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米国視察レポ 長期 分散 低コスト運用のDimensional社

ファイナンシャルプランナーの吉岡奈美です。
FP技能士会という独立FPの育成をサポートする団体では、年に一度、米国視察研修をアレンジしています。現地で活躍するFPとの交流や、カンファレンスに参加することで、たくさんの学びを得られることはもちろんのこと、日本でも顧客と利益相反のないFPサービスを提供する!という高い志を持つ人たちと過ごす時間はいつもとてもいい刺激をもらいます。

今回は 2017年の秋に訪れたテキサス州 オースティン にあるファンド運用会社のカンファレンス風景をお届けします。

個人投資家向けの販売を
認定アドバイザー経由に限定する
ディメンショナルファンド

オースティン訪問の一番の目的は、ディメンショナルが開催する登録アドバイザー認定のための初期導入カンファレンスに参加することでした。
このファンドは、個人投資家向けの販売経路にこだわりを持っていて、まずアドバイザー自身が「長期・分散・低コスト」運用の有用性を理解し、顧客に対してもしっかりとした提案ができて、さらに継続的なフォローも行える独立系アドバイザー経由でしか販売させないのです。

独自の低コスト戦略で台頭するディメンショナル
(野村資本市場研究所)
http://www.nicmr.com/nicmr/report/repo/2011/2011sum13.pdf

ディメンショナルの運用方針等については、上記のレポートに詳しく載っていますのでご興味のある方は読んでみてくださいね。

カンファレンス会場の様子

キレイな日の出を見ながら、オースティン郊外にあるディメンショナル本社までハイウェイを移動します。朝8時から始まるので 暗いうちに市内のホテルを出発しなければ間に合いません。

会場に着いてから美味しい朝食を頂きます。

カンファレンス会場内は冷房がきつくて とにかく寒い。現地のFPさんは「これがナチュラルだ」とおっしゃってましたが、丸2日間凍えっぱなしでした。あまりの寒さに...

常にたっぷり用意されている美味しいコーヒーや、

種類も豊富な紅茶やハーブティーをおかわりしながら身体を温めます。

カンファレンスの合間の休憩時間にもクッキーや果物などの軽食が用意されていて至れり尽くせりです。

ディメンショナルのこだわり

セールス中心ではなく顧客中心モデルへ。ディメンショナルがアドバイザーを教育し、アドバイザーが顧客へ伝えることで、マーケット環境に一喜一憂せずに長期運用を実現することができます。

ディメンショナルファンド運用哲学の基となる3ファクターモデル提唱者のおひとり、シカゴ大学のユジーン・ファーマ教授もオンラインで登場です。

カンファレンスは全て英語で行われ 同時通訳もないので、常に集中して脳みそをフル回転させなくてはいけないので正直とっても疲れます。ですが、スピーカーの皆さん どなたもお話がとてもうまい(TED見てるみたい)ですし、図解も多く、内容も基礎的なポートフォリオ理論などだったので なんとか理解することができました。

米国視察で様々なオフィスを訪れるたびに、その整ったオフィス環境に感動します。次はディメンショナル本社 敷地内の様子をnoteしたいと思います。


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ほったらかさない継続したサービスで、これから資産運用を始めたい!という方にも、投資の基礎からしっかりとお伝えし、無理なくリスクをおさえた長期投資を一緒にサポート致します。ご興味ある方は、ぜひこちらのnoteもご覧ください。


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