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日向坂46の次の「目標」は、日向坂46が存在する「目的」次第やないかと思った梅雨(2023/06/20更新)

上記の記事で以下の記事へのレスポンスを頂いて、「目標」について気づいたことがありまして、拙速ですが記事にしました。

「目標」はあくまで「目的」までの通過点である

元々の記事で「次の目標が定まってる感じないよね〜」的なことを書いて、なんで揃わないんだろね〜ということを色々考えたりもしたんですが、レスポンス記事の「目標は終わる」という言及を見て「あ、根本的なことすっ飛ばしてたな」とハッとしました。

それは、「目標」ってのはあくまで「目的」に向かうまでの「道標」なので、「目的」が定まってれば自然に定まる(定めやすい)ということです。
すなわち言い換えると、「目標が定まらないってことは、目的があやふやになっている」可能性が高いということでもあります。

以前に以下の記事で、リーダーとキャプテンの違いを論じる際に、「キャプテンとは、『リーダーの定める目的を達成するため、皆で一致団結して目標をクリアしていけるよう、仲間の一人として皆を結束させる存在』」だと書きました。そしてそれは佐々木久美さんが担っている一方、日向坂チームのリーダーは誰か?というところで、「表現の方向を決める、本質的な主体者である運営側」だとも述べました。

東京ドームについては元々一期生の中で夢の一つだったものを、リーダーである運営側も乗っかって全員の「目標」にしていたと思います。これはこれで良かったんですが、思うのは、「東京ドームという目標だけハッキリしてて、日向坂46が存在する目的はぼんやりしてたかも」ということです。もくしは、「目標 = 目的」としてほぼ同一視していたかもしれません。あるいは、そもそも「目的」自体を探す旅だったとも言えるかもしれません。だから東京ドームという「目標」が過ぎ去ったとき、ぼんやりした目的だけが残って、「あれ、目標ってどうやって決めるんだっけ?」ってなってるのが今の状態な気がします。だから再び、初期のようにメンバーと運営で「目標」を定めたように、日向坂の「目的」、言い換えると「存在意義」を日向坂チームみんなでちゃんと定める時なんかなと思いました。最近はこれを「パーパス」って呼びがちですが意味一緒だと思うんで日本語でいきます。

「目的 = 存在意義」はチームの結束を生む

存在意義は目標を定めやすくするものというよりはむしろ、チーム全員の目線を揃え結束させるものです。
キャプテンの佐々木久美さんはこう言っています。

佐々木久美:あとやっぱり、一緒の目標ってのが大事じゃない?
(中略)
佐々木久美:考え方とか道筋は違っても、同じものがゴールに見えてるっていうのは、チームとして大事な気がする。

日向坂46キャプテン 佐々木久美が語る、後輩との適切な接し方「一緒の目標を持つことが大事」

ここでの「ゴール」とはまさに訳せば「目的」であり、その目的をチーム全員が共通してブレなく見据えていることが大事であると述べています。この記事では目的を存在意義と言い換えていますが、「私達はなぜ存在するんだっけ?」という存在意義を明確にすることによって、その道中の目標がなんであろうとその意義に沿ってさえいれば全員に納得感のある目標になり得るはずです。「5大ドームツアー」であろうが、「国立競技場」であろうが、「全国47都道府県ツアー」であろうが、目標はなんでもいいんです。もっと奥にある存在意義さえ全員で共通していれば、必ずそれに沿った目標に落ち着いているはずです。そして存在意義に沿った目標であれば、チーム全員が一つになって、その目標に邁進するエネルギーも生まれるはずです。

日向坂46の目的 = 存在意義ってなんだろう

じゃあ日向坂46において、その存在意義って何だろう?どう定義するといいんだろう?となってきますが、結論から言うと

「そんなもんファンが考えることじゃない」

で終了です!!お疲れ様でした!!!!

存在意義の一提案

でもそれだと面白くないんで、ただのファンなりに運営の中の人になりきるロープレゲームをして、「こういう方向で考えるといいんじゃないかな〜」というものを挙げるとするとどうなるか。そのために、元の記事でも引用した丹生ちゃんの言葉を再度引用したいと思います。

「一期生のみなさんが作りあげてくださったひらがなけやきに加入して、そして日向坂46としてデビューして4年がたちました。新しい仲間がたくさん増え、その分もお別れもあり、日々変化を感じてます。それでも私は、私たちは絶対に初心を忘れずに、そして感謝の気持ちを忘れずに世界中のみなさんにハッピーオーラを届けたいです。」

日向坂46、初の横浜スタジアム2daysで7万4000人動員。新曲「One choice」を初披露

もし僕が中の人だったとして、チャレンジングなことが許される環境なら、

「世界中のみなさんにハッピーオーラを届ける」

が、日向坂っぽい素敵な存在意義に見えるなぁと思いました。ちょうどよい抽象度で、日向坂に特異的なワードも入ってる。なんかワクワクしません?日本だけじゃなく世界中ですよ?めっちゃ夢が広がりますよね。それに、「世界中にハッピーオーラを届ける」って、丹生ちゃんだけが言ってるわけでもなく、他ならぬ「ハッピーオーラ」でこんな歌詞もあるんですよ。ちょうどいい感じしますよね。

太陽の真下で願う
世界中がしあわせになって欲しい
誰かの愛があればいい
君らしく僕らしく
微笑んで!

https://www.uta-net.com/song/254127/

仮にこれを存在意義として定義すると、以下のように議論が進むと思います。

「じゃあ世界中ってどこのこと?」
「みなさんって、具体的に誰?」
「ハッピーオーラってどんな体験?」
「届けるって、具体的にはどういう方法?」

これを具体化し、「最終状態」が定義されると、そこに至るまでの「目標」もどんどん定まっていくと思うんです。もしこれが初期からの存在意義だったとすると、東京ドームという目標は、

世界中:まぁまずは日本だよね、なんせ滑走路だしね
みなさん:まずは首都圏とか大都市圏とかがいいかな?
ハッピーオーラ:君らしく僕らしく微笑んでほしいよね
届ける:大きいところでライブするのが一番ハッピーオーラ届くっしょ

みたいな感じの実装として定義できるんだと思います。
で、東京ドームが終わったら再び各項目を実装するような目標を立てて、最終的な状態へ近づけていけばいい。というか、一回一回決めるというより、ロードマップ的にずらーっと並べる方が一般的かなと思います。

もちろん、存在意義の定義の仕方は無限にありますし、ファンの方それぞれでいろんな考え方ができます。ロープレしてみると楽しいと思うので、あなたも一度どうですか?

まとめ

グループの目標に統一感が無いのはそもそも目的があやふやなのではないか、そんな目的の定義にはどういう例がありえるか、などを考えてみました。個人的には「ハッピーオーラ」っていう言葉は結構好きですし、楽曲「ハッピーオーラ」も好きなので、ハッピーオーラを軸としたものが日向坂の存在意義として素敵なんじゃないかなと考えています。

みなさんならどう定義するでしょうか?

ざっと書いたので色々雑かもしれません。ご意見・ご感想・疑問点などあればコメントでどしどしお寄せください!

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