなかった。体育の授業で少し触れる程度で、部活も個人競技だった。互いのミスをカバーしたり、連携で良いアクションを起こしたりするチームスポーツに密かな憧れがあったのかもしれない。
たまたま紹介され、偶然観た世界大会に感動し、少しずつでもプレイし続けたゲームはその憧れが叶うものだった。
もちろん、ソロでプレイしているときもマッチングした味方チームとかみ合った時はこの上ない喜びを感じたし、今もそれが楽しくてプレイし続けている。

LoLでこれからやりたいこと

LoLでやりたいことはまだまだある。
フレックスランク、Clashへの参加、オンライン大会にも参加してみたい。
なによりチームの勝利に貢献できるように少しずつでも上手くなりたい。

ソロランクも勝てば練習の成果を実感できるし、負けても課題が見つかったり学びがあったりと、今シーズンはこれまで以上にLoLを楽しんでいる。
悔しいこともあるけれど、それ以上にLoLができることに楽しさや喜びを感じている。

そして、コミュニティの一員として日本サーバーを盛り上げていきたい。
微々たる力かもしれないけど、今回の「#LoLを熱く語る」のような企画には積極的に参加していきたいと思う。

楽しすぎて他のことが疎かになってしまうこともあるが、ゲームも可能な限りずっと続けていきたい。
日本はマイナー地域でLoL人口も少ないかもしれないけれど、だからと言ってやらない理由にはならないし、ネガキャンする意味も僕には分からない。自分がキューを入れれば十人中一人は埋まるのだから。


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