作家が宣伝戦略に携わる時代【マンガ原作者の作品宣伝奮闘記#0】

◇初めに。

こんにちは、波摘です。

本日から新しいエッセイシリーズ【マンガ原作者の作品宣伝奮闘記】の連載を開始します。

本格的なエッセイは次の記事から。今回はなぜこのようなシリーズを立ち上げたのかをお話させてください。

最近、僕はずっと考えていました。作品を精一杯形にすること以外にも、作家にできることが何かあるのではないか、と。

――というのも、小説にせよ、マンガにせよ、単行本が売れなければ、その続きを出せないわけです。

そしてそれは、作家にとって非常に、時に、人生を左右するほどに大事な問題。

けれど今まで、その単行本の宣伝・販売に関して、僕はあまり関わってきませんでした。関わることができなかった、という方が正しいかもしれません。

単行本宣伝販売に関して、作家にできることはせいぜいSNSでの発信程度。そう思っていた節もあります。本を売ることは出版社がやるべきこと、という認識も強くありました。

ですが、出版業界はそうも言っていられない時代に突入したようです。

詳しくはこちらの記事をご覧いただきたいのですが、

「良い作品」を作っても、売れないときは売れない。

その事実を突きつけられて、僕の意識は変わりました。
本を売ることは出版社がやるべきだ、なんて言ってる場合ではありません。
自分が動かなければ、事態は好転しないと確信しました。

そして、決めたのです。
僕自身が単行本の宣伝販売戦略に関わることを。

具体的に関わる作品は、現在webで連載中の『獣耳ロリ勇者はえっちな修正に困っている』です。以下、三サイトからご覧いただけます。


事前に担当編集さんと『単行本の宣伝販売戦略』のみを議題にして、1~2時間の打ち合わせを設けました。

そして、わかってきたことがたくさんあります。

編集さん側の事情とか、編集さんたちが決して何もやっていないわけではないこととか、それでも本が売れないこととか。


今回のエッセイシリーズは、宣伝販売戦略については素人の作家が色々なことに首を突っ込んでいく内容です。

結果は、出るかもしれませんし、出ないかもしれません。
でも、何かできることがあるのに何もしないで黙っていることはできません。

自分の専門分野以外に首を突っ込むなんて、奇妙で馬鹿な作家だな、と思って頂いても構いません。そういう視点で読んで頂いても十分楽しめるはずです。

成功したら一緒に喜んで、失敗したら笑ってもらえれば、それでこのエッセイの存在意義は達成されます。

こうやって、宣伝戦略の過程が公開されることはあまりないと思いますので、単純に読み物として楽しんでいってください。


――それでは、一緒に見ていきましょう。

マンガ原作者が作品の宣伝販売戦略に首を突っ込んだ末に起きる様々な出来事を。

そして、その成果は出るのか出ないのか。

単行本が発売されていない現在、その結果は本当に、まだ、誰も知りません。

【#1に続く(下にリンクあります)】

エッセイ更新情報などについては、僕のnoteやTwitterをフォローして確認頂ければと思います!


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【マンガ原作者の作品宣伝奮闘記】

原作担当作品『獣耳ロリ勇者はえっちな修正に困っている』の単行本が出た際、皆さんに買ってもらえるよう、作者が奔走するエッセイ。
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